断捨離 私らしい生き方のすすめ の商品レビュー

やましたひでこ【序文】,川畑のぶこ【著】

2013/09/29

一時流行った断・捨・離。
心理学者の見地から、片付けられないヒトの思考回路を書いている。
不要なものに囲まれていると、知らずにストレスとなり心、ひいては健康をも害するという考え方には賛成。

夢を壊すようで申し訳ないが、シンプルライフを長年実戦してるけど、金運がついたことも、白馬の王子が現れたことも、ない。
ただ、確かに心身ともに健康だけど。

モノを捨てられない人は、一度読んでみては？

2013/03/04

本の要約・5行ですると…

①断捨離とは、今の自分にとって必要・適切・快適か？という視点でモノを選択すること。
②執着心は誰でも持っているが、それは自由を奪うことにつながる。
③【捨てる】ことは、自らが抱えている問題を浮き彫りにしてくれる。
④断捨離をする事でモノと向き合い、自分にとって不要・不適・不快なモノを取り除いていくにつれ、自分が欲していること、何が満たされていないからストレスになっているのかが分かり、自分が人生に何を求めているのかが明確になる。
⑤まずは自分から。真に大切なもの、本当に必要なモノを知る為に断捨離はある。

感想

読みやすくて分かりやすい。あっという間に読み終わる本。

自分自身、モノを手放す時に迷ったら、この言葉を自分に問いかけたい。

私の望む人生に【それ】は必要なものですか？【それ】があることであなたに豊かさをもたらすものですか？と。

片付け関連の本を読んでいて気付いたのが、頂きものやもらいもの、お下がりなどは、【自分で選んだものではない】モノが多く、大抵は気に入らないことが多いという事。

自分で選んだものでも使わない事があるのに、まして自分以外の人が選んだものなら、気に入ったモノであるとは言い難い。

これに気付いてからは、人からのもらいものを処分しやすくなった。

2013/01/12

過去に「捨てる！技術」やこんまりさんの「人生がときめく片付けの魔法」など色んな本を読んでもあまりピンとこなかったが、この本を読んで自分の心理的な要因を深く掘り下げて理解した気がする。

2012/09/13

今さらよんでみたけど、なかなかおもしろかった。

ものを捨てることを最近ようやくできるようになってきた。
最近死への準備を始めている。
三十代半ばでまだ早いと笑われるが、死を意識するようになると１日を大切にするようになる。

おそかれはやかれ死ぬのだから、負の遺産は残さずにいたい。

2012/08/22

自分の荷物を考えると、
1 お友達からいただいたもの
2 英語や心理学、気象関係の取得しよう！とした本
3 とっておいたら、いつか使うかもしれないもの
が、ほとんどをしめていることが判明。

お友達からいただいたもののうち、それを見て、その当時を思い出して辛くなることもある。
だったら、断捨離しちゃえばよいんだ！って、今更ながら気がついた。
自分のできるところから断捨離していこう。

2012/08/10

断捨離（ダンシャリ）という言葉のブームから、一定期間が経ってから読みました。
必要なモノを絞り込み、捨て、溜め込まないというシンプルライフを送ることが人を幸せにする。物質中心の考え方を改めて生きる姿勢。

納得できたけど、ときめかなかった一冊でした。

2012/07/12

自分が何をすべきかは本能的に分かっていたので、集中的に断捨離を終えた後に読みました。
既に断捨離した後だったので、ああこれはこういう意味があったのかと振り返る為に読むのにはとても良かったです。

ちなみに著者は断捨離後、生涯の伴侶を得たと書いてありましたが、私も断捨離後に偶然にもダンシャリアンの彼に出会いました。この人と結婚するなって直感で分かるくらい、自分の感性が研ぎ澄まされた感じです。

2012/04/11

「断捨離」に興味があったので読んでみました。が、この本は断捨離そのものの説明というより、「断捨離」の心理学的考察という感じ。ざっくりいえば、よりよいモノづきあいのための心理学、そして巻末には認知行動療法的提案が。

いまちょうど「認知行動療法」を学んでいるわたしにとっては、とてもタイムリーな読書で、モノづきあいについてだとこういう風に展開するのかと、すんなり頭にはいってきましたが、そうじゃない人にとってはあまりに心理学的な部分にとまどうことがあるかも。

また、具体的に、遺品、大量のお土産物などで、処分に困っている（＝片付けたくてたまらないのに片付けられない）人は、部分的に読むだけでも自分の心に優しく、かつ、納得の解決法が見つかるかもしれません。

2012/03/22

断捨離自体ではなく、断捨離をするに当たっての心構えや考え方の転換の仕方、また、断捨離をした結果、心情や考え方の変化を説明、心の断捨離について解説している。断捨離は部屋が片付くだけじゃなくて、こんなに素晴らしいんだよ！っていう本。まず、部屋を片付けたい僕としては、期待はずれな一冊となった。

2017/01/31

初めて読んだ断捨離の本。
ただ片付けなさいと言っているのではなくて、心理療法家が心理面から詳しく説いているのが良い。

ヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」を片づけに落とし込んだもの。