いっちばん の商品レビュー
若だんなの周囲の脇役達が光る話が多かった。 気に入ったのは栄吉のエピソード。 自分の才能に悩み、将来を考えて菓子作りを諦めようと決心するも、最後は吹っ切れて自分を信じる道を突っ切ると決めた栄吉。 現代の若者と変わらないよなぁと、私も頑張ろうと思えた。
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毎度、鳴家がかわいくてたまりません。 相変わらず病弱な若だんなも気づけば春画が必要な(と、猫又や屏風のぞきが主張する)お年頃。 栄吉のお話が良かった。しかしなんでそんなに下手なんだ。 お雛ちゃんがピシっと背筋一本通った大人の女性になってて驚き。 天狗さんも狛犬さんも狐さんも仲...
毎度、鳴家がかわいくてたまりません。 相変わらず病弱な若だんなも気づけば春画が必要な(と、猫又や屏風のぞきが主張する)お年頃。 栄吉のお話が良かった。しかしなんでそんなに下手なんだ。 お雛ちゃんがピシっと背筋一本通った大人の女性になってて驚き。 天狗さんも狛犬さんも狐さんも仲良うしなはれ。
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わたしのお気に入りのお雛ちゃんが、いっぽどころか、何歩も前進する本作。 そして栄吉にも、ようやく欲しかった前向きな評価が。 しゃばけシリーズは、真面目に、誠実に生きている人(存在)が救われる、真っ直ぐな信念が基盤にあるから、安心してその世界に浸ることができる。 現実社会も、そう...
わたしのお気に入りのお雛ちゃんが、いっぽどころか、何歩も前進する本作。 そして栄吉にも、ようやく欲しかった前向きな評価が。 しゃばけシリーズは、真面目に、誠実に生きている人(存在)が救われる、真っ直ぐな信念が基盤にあるから、安心してその世界に浸ることができる。 現実社会も、そうであって欲しいと願ってしまう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『いっちばん』 いろんな別れのため落ち込む一太郎を励ますために一太郎の喜ぶものを探す妖たち。スリを追う親分に協力する一太郎。お菓子を買いに出かけた仁吉と家鳴。春画をもらいに出た屏風のぞき。春画から飛び出した男女の追跡。廃寺で見つけた財布を犬に盗まれた鈴彦姫。すりの一味が財布を受け渡す手口の秘密。 『いっぷく』 ライバル店出現。3店舗での商品比べ。ライバル店の番頭・七之助に妙な懐かしさを感じる一太郎。七之助に捕まってしまった家鳴。商品比べの勝負の情報を流してくれる七之助。商品比べの結果。冬吉との再会。 『天狗の使い魔』 友人だった人間を失った天狗・六鬼坊。友人の使い魔・黄唐と会うために狐たちに頼み込断られる。皮衣の孫一太郎を誘拐し黄唐と合わせるように脅迫する六鬼坊。一太郎との夜中の勝負中に割り込んできた狛犬。自分の聖地に割り込んできた狐たちを追い払うために一太郎の誘拐をたくらむ。盗まれた天狗の団扇。団扇を取り戻すために協力する六鬼坊と狐たち。狛犬との和解。 『餡子は甘いか』 修業中の栄吉。忍び込んだ砂糖泥棒・八助が兄弟弟子になる。泥棒の友人・彦丸とお嬢様の関係。突然の大量注文の人出にかりだされた栄吉。久々に菓子作りに専念するが・・・。戻ってきた菓子職人・忠次。菓子作りの作業からはじされた栄吉。菓子作りをやめようと考えるが・・・。八助に頼まれた買い物に不審を抱いた栄吉。引き返し倉で見た物は? 『ひなのちよがみ』 火事のために経済危機になった店を救うためアイディアを出したお雛。化粧を落としたお雛に集まる男。千代紙で作った袋の販売のため紙問屋に通うお雛。お雛に恋した紙問屋の次男・秀次郎。許婚・長三郎の嫉妬。紙問屋に行かなくなったお雛に対する報復。お雛に求婚した秀次郎。お店の危機に行動できるか試される長三郎。
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意外と早かった冬吉くんとの再開やその後のお雛ちゃんの話が出てきて楽しい。今回は若旦那の洞察力でも計れない事が出てきて面白い。 解説がわりの巻末対談がすごく豪華で楽しいです。
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若だんな具合の悪いシーンも多かった今回、、。家鳴も栄吉のとこでお菓子食べたり笑ったり、妖たちがかわいい♪
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しゃばけシリーズ第7 三途の川で出会った冬吉との再開や修行に出た栄吉のその後、白塗りのお雛ちゃんが薄化粧になった…などなど前作までに出てきたお話の続きが読めて面白かった。 更にそれぞれのキャラクターの新しい部分を見せてもらって、いろいろあっても皆頑張ってるなぁと思った。 読んで...
しゃばけシリーズ第7 三途の川で出会った冬吉との再開や修行に出た栄吉のその後、白塗りのお雛ちゃんが薄化粧になった…などなど前作までに出てきたお話の続きが読めて面白かった。 更にそれぞれのキャラクターの新しい部分を見せてもらって、いろいろあっても皆頑張ってるなぁと思った。 読んでいて前向きになれる。
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シリーズものだが、 シリーズが進む程 文章のまとまりが悪く、 読み辛くなっている。 明らかに小説としては愚作で、 キャラクター作品の感が強い。 他の人が言うように、 登場人物等の構成は良いのだが、 いかんせん文章が拙い。
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若だんなや栄吉はじめ、みんな各々ままならない現状に苦しみつつも立ち向かっている、そんな巻。 いつも通り面白かったです\(^o^)/
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「しゃばけ」シリーズの第7弾! 文庫本が発売されると、買って読み続けている大好きなシリーズ。 今回も、”あったかふんわり&ちょっぴりミステリー”の 「しゃばけ」ワールド健在。 次作が文庫化されたら、また買っちゃうと思います。
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