伯爵と妖精 愛の輝石を忘れないで の商品レビュー
つつついにー! 解放されてしまったー 疑わない話はとてもよかった エドガーは汚れ役ばかりだなあ モノローグばっかりなのはなんか疲れるけど、そして宝石がたくさん出てきて混乱するけど、なんとかついていっている
Posted by
シリーズ第23巻。エドガーとリディアが別行動をしていても回想シーンを上手く使っていて、あまり読み手も寂しくなりませんでした。次回が気になる!
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
表紙がキラキラしすぎていなければ★5つ……というのが結構な本音。 ラスト、エドガーがプリンスを解放するシーンがやるせなくてせつない。 後の巻を読み進めていると、まだエドガーがエドガーだけだったときのモノローグを思い出してせつなくなっちゃう。 リディアたちの乗る船を逃がすシーン。 早く、リディア。 テランが追いつけないように。 急いで、リディア。 僕が追いつけないように。
Posted by
どんどんコメディ要素が減っていくなか、ニコとレイヴンは大切な要員になってきましたね。 まあきっと最後はみんなハッピーになるんだろうな。ユリシスあたりも、改心して仲間になるか、悲劇的な最期を迎えて万々歳の終わり方なんだろうな。 なんてことは感じるわけですが、現時点ではどうやってその...
どんどんコメディ要素が減っていくなか、ニコとレイヴンは大切な要員になってきましたね。 まあきっと最後はみんなハッピーになるんだろうな。ユリシスあたりも、改心して仲間になるか、悲劇的な最期を迎えて万々歳の終わり方なんだろうな。 なんてことは感じるわけですが、現時点ではどうやってその着地点に向かっているのか分からないわけで。そういう意味ではどきどきしました。 ただ、このシリーズの読者としては言ってはいけないことなのかもしれないのですが、エドガーとリディアが夫婦になってから、少し物足りなく感じてしまいます。 プレイボーイなエドガーの本気の口説きに落ちないリディアが好きだったのかもしれません。 なので、本当は感動的なはずのあのシーンも、うーん……。さらりと流してしまいそうになりました。それよりも、アーミンとケルピーの間柄の方がよほど心打つものがある気が……。 ああ、こんな私はこのシリーズの読者失格かもしれませんね。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
リディアはエドガーの欠けた伯爵家の仲間と共に妖精国へ 一方エドガーは組織を内側から壊すために、そしてプリンスを打ち消すために、単身組織に潜り込むだけでなく、最後には遂にプリンスの記憶に手を出してしまう 離れてしまっても繋がってる二人が、信じ合ってる姿が素敵 エドリディが離れてしまう前と後の話が交錯してるんだけど、それがまた二つの差を引き立てて、読んでて切ないような苦しいような あと、子犬の話は微笑ましいけど、組織の中で、その記憶と子犬を拠り所にしてるエドガーが切ない! でもリディアとの思い出をより確かなものにするものとしては大事だったよね 組織の中に居ると悪の力も強まって、精神的疲労が大きいだろうし で、エドリディが大変な一方で、ポールとロタが少しずつ近づいてる気がする ロタはまだ自覚してないみたいだけど、ポールは自覚したね 二人もまた幸せになれるといい ケルピーとアーミンもまた、恋とは違うけど、別の形で、惹かれ合ってるとまでは言えないけど、支え合ってるとも違うけど、近づいてるね この二人もどうなるのかな あと、最後のレイブン、ニコが肩に乗って、しっぽを首に巻き付けられて、嬉しそうなのがなんともいえない これからもっと大変になるだろうから、小さな幸せがより一層大事になるのかな
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読んだつもりになってましたが、その前で止まっていましたねw プリンスの組織を内部から壊滅させるため、エドガーは単身組織へ。リディアは彼のいない伯爵家を取り仕切り、残った仲間と共にエドガーを探しつつ、妖精国を目指します。互いが離れても、必ず気持ちが通じ合っていると、信じている姿が描かれます。 エドガー、本当に人間的になりましたね。虚無的だったところがずいぶん変わったと思います。 組織も黙っているわけではなく、前の巻で、ナックラヴィーを放ったテランはリディアを狙って、彼女たちが船に刺客とも言うべき妖精を送り込み、リディア達が仲間割れして殺し合うよう罠をはります。 一方ユリシスもエドガーと接触して張り合っているテランを排除しようと目論むのですが…。 リディアが伯爵夫人としてみんなの精神的な支柱になっているのが彼女の成長を感じさせます。 クライマックス、船上で再会したエドガーとの場面では、思わずホッとするほど幸せそうな様子が。事態は緊迫しているにもかかわらず嬉しくなっちゃいます。 レイヴンにはケリー ロタとポール そしてアーミンにはケルピー。それぞれに恋の気配があっていい感じ。 切迫した状態の中でも、リディアの回りはどこか明るさがあって穏やかな風が吹いているよう。早く妖精国が見つかるといいね。
Posted by
文庫は旅行用、と取っておいた挙句、一年も放置してしまった…。 物語もいよいよ佳境です。 ブリンスを装い、組織に身を投じたエドガーとは、もうある程度の決着がつかないと会えないんじゃないかと思っていただけに、ちょっと驚きの展開。 それぞれの恋の行く末も、何となく見えてきた感じですが...
文庫は旅行用、と取っておいた挙句、一年も放置してしまった…。 物語もいよいよ佳境です。 ブリンスを装い、組織に身を投じたエドガーとは、もうある程度の決着がつかないと会えないんじゃないかと思っていただけに、ちょっと驚きの展開。 それぞれの恋の行く末も、何となく見えてきた感じですが、徐々にアイテム(アイテムゆーな)も増えてきたことですし、ラストへ向かっているな、と感じました。 仔犬のエピソードは心温まりましたね。 それを拠り所にするエドガーが切ない。 それだけに、余計に仔犬の存在が引き立っていますが。 最後の最後に、プリンスとの戦いに臨むエドガー。 これ以上まだ苦しい展開が、と思うと結構しんどいわ…。 そんな主人公夫妻の苦難とは別に、ポールとロタがいい雰囲気。 ポールはもう自覚しているんですねえ。 ロタは無自覚なようだけど。 レイヴンとニコとケリーのトリオも可愛いです。 今のニコには、本当にレイヴンはなくてはならない存在。 そんな人に彼がなったと知ったら、エドカーは本当に喜ぶだろうな。 勿論アーミンも。
Posted by
読み終わったのいつか忘れたくらいいろいろ多忙でした…… プリンスのふりをして組織に乗り込んだエドガー、エドガーにかわって伯爵家をまとめる立場に立ったリディア。いよいよ妖精国に向けて出発! しかしブーヴァンシーの魔の手により、みんなが疑心暗鬼に陥ってしまい…… エドガーとリディア...
読み終わったのいつか忘れたくらいいろいろ多忙でした…… プリンスのふりをして組織に乗り込んだエドガー、エドガーにかわって伯爵家をまとめる立場に立ったリディア。いよいよ妖精国に向けて出発! しかしブーヴァンシーの魔の手により、みんなが疑心暗鬼に陥ってしまい…… エドガーとリディアだけじゃなくてポールとロタ、レイヴンとケリー、ケルピーとアーミンの仲にもニヤニヤ出来るけれどかなり危険な状況だった今回。夫妻も一度は会えて何とか危機を乗り切ったけど結局エドガーは組織から離れられない状況だし、いま続きを読んでるんですがうおおおおえどがあああな感じですね……頼むからちょーシリーズの第二部みたいな終わりにはならないで欲しい……ハッピーエンドになってくれ! それを信じてるから買い続けてるんだぞ! 頼む!!! ……ところでフランシスは結局何者なんだ。何となくわかってきてるけど。 はくよーは人にも依るだろうけど出逢いから婚約までが第一期、婚約から結婚式までが第二期、新婚旅行から現在までが第三期で、第一期が長くてあんまり面白いってわけじゃないんだよなー……婚約してからが面白いんですよ。という私感。
Posted by
“「あなた、リディアさんについていなくていいの?エドガーさまが姿を消して、きっとつらい思いをしているわよ」 「伯爵のことは、俺ではなぐさめられないんだ。いや、ほかの誰も、リディアにとっての伯爵の代わりにはなれない」 「……そうね」 エーミンにもそれは、痛いほどわかる。エドガーは、...
“「あなた、リディアさんについていなくていいの?エドガーさまが姿を消して、きっとつらい思いをしているわよ」 「伯爵のことは、俺ではなぐさめられないんだ。いや、ほかの誰も、リディアにとっての伯爵の代わりにはなれない」 「……そうね」 エーミンにもそれは、痛いほどわかる。エドガーは、リディアに出会って救われた。彼女への想いは、復讐よりも幸せに生きるための希望を彼に与えた。 エドガーの身近にいて、彼をいちばん知っていたはずのアーミンではなく、彼がつきあってきた多数の女性でもなく、本当に彼が望んでいたものを与えることができたのはリディアだけだった。 「リディアはこれから妖精国<イブラゼル>へ向かうことになるんだろ。善き妖精<シーリーコート>の国へ行くのに俺がいるのは不都合だろうし、だからこっちへ来てみたわけだ」 「エドガーさまを見張るつもり?」 海のほうを見たまま、ケルピーは片方の眉を上げる。 「伯爵がプリンスなら、近づくのはごめんだな。俺は支配なんてされたくない。それに……」 言葉を切って、ふと隣にいるのが誰だか気づいたようにこちらを見る。 「リディアのまわりには仲間がいっぱいいるが、おまえはひとりだ」 本当に変わり者の水棲馬だ。アーミンはその黒真珠の瞳から目が離せなかった。” フランシスの件はなんかあっさりと明かされたせいか驚きは小さかった。 エドガーがどうなってしまうのか気になる。 プリンスに、呑まれることはないだろうけど。 “「やあリディア、なかなかいい船じゃないか」 フランシスが帆の間から顔を出す。真っ白な帆はすでに広げられているが、今はまだ風だそこを避けていくのか、船は地面に根が生えたように動かなかった。 そもそも、船は地面の上を動くものではないが、妖精の船だからきっと動くときは動くのだろう。 「ええ、すてきだわ」 エドガーにも見てほしかった。そう思うけれど、今は仕方がない。いつかきっと、二人で妖精国へ行ける日が来るはずだから。 「ポールのやつ、さっそく創作意欲がわいたらしくて、ぼーっとあそこに立ったままだ」 そっとリディアは涙をぬぐい、フランシスが指さす船縁のほうを見た。 ポールがぼんやりと遠くを見つめている。その横顔がなんだか悲しそうに見えて、リディアが近づいていくと、彼は前を見つめたまま口を開いた。 「どうして、伯爵がここにいないんでしょう」 彼も、リディアと同じことを考えていたのだ。ポールの隣に並んで、リディアは口を開いた。 「ここにいなくても、気持ちはひとつよ」 プリンスにうち勝つ方法を見つけることが、ここにいるみんなの、そしてエドガーの願いだから。 頷きながらも、ポールは納得のいかない顔をしている。 「どうしていつも、伯爵だけがつらい思いをするんでしょうね」”
Posted by
エドガーの苦渋の決断。 全ては自分の中のプリンスを葬る為。 でも、それは極めて危険な賭けの様なモノ……。 そんな彼の選択を受け入れ、尚且つ、伯爵家の面々を妖精国へ導いて行かねばならないリディアが切ない;; が、その苦難をも絆に変え、愛を深めて行けるようになったリディアとエドガー...
エドガーの苦渋の決断。 全ては自分の中のプリンスを葬る為。 でも、それは極めて危険な賭けの様なモノ……。 そんな彼の選択を受け入れ、尚且つ、伯爵家の面々を妖精国へ導いて行かねばならないリディアが切ない;; が、その苦難をも絆に変え、愛を深めて行けるようになったリディアとエドガーに拍手を贈りたい。 エドガー。早く無事で戻って来て!
Posted by
- 1
- 2