長い廊下がある家 の商品レビュー

有栖川有栖【著】

2012/06/24

火村もの4作を収める。アリスが火村ナシで正解に到達するという珍しい作品もある（天空の眼）。

表題作のトリックはカーとかクイーンとかにもあるので想像ついたが、それだとみんなグルじゃないとできないよ、と思っていたら、ホントにそうだった。でもこういう大技は好き。

2012/06/16

ミステリー4編。謎解きです。
多分、臨床犯罪学者火村英生のシリーズもの・・・らしい。
今まで読んだことないからなのか魅力を感じず、つまらなくて残念。
短編だからなのか、登場人物や犯人に興味がわくほど惹かれるものもなく、殺害方法も目からウロコ的なものもなく、ドキドキ感もどこで感じればいいのかわからない。
強いて言えば、最後のロジカル・デスゲームだけは緊迫感があって面白かった。

2012/05/05

作家アリスシリーズ短中編集。
表題作のトリックが途中でわかってしまった自分がイヤだorz
「天空の眼」が好きかなー。
それにしても、この作品集ではヒムアリが結構別行動してて、心配です（←なにがｗ）

2012/04/30

まずは装丁が素敵です。
「天空の眼」は、全4編通読してからじわじわくるものがありました。
表題作は、ああ有栖川作品だなあという感じです。
「雪と金婚式」もよかったな。王道火村シリーズといった趣き。

個人的には「ロジカル・デスゲーム」が一番でした。
頭脳明晰な火村准教授を存分に堪能できる作品です。
しかし火村は妙な人によく絡まれるなあ。笑
類は友を呼ぶんでしょうか…。

2012/04/23

火村シリーズが好きで読んでみたかったのだが、そろそろネタも尽きてきたのか、あまり面白くなかった。長編に期待したい、

2012/04/05

またしてもシリーズ物やった…汗
作家アリスシリーズもしくは火村シリーズと言われているシリーズ物で、沢山の作品が出てました。
でも、この本からでも充分に楽しめる作品でした。
クールな火村と全て口に出してしまうアリスが警察に協力という形で、事件を解決していきます。
短編集なので、サクッと読めます。
当たり外れも無く、全ての短編が面白かったぁ☆
特に好きなのは、ロジカルデスゲームでした。
ただ、理解するまでに時間を要し、何度も読み返してしまいましたが…ww

2012/03/25

短編集。粒ぞろいの作品で面白い。
本の題名にもなっている｢長い廊下のある家｣は
エラリークイーンのチャイナオレンジの秘密を
彷彿とさせる大胆なトリックで面白い。
ただそれだけに人によっては好き嫌いが
ハッキリ別れる作品だと思う。

2012/03/17

図書館より。
作家アリスシリーズの短編集。

表題作の『長い廊下のある家』は心霊スポットを舞台にしたミステリー。
長い廊下という犯罪現場も魅力的ながら、相変わらずの火村とアリスのやり取りがいいです。作中のアリスと同じように自分も完璧に火村に騙されてしまいました(笑)

『雪と金婚式』は犯人に関わる重要な証言をつかみながら、脳震盪により一年間の記憶をなくした金婚式を迎えた夫の考えを推理する話。
以前アンソロジーでも読みましたが、本格ミステリながらほのぼのとさせてくれる話です。こんな夫婦になりたいな、と心の底から思わせてくれます。

『天空の眼』は珍しくアリスが探偵役。普段は大空振り連発のアリスの活躍が見ものです。

『ロジカル・デスゲーム』は火村と異常な犯罪者の命をかけた勝負を描いた話。
自分も相手も助かるよう火村がとった作戦が見事かつとてもかっこいい！ラストに語られる確率論も納得でき面白かったです。狐につままれたようと言えば確かにそうですが(笑)

2012/03/08

作家アリスシリーズ。
何時もに増して仲良しなこのお二人ったら!!な印象(笑)。
どの短編も面白かったが表題作以外三篇が特にお気に入り。
『ロジカル・デスゲーム』はかなり好き。

2012/02/21

サクサク読めるけど、長い廊下〜は図が欲しいな…なんて(笑)推理小説やけど物語として読んじゃってる私が駄目っ子なんですよね(^_^;)