OPUS(オーパス)(上) の商品レビュー
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筒井康隆的メタフィクションもの。 新しいわけではない、と思うのだが、漫画で視覚的に見える、穴、ひび割れ、ねじれ、平面が割れて別世界へ、というヴィジュアルが面白い。 それにしても「セラフィム」でも思ったのだが、今敏の描く幼女はいい。 そして幼女惨殺という陰惨な一コマも、うーん好み。
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今敏先生の未完作品。 上下巻の全二巻。 漫画の作者が自分の描いた漫画『レゾナンス』の世界に巻き込まれてしまうお話。 そのメタフィクションの設定だけではなく、その『レゾナンス』の登場人物設定だったり、その物語だったりはわりとよくある特徴を持っている。 それなのに本編の『OPUS』...
今敏先生の未完作品。 上下巻の全二巻。 漫画の作者が自分の描いた漫画『レゾナンス』の世界に巻き込まれてしまうお話。 そのメタフィクションの設定だけではなく、その『レゾナンス』の登場人物設定だったり、その物語だったりはわりとよくある特徴を持っている。 それなのに本編の『OPUS』がこれだけ平凡な作品ではないというのはやっぱり今先生のチカラ。 読んだあと、私は漫画の世界に生きていないか、誰かに描かれているのではないかと回りを見渡してしまったくらい引き込まれる。 要所要所で平沢進やP-MODELのCD、題名が描かれていて楽しかった。 今敏×平沢進の世界観が大好きだった。 掲載雑誌の廃刊による未完だったようなので、 このまま続けていたらどのような物語にしたのだろうか、と考える。
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アニメーション映画で有名な監督、今敏さんの長編作品。やはり、かっこいいね。 この世界は果たして本当に、この世界なのか。 こういった作品が好き。だから、今敏監督は好き。
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世界中から次作を待望されていたなか、48歳の若さで亡くなったアニメ監督・今 敏の、マンガ家時代最後の長編作品。掲載雑誌の休刊で未刊のままお蔵入りだった作品が、執筆途中の最終回を収録し単行本化。 主人公であるマンガ家が自分の描く作品に取りこまれ、登場人物たちとともにその世界の崩壊に...
世界中から次作を待望されていたなか、48歳の若さで亡くなったアニメ監督・今 敏の、マンガ家時代最後の長編作品。掲載雑誌の休刊で未刊のままお蔵入りだった作品が、執筆途中の最終回を収録し単行本化。 主人公であるマンガ家が自分の描く作品に取りこまれ、登場人物たちとともにその世界の崩壊に立ち向かう。この「虚構と現実」が同居する世界観は後に発表される、「妄想代理人」「パーフェクトブルー」「千年女優」、そして「パプリカ」のルーツ★プロットや絵や構図の緻密さが無比。時代を感じさせない読むたびに驚きがある傑作!
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本当に面白いんだよ。 なんていうか何でコレが流行らないんだよってレベルで。 これでアニメ畑に行っても健在だから大したものです。 大友先生のアシスタントというのも納得の描き込み。 最後の投げっぱなしが残念だけれどもやっぱり良いものです。
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これぞ今敏!メタフィクションの扱いは本当に上手いなぁ! 主人公の力がモロに今さんだし。 始めの劇中劇、背景が書き割りのセット、モブなどなどこれでもかと悪ふざけが盛り込まれてる!さすが!
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今敏強化月間につき。 作品としてめちゃくちゃ面白いかというと微妙だけど、 妄想代理人の構想の一端が既に見られるのがおもしろい。 根っからのメタフィクション作家だね、今さん。
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アキラ以降の文法に沿って展開するマンガ。クールジャパンとかの源流ってここらへんのちょっと手前くらいか。one pieceも面白いけど1000円台で買えるマンガのニッチ度、サブカル度が自分には心地良い。この作品、作者急逝しなければ出版されてない。クリエイティビティと死はつながってい...
アキラ以降の文法に沿って展開するマンガ。クールジャパンとかの源流ってここらへんのちょっと手前くらいか。one pieceも面白いけど1000円台で買えるマンガのニッチ度、サブカル度が自分には心地良い。この作品、作者急逝しなければ出版されてない。クリエイティビティと死はつながっているからまあいいか。
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今敏監督のアニメーション映画を見たことはあるものの漫画を読んだことがなかった。ああいう世界を漫画にするとこうなるのかと感心してため息が出た。
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