下町ロケット の商品レビュー
下町にある中小企業の社長の夢と社員のプライドと情熱と家族の熱い物語。 何歳になっても、どんな立場であっても夢をあきらめないのは素敵だと思いました。 元気をもらい、私もがんばろうと思えました。 最後はあたたかい気持ちになり、ほろりとしました。
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気分の底上げにもってこいな、本。思い出したけど、2度目の読了。その程度の読みこなしであった自分にびっくり。
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人生は、選択の繰り返しだと思った。自分の選択にリスクがあったとしても、自分の夢のために、自らを信じて、挑む選択をするという所がすごいなと思ったし、あたしもそうしたい。そして、その夢のために協力してくれる仲間がいるということがどれだけ心強くて嬉しいものだろうかとそれを経験したいなと...
人生は、選択の繰り返しだと思った。自分の選択にリスクがあったとしても、自分の夢のために、自らを信じて、挑む選択をするという所がすごいなと思ったし、あたしもそうしたい。そして、その夢のために協力してくれる仲間がいるということがどれだけ心強くて嬉しいものだろうかとそれを経験したいなと思った。 とても面白かった
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池井戸作品、みなさんの評価の高さ、ということでラストはスカッと気持ちよく、と想像できるからこそ読み続けられるのですが、前半の大企業ゆえの上から目線や特許の穴をつく駆け引きがどうも苛ついて仕方ありませんでした。日本の中小企業の技術は世界に誇れるものだと聞いたことがありますが、中小企...
池井戸作品、みなさんの評価の高さ、ということでラストはスカッと気持ちよく、と想像できるからこそ読み続けられるのですが、前半の大企業ゆえの上から目線や特許の穴をつく駆け引きがどうも苛ついて仕方ありませんでした。日本の中小企業の技術は世界に誇れるものだと聞いたことがありますが、中小企業ゆえの苦悩がリアルでしんどかったです。佃品質とプライドには頭が下がります。素敵な出会いに助けられたりはしていますが、それでも現実ではなかなかできない必死に掴み取った綺麗なラストが本当に気持ちの良い読後感を運んでくれました。
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国立研究機関でロケット打ち上げに失敗した43歳佃航平は、小型エンジン製造の父の佃製作所を継ぐ。そこでは、 京浜マシナリーからの受注停止、ライバルのナカシマ工業からの特許侵害訴訟、等中小企業の経営も楽じゃない。 そんな時に新規水素エンジンロケットを開発している帝国重工からエンジ...
国立研究機関でロケット打ち上げに失敗した43歳佃航平は、小型エンジン製造の父の佃製作所を継ぐ。そこでは、 京浜マシナリーからの受注停止、ライバルのナカシマ工業からの特許侵害訴訟、等中小企業の経営も楽じゃない。 そんな時に新規水素エンジンロケットを開発している帝国重工からエンジンのバルブタイミングに関する特許使用 を申し込まれたが、部品供給を狙う。 帝国重工担当の上から目線の会社審査も、会計資料、品質面、をクリア。経理部長殿村もろくな評価ができないなら 特許使用してもらわなくて結構!と宣言。佃品質、佃プライドで相手を慌てさせる。 帝国重工でのバルブシステムのテスト実施。帝国側技術者の上から目線に遭いながらも佃バルブシステムは実力を 発揮し、最後には採用を勝ち取る。 無事ロケット打ち上げも成功し、歓喜爆発でエンディング!!面白くスカッとする小説だった。
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いいもの作ってりゃ売れるんだ!という昭和的職人気質がなきにしもあらずなモノ作り幻想譚。巨大権力に迫害され、身内からは裏切者が現れ、迫害する者の中から共鳴する者が現れ、というストーリーはどこかの西洋宗教のよう。
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率直な感想は空飛ぶタイヤとすごく似通っていたような印象をうける。 しかし、物事の流れや中小企業のビジネスの在り方や大企業からのあたりというのをこの本で痛いほど見させてもらった。分が悪いからこそ、自分たちオリジナルのものを自負して勝負する。それは一人一人の人生においてもいえること...
率直な感想は空飛ぶタイヤとすごく似通っていたような印象をうける。 しかし、物事の流れや中小企業のビジネスの在り方や大企業からのあたりというのをこの本で痛いほど見させてもらった。分が悪いからこそ、自分たちオリジナルのものを自負して勝負する。それは一人一人の人生においてもいえることであるなと思う。 周りと同じことをしたって、面接で受かることはそうそうない。この時代に、終身雇用なんてものはなくてそんなものは人間を成長させない。だからこそ、変わっていかなければ、成長していかなければ、サバイブしていかなければいけない。
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製造業の仕組みが分かって凄い勉強にもなった。流石池井戸潤って感じだった。テレビより100倍面白くて、すぐに読み終わった。1番好きなシーンは、帝国重工の人が最初のテストを行った時だ。最初は、特許を売れば良いと考えていた若者が帝国重工の人たちが佃製作所を見下すことでやる気になりました...
製造業の仕組みが分かって凄い勉強にもなった。流石池井戸潤って感じだった。テレビより100倍面白くて、すぐに読み終わった。1番好きなシーンは、帝国重工の人が最初のテストを行った時だ。最初は、特許を売れば良いと考えていた若者が帝国重工の人たちが佃製作所を見下すことでやる気になりました。自社にプライドを持って私も仕事したいと思いました。また、信念をブレずに持っていれば、みんなが着いて来てくれるということもわかりました。誰からも信頼されるビジネスマンになろうと思えた本でした。
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先日読んだ『空飛ぶタイヤ』と同じような構図。 中小企業が大企業と対峙して、メインバンクからも見放され、それでも負けずに勝利を勝ち取る!というお話で、前半は「なんだ同じじゃない」とちょっとうんざりして読んでいたけれど、後半から俄然面白くなってきた。 下町の工場が取ったバルブに関す...
先日読んだ『空飛ぶタイヤ』と同じような構図。 中小企業が大企業と対峙して、メインバンクからも見放され、それでも負けずに勝利を勝ち取る!というお話で、前半は「なんだ同じじゃない」とちょっとうんざりして読んでいたけれど、後半から俄然面白くなってきた。 下町の工場が取ったバルブに関する特許が、大企業がロケットのエンジンを自社生産する際に障害になる。 大企業は特許買取を打診するが、自らもロケット制作に携わった経験のある工場の社長は、その特許に思い入れがあり、特許使用契約、果てはエンジンのバルブを納入する契約へと交渉を進めていく。大企業はあの手この手で工場を締め付けていく。 当初、工場の中には、手っ取り早く巨額の収入が得られる特許売買や特許使用契約を結んだほうが良いと思う社員もいた。けれど、大企業の社員に自分の工場が「町工場」と否定されたとき、自分の技術・製品の品質に対して持つプライドが目を覚ます。 そうして、下町の工場が、大企業にバルブを納入するために一致団結する。 技術を持つ強さ。その技術に対するプライド。胸が熱くなる。
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久々に小説読んだけど面白かった。ほぼ1晩で読み切った感じ。ストーリーは簡潔で爽快!気持ちも良かったし、最後は感動した。たまにはこういう気軽な本も良いね♪知財とか、会計とか、技術は大事とか、プライドとか、表面上の仕事は良くないとか・・・いろいろ考えちゃうけど、まぁそこらへんは深く考...
久々に小説読んだけど面白かった。ほぼ1晩で読み切った感じ。ストーリーは簡潔で爽快!気持ちも良かったし、最後は感動した。たまにはこういう気軽な本も良いね♪知財とか、会計とか、技術は大事とか、プライドとか、表面上の仕事は良くないとか・・・いろいろ考えちゃうけど、まぁそこらへんは深く考えないことにして、単純に物語を楽しませてもらいました。やっぱ宇宙、ロケット憧れるな〜!!"
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