もののけ物語 の商品レビュー
加門七海さんの本、4冊目。 2010年発行。 不思議体験の多い、七海さん。 買い物も、自分のところにやってくる物も。 何かしら、訳あり。 その心惹かれた人形や、鏡、置物、エトセトラ。 みんな何かしら歴史を持っていたり、意思を持っていたり。 毎日の不思議体験を描く、「怪談徒然...
加門七海さんの本、4冊目。 2010年発行。 不思議体験の多い、七海さん。 買い物も、自分のところにやってくる物も。 何かしら、訳あり。 その心惹かれた人形や、鏡、置物、エトセトラ。 みんな何かしら歴史を持っていたり、意思を持っていたり。 毎日の不思議体験を描く、「怪談徒然日記」も収録。 驚くほどの不思議が詰まっています。 小説化するための取材旅行でも、惹きつけられた原因があったり、、と。 加門さんのような霊感は強くはありませんが、「気が悪い、清々しい」と気配を感じることがある私にとって、読んでいて、妙に納得したり、ゾゾゾz。。。と。 怖くなって、そんなことが起こったら、こうすればいいのか?なんて思ったり。 国際線に乗るパイロットは不思議なものを見る機会が多いと聞きますが、ずっと、UFOだろうと思っていました。 ところが本文中には、一反木綿や妖怪もどきと。 海外からのパイロットも、アジア、特に日本列島ではまだまだこんな不思議を体験することもあるらしく。 気軽に楽しめる本。 だけど、嘘はないよー。
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表紙の招き猫ちゃんが、良い! 妖怪は好きだけれど、スピリチュアル的なものや実話怪談には興味がない。 でも加門七海は面白い。 アニミズムは好き、というよりわかるからかなー。 節度ある、ユニークな書きぶりが面白いのだ。 「虫の報せなら、もう一歩、前へ!」
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初めての作者、苦手なエッセイだったけれどとても面白かった!古本屋でビビッときて、値段もあらすじも読まずに買った本。自分の知らない世界を堪能できました。私は古本屋でこの本に呼ばれたのでは…なんてwww
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見える人は一味違う! 断捨離が流行る昨今。 この方はものをとても大事にします。中には大切にせざるを得ない物たちも…。途中の日記形式の小話は笑えました!!
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怪しくも面白い、モノについての話や日常を綴ったエッセイ。しかし、こんなこと日常に起こったら恐すぎ…。
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エッセイなのに小説みたいにファンタジーな内容 めっちゃ面白かった! 私もこんな風に運命的に本に導かれたいな
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さらっと読めて楽しめた。物との縁って確かにあるよね~としみじみ思えた。視える著者の徒然もテンポがよくて面白かったな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
加門七海さんが出会い、惹かれ、もしくは引き寄せてしまったいわくありありのモノたちとのエピソードがたくさん読めておもしろかった。 どこまでが事実でどこから虚構なのか分からないけど、どっちに転んでもおもしろいのは加門さんのユーモア溢れる文章のおかげだと思う。 幽霊に思いっきりツッコミ入れてる部分なんかはちょっと吹き出してしまったし、特に河童を捕まえに行こうとする行動力には笑わせてもらった。 加門さんが普段どんなフィールドワークをしているのかということも分かるし、興味深い1冊。
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美術館学芸員出身の作家・加門七海女史のエッセイ。 前半は市松人形や怪しい達磨、謎の笛など、 いわくありげなモノたちを題材としている。 それらとの出会いや、発見など。 間に怪しすぎる日記的な書き物を挟み、 後半戦は一気にオカルト。 しまいには河童の捕獲にまで乗り出す...
美術館学芸員出身の作家・加門七海女史のエッセイ。 前半は市松人形や怪しい達磨、謎の笛など、 いわくありげなモノたちを題材としている。 それらとの出会いや、発見など。 間に怪しすぎる日記的な書き物を挟み、 後半戦は一気にオカルト。 しまいには河童の捕獲にまで乗り出す。 加門氏はかなりヒキと霊感が強い人のようだ。 お化けを見たことどころか、 「なんかいやな感じ」すらよくわからない幽霊・怪奇現象泣かせな体質の私は 「ほへー」「ふううん」 という感じで、新しい世界を垣間見ました。 ただ真偽はともかく、 オカルト・心霊話を実話として扱うのは凡人として少し入り込めない部分があり、 また好きではないので…。 前半の方が興味深かったかな。 南面したがる仏像とか、可愛い。 モノとのご縁っていうのは確かにあるな、と思った。 ちょっと骨董品屋とか行ってみたくなる。 埃をかぶって私を待っていたりして…。
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