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エステルハージ博士の事件簿 の商品レビュー

3.7

12件のお客様レビュー

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2025/08/07

舞台は3重帝国。奇妙な味わい。「眠れる童女ポリー・チャームズ」は,狼の一族にも収録。デイビッドスン作品では,どんがらがんの「さもなくば海はカキでいっぱいに」も異彩を放つ。

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2021/06/01

鬼才アヴラム・デイヴィッドスンの主著の一つとされる、奇妙な連作集。20世紀の初頭、バルカン半島の中央部に位置する、架空の国に起こる様々な事件を、彼の国の最大のインテリであるエンゲルベルト・エステルハージ博士が解決するというのが基本的なフォーマット。ただし、これだけから連想されるよ...

鬼才アヴラム・デイヴィッドスンの主著の一つとされる、奇妙な連作集。20世紀の初頭、バルカン半島の中央部に位置する、架空の国に起こる様々な事件を、彼の国の最大のインテリであるエンゲルベルト・エステルハージ博士が解決するというのが基本的なフォーマット。ただし、これだけから連想されるような、一般的なミステリのシリーズとはかなり趣を異にする。事件そのものがいわゆる「事件」ではなかったりするわけだ。架空の帝国のディテールが絶妙にそれらしく(言うまでもなく、これは絶妙に嘘くさいと言っても同じことだが)て楽しい。

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2016/02/11

好みの素材は揃っていたが、少々難解だった…外人の人名(愛称)は難しいよな…。「眠れる童女」「熊と暮らす老女」「真珠の擬母」がよかったかな。

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2016/02/04

謎は謎のまま、曖昧なものは曖昧なまま終わるふわっとした雰囲気やどこか切なくて懐かしい哀愁漂う世界観は好み。少しまどろっこしいけど。

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2013/10/25

 アヴラム・デイヴィッドスン著。東欧の架空の国を舞台に、エンゲルベルト・エステルハージ博士が出会う八つの怪奇譚。  とにかく文章が読みにくい。この手の幻想小説にありがちな衒学的な装飾過多さ。何が起こっているのか分からず、思考停止することもしばしばあった。正直、その点だけ考えると私...

 アヴラム・デイヴィッドスン著。東欧の架空の国を舞台に、エンゲルベルト・エステルハージ博士が出会う八つの怪奇譚。  とにかく文章が読みにくい。この手の幻想小説にありがちな衒学的な装飾過多さ。何が起こっているのか分からず、思考停止することもしばしばあった。正直、その点だけ考えると私はあまり好きになれない。ただ登場人物や架空の国のもつ胡散臭さにマッチしているので、イライラするというより思わず笑ってしまうようなことが多かった。  読後感は何だかノスタルジックというか、後書きにもあったが、シャーロックホームズのようなものを感じた。怪奇なものが科学的に証明されていないが故に跋扈できた、そんな時代の雰囲気。

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2013/02/02

原文のせいか翻訳のせいか読みにくくて途中で断念。いわゆる探偵もののミステリを期待してたけどちょっと違った。

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2012/09/23

終わるのがもったいない世界幻想文学大賞。軽やかなボルヘス。これは楽しい。読書の楽しみってこういうものだと思うし、難解にとらえようが文章を楽しもうが雰囲気に遊ぼうが、自由だ。

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2011/12/09

「架空の国を舞台に、いくつもの博士号をもつ紳士が難事件を解決する、ペダンチックな物語」との評を読んで、東欧版ホームズのようなものを想像していたのだが、われらがエステルハージ博士は存外に気さくで話のわかる人物だし、舞台は産業革命のロンドンではなく、ドラキュラや人魚の伝承が息づく、1...

「架空の国を舞台に、いくつもの博士号をもつ紳士が難事件を解決する、ペダンチックな物語」との評を読んで、東欧版ホームズのようなものを想像していたのだが、われらがエステルハージ博士は存外に気さくで話のわかる人物だし、舞台は産業革命のロンドンではなく、ドラキュラや人魚の伝承が息づく、19世紀末のバルカン半島だ。これは合理的な推理が披露されるミステリーではなく、多民族・多言語国家、スキタイ=パンノニア=トランスバルカニア三重帝国を経めぐる、想像力の物語なのである。 連作の事実上の主人公である三重帝国を、なおいっそう魅力的にしているのが、すぐれた翻訳による絶妙な語り口だ。たとえば第一作は次のように始まる。 「スキタイ=パンノニア=トランスバルカニア三重帝国の首府、全盛の大都ベラには訪れれば一生の思い出となる観光名所が数多くあり、案内人も大勢いて、観光客はどこへ行くにも困らない。あいにく時間にゆとりがなく、見物は三か所に限らなくてはならないとしたところで、案内人がいくらかなりとものを心得ていれば、事情がどうあれ、ざっと駆け足にでも見ずには済まされない三か所がある・・・」 まるで歴史上のどこかに、この帝国がたしかに存在していたような気がしてくるではないか。最終章で、老皇帝イグナッツ・ルイとともに沈みゆかんとする帝都をエステルハージ博士とともに眺めるとき、それはいっそう、近い過去からの姿のように見えてくるのである。

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2011/04/06

ギブアップ。 ** 時は19世紀と20世紀の変わり目、舞台はバルカン半島中央部に位置する架空の小国スキタイ=パンノニア=トランスバルカニア三重帝国。法学、医学、哲学、文学、理学、その他もろもろ博士号を持ち、大都ベラでただひとり私兵を雇う資格を持つ、希代の大博士エンゲルベルト・エ...

ギブアップ。 ** 時は19世紀と20世紀の変わり目、舞台はバルカン半島中央部に位置する架空の小国スキタイ=パンノニア=トランスバルカニア三重帝国。法学、医学、哲学、文学、理学、その他もろもろ博士号を持ち、大都ベラでただひとり私兵を雇う資格を持つ、希代の大博士エンゲルベルト・エステルハージがさまざまな怪事件を解決する。30年の眠りにつく童女の謎、盗まれた宝冠の行方、老女と暮らす熊の正体、魔を呼ぶ集会、イギリス人の魔術師の野望、川に伝わる美しい乙女の伝説、そして不老不死の夢...。怪談、スリラー、探偵小説、幻想譚、喜劇、民話に彩られた、異色事件簿。博覧強記の幻想作家デイヴィッドスンの最高傑作がついに邦訳。世界幻想文学大賞受賞。 「Google ブック検索」より ** 作品紹介も自分で書けない、とほほほほと言う感じ。 え~、2話目まで読みましたが正直なところ、何をどう楽しめば面白いのか、、、、 オリジナルの世界観に浸るには自分には馴染み難い設定の上に装飾過多な文章がどうにも読み進め辛い。 読み進めて迎える真相、結末も好みじゃないのが残念。 今年の海外作品上位に来てもおかしく無さそうな肩書きの作品なので面白いと感じた人の感想を聞く機会はありそうだし、ひょっとすると再読するかも…

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2011/02/20

たぶん、はまれない人にとっては意味不明の本になる。 嘘八百のごった煮状態だし、虚実が入り交じっているから、いわゆる「ホラ」が好きな人には答えられないと思う。 解説で殊能将之が「懐かしい」と書いていたけど、まさにそんな感じです。 変に理屈を考えずに、雰囲気に浸れる読み手なら大喜び...

たぶん、はまれない人にとっては意味不明の本になる。 嘘八百のごった煮状態だし、虚実が入り交じっているから、いわゆる「ホラ」が好きな人には答えられないと思う。 解説で殊能将之が「懐かしい」と書いていたけど、まさにそんな感じです。 変に理屈を考えずに、雰囲気に浸れる読み手なら大喜びかもしれません。 なお、ロンブローゾの骨相学は実話ですね。

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