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長き雨の烙印 の商品レビュー

3.5

20件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

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2012/01/11

汐灘サーガ シリーズの1作目、とのこと。 設定よし、文章よし、ただ登場人物のそれぞれの動機にいまいち納得がしづらかった。

Posted byブクログ

2011/11/20
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シリーズ第1作ということで,期待して読んだ。主人公は変わっていくらしいが,場所は同じらしい。 死ななくてもよいはずの人を死なせてしまうのはなー。 犯人がこいつというのもなんだかなー。 2011/11/17,18四日市出張の行き帰りで読了

Posted byブクログ

2015/06/01
  • ネタバレ

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冤罪って怖い。 何よりも自分(達)のミスを隠そうとする組織が怖い。 でもこれ以外の結末はないと思うほどしっくりくる終わり方だった。 --- 汐灘の海岸で起きた幼女殺害未遂事件。容疑者として浮上したのは、二十年前に同様の犯行を自供し、服役した過去を持つ庄司だった。その庄司が、再審請求に向け動き出した矢先の事件。余談に満ちた操作で犯行のシナリオを描こうとするベテラン刑事に対し、庄司のかつての親友で刑事となった伊達は、独自の調べを始める。

Posted byブクログ

2011/03/30

これも久しぶりに読むのをやめられない小説だった。 一人の犯罪者をめぐって弁護士と刑事が真実に迫る奥の深いものだった。 はたして自分だったら信じきれるだろうか、伊達の立場なら信じられるかもしれない・・・

Posted byブクログ

2011/02/13
  • ネタバレ

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本作の舞台はある町で起きた殺人事件と過去に起きた 似た内容の殺人事件をキーとしています。 また、一見犯行内容は残忍で猟奇的な殺人者の様な気 配がありますが、読み進めていくうちにそうではない 、新たな伏線も浮かび上がり、最後まで見逃せない展 開となっております。 興味のある方は一度、ご覧ください。

Posted byブクログ

2011/01/23

架空都市を舞台にした冤罪のお話。 疑問点いくつかは解決されていない気が。長いわりに。 うーん。なんとも。微妙かな。

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2010/12/22

友人の冤罪の真意を暴くべく事件を追う刑事、冤罪裁判を糧にのし上がろうとする弁護士、そして自らの命を顧みず犯人への復讐を誓う被害者遺族といった3人の視点で物語は進んでいく。幼女暴行殺人事件とその被害者遺族、犯人と遺族の人権、そして様々な立場からの復讐と、元々が重いテーマを扱っている...

友人の冤罪の真意を暴くべく事件を追う刑事、冤罪裁判を糧にのし上がろうとする弁護士、そして自らの命を顧みず犯人への復讐を誓う被害者遺族といった3人の視点で物語は進んでいく。幼女暴行殺人事件とその被害者遺族、犯人と遺族の人権、そして様々な立場からの復讐と、元々が重いテーマを扱っているせいか作品全体からも重苦しいさが感じられた。 物語は20年の事件の真相を巡って進行していくが、最後までなかなか真犯人が絞れず、淡々と物語が進む割には飽きさせることのない展開になっていた。その意味ではまぁまぁ面白かったのだが、最近読んだ堂場作品の中では少々消化不良だったかもしれない。 その要因を考えてみると、様々な要素が絡み合っている割にそれぞれが深堀りされていなかった事にあったんじゃないだろうか。。 例えば、幼女暴行を憎むとはいえ先輩刑事である脇坂が20年前にあそこまで執拗に庄司を追い詰めた原因がイマイチ不明。 犯人が分かった後で見返しても所々の節の終わりに書かれた犯人の独白の意味が分からない。 このストーリー展開で伊達と庄司が友人だったって設定って活かされてる??とか。。 野心に駆られた有田は己の未熟さを感じただけで幕切れ??とかとか。。 …桑原なんかは結末も含めてそれなりに丁寧に描かれていたように思えるのだけど、比較的ストーリーが事件だけを追ってしまっていてその他の要素が希薄で説得力に欠けたように感じられた。最後の伊達夫婦のエピローグだって取って付けた感が否めないし、このエピローグを描くために伊達の私生活がちょこまか出てきたようにしか思えないしで。。。 ま、希望を言えばこれが架空の都市を舞台にしたシリーズ物の第一作なので、まだ人物紹介の障りだけだったのかもしれない。 次作以降の展開で今回の消化不足が解消されるコトに期待しよう!!

Posted byブクログ

2010/12/13

どんどん好きになるなあ堂場さん… 最近の私は、ほんとこうゆう人物造形の深い、真面目なミステリーがすきなのである。 最終的な庄司の決断がちょっと腑に落ちないんですけどね…

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2010/11/30

面白かったけど、後味悪いなあ…。切ないですね。 庄司には助かって伊達と友情を取り戻して欲しいと思わざるをえない。というかそういう展開になると思ってたのに。 桑原も間違った復讐を遂げて死んでしまうし、脇坂もそこまでして…という感じだし、救われない人ばかりだな。

Posted byブクログ

2011/03/04

憎むべきは性犯罪 憎むべきは真犯人 加害者とされた人 被害者の父 刑事 弁護士 さまざまな人の さまざまな思い つらい事の中にも 嬉しいことがある それにほっとした が 証拠と、見たとして語られることに 整合性が無い部分があるのが気になる

Posted byブクログ