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お順(上) の商品レビュー

3.7

8件のお客様レビュー

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2021/08/31

勝海舟の妹から見る幕末。前編。 初恋の人に添えるかと思いきや、佐久間象山の妻となる。  その事によりさらに幕末の混乱に巻き込まれていく。 初めて江戸を離れる事になり、その後の人生はどうなるのか。

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2014/05/02

歴史小説と時代小説の間…のような作品ですね。 お順がさっぱりした性格なので湿っぽさや ドロドロした部分がないので読みやすく面白いv

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2012/11/04

海舟の妹のお順の物語。虎之助との婚約が虎之助の病死により叶わず、佐久間象山の嫁になるが、吉田松陰の密航加担の罪で入牢。波乱の人生の予感がするが、お順の性格からすれば平凡な暮らしより良いかも?

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2012/04/12

L 内容紹介 自らの意志を貫き、愛に生きたおきゃんな江戸娘・お順の波瀾の生涯。兄の剣の師との叶わぬ恋の末、佐久間象山に嫁ぐも・・・。 内容(「BOOK」データベースより) 勝海舟の妹の話。上巻だけだが、まだ波瀾万丈とは言えず。

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2011/07/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

武家に生まれたものの、明治維新を迎え幕府は崩壊、時代は幕末の動乱。報われない一途な恋もし、25歳も年の離れた人に嫁いだものの夫は暗殺され、どうしようもない男に惹かれてしまう。時代に翻弄されながらも歴史とともにたくましく生き抜き、恋をし続けた女の一生を感じます。

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2011/05/05

おきゃんな江戸娘順の父、 勝子吉はなかなかおもしろい人だったようだ。問題は多いが愛嬌があり、人に好かれる資質があった。その娘として育ち、周辺の男たちや政治の動きもしっかり読み取る賢さを備え、初恋の島田虎ノ助への愛を貫く。結局は結婚しないまま亡くなってしまうのだが……。 この著者の...

おきゃんな江戸娘順の父、 勝子吉はなかなかおもしろい人だったようだ。問題は多いが愛嬌があり、人に好かれる資質があった。その娘として育ち、周辺の男たちや政治の動きもしっかり読み取る賢さを備え、初恋の島田虎ノ助への愛を貫く。結局は結婚しないまま亡くなってしまうのだが……。 この著者の作品は初読み。順の人柄もあってか、明るい作風だと感じた。

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2011/03/30

「五人の男」とは、勝子吉(父)、島田虎ノ助(初恋)、佐久間象山(夫)、勝麟太郎(勝海舟)、村上俊五郎です。 最期の村上俊五郎は「虎尾の会」の会員で、維新前後から勝海舟の腰巾着と言われた人です。 http://www.navishonai.jp/hachiro/jinbutu/hi...

「五人の男」とは、勝子吉(父)、島田虎ノ助(初恋)、佐久間象山(夫)、勝麟太郎(勝海舟)、村上俊五郎です。 最期の村上俊五郎は「虎尾の会」の会員で、維新前後から勝海舟の腰巾着と言われた人です。 http://www.navishonai.jp/hachiro/jinbutu/hito1_murakami.html この小説では結婚はしていません。 作者の「諸田玲子」は以前矢口さんが紹介された、井伊直弼の密偵「村山たか」を女性の視線から取り上げ、井伊直弼の生き様を描いた「奸婦にあらず」の著者です。 この本でも女性の視線から幕末の混乱期が描かれ、勝海舟を今までと違った目で見ることが出来ました。 私の大好きな作者の一人で、現在放映されているNHK大河ドラマ「江」は田淵久美子さんの作・脚本ですが、諸田玲子さんの「美女いくさ」の方が私は好きです。

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2011/03/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

勝海舟の妹? ということで読んでみました。全く幕末を理解していない私ですが、とても読みやすかったです。 海舟の妹・順と関わった5人の男性を中心に描かれています。 佐久間象山の妻になったことすら知らなかったんですが、面白かったー。 上巻は象山さん蟄居することになったところまで。

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