警視庁情報官 シークレット・オフィサー の商品レビュー
小説としてはちょっと物足りない。文章が下手なのか?但し元警察官(警視庁の警視で退任)だけあってリアリティはものすごくある。
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現在、小過去、大過去、小過去、現在・・・のように、時系列がめちゃくちゃで、正直読みにくい。 著者が、「分かる人しかついてこなくていいですよ」と言ってるように思えた。 さらに、状況説明が圧倒的に多く、会話が全体の3~4割しかなく、人物の心理描写も乏しい。 頭のいいところを見せ...
現在、小過去、大過去、小過去、現在・・・のように、時系列がめちゃくちゃで、正直読みにくい。 著者が、「分かる人しかついてこなくていいですよ」と言ってるように思えた。 さらに、状況説明が圧倒的に多く、会話が全体の3~4割しかなく、人物の心理描写も乏しい。 頭のいいところを見せつけたかったのかもしれないけど、本当に頭のいい人はこういう書き方をしないと思うし、逆に書きなれていないのかな、と思ってしまった。 小説よりも、ドキュメンタリーとかルポを書いた方がいいんじゃないの??
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警察内部の描写が緻密で読み応えあり。警察組織に関する言葉がたくさん出てきて慣れるまで時間がかかるが、たぶんすぐ忘れる。
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警視庁に設立された情報部門のプロ集団。一枚の怪文書から原子力発電所建設に関わる現職大臣、ゼネコン、暴力団、世界的宗教団体が関わる一枚絵が浮かび上がる。 小説には娯楽小説に紛れて本物と出会うことがある。佐藤優「国家の罠」読んだときに感じた真に迫るという感覚がこの本からも感じられた...
警視庁に設立された情報部門のプロ集団。一枚の怪文書から原子力発電所建設に関わる現職大臣、ゼネコン、暴力団、世界的宗教団体が関わる一枚絵が浮かび上がる。 小説には娯楽小説に紛れて本物と出会うことがある。佐藤優「国家の罠」読んだときに感じた真に迫るという感覚がこの本からも感じられた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
主人公のモデルは著者なのかとも思われるが,なんだかなー。 公安の仕事ってこんなにお気楽なの?昔昔の植木等の気楽なサラリーマンのようだ。ジャブジャブ税金を無駄に使っているし。 本当はオウムの情報もちゃんと入手していたと書かれても,事件を防げなければ何の意味も無いんだよね。 文体も小説といういうより報告書。 続編も出るらしいけど,どうなんだろ。
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読み応えのある小説。 いや、小説と言うべきなのか迷うところはある。他のレビューにも書かれてるとおり、警察についての説明がとても多い。が、詳細説明なのでリアリティがあると思う。 大きな事件のストーリーかと思いきや、著者の回想録のような印象がある。不思議な感覚を覚える小説。
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2011年5冊目…純粋な小説というより、公安警察とはどういうものかを小説の形をとって解説しております。 あと、主人公が島耕作に思えて仕方がありません(笑)
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リアリティがあって面白いんだけど、小説ではない気がする。 たんたんと公安組織についてのお話を語る感じ。警察について興味があれば楽しめるかな。
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面白かった!ただ、ちょっと難しかった・・・ 警察組織がよく見えて、公安の仕事が分かって、新しい形の警察小説だと思う。 しかし、登場人物が多く「この人誰だっけ?」と遡ることもたびたび、難しい用語も多く「どういう意味だったっけ?」とページを戻ることもしばしば。 その分、完全なノンフィ...
面白かった!ただ、ちょっと難しかった・・・ 警察組織がよく見えて、公安の仕事が分かって、新しい形の警察小説だと思う。 しかし、登場人物が多く「この人誰だっけ?」と遡ることもたびたび、難しい用語も多く「どういう意味だったっけ?」とページを戻ることもしばしば。 その分、完全なノンフィクションなんじゃないかと思ってしまうほどのリアリティがあった。 また、協力者を次々と獲得できる、黒田という人の魅力を学んだ。 組織で生きていくにあたって、仕事のできるできないプラス、信頼を勝ち取っていくことの難しさ、大切さを感じる内容だった。 「情報官」が主人公の話がこんなに面白いとは・・・というのが正直な感想です。 警察小説の新しい形を、是非皆さんに楽しんでもらいたい。 私は、続編で黒田の活躍を追います。
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構成はもう少し編集者が頑張ってもよかった。 内容はとてもリアル感がある。著者自身の経験を基にしているっぽいので、2匹目の泥鰌が捻り出せるか心配・・・と思ったら次作は既に刊行されているらしい。
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