空き家再生ツアー の商品レビュー
40から50代くらいの独身女性、それぞれの思いを表した短編集。 まさに、50になった独身の私。話に出て来そう笑 体のこと、男や家族との関係、独身だからこその不安。この微妙な年だから共感できることも多く、短編なので読みやすく良かったです。
Posted by
人生の折り返しを過ぎて、ぼんやりとこの先を考える。 正直、何を読んだっけ、どんな話だったっけ、という印象。でも読み終えたのでつまらなくはなかったはず。 彼女のエッセイは、過去にとてもおもしろく読んだ。
Posted by
アラフィフ女性が主人公の短編集。それぞれの登場人物に繋がりはあるか物語自体は独立している。 タイトルから「空き家に出会ってから再生させるまでのストーリー」だと勝手に想像したが、実は女性たちの抱える事情やこれからを思う心情を描いたもの。 自分と同世代の主人公なので、重ね合わせて...
アラフィフ女性が主人公の短編集。それぞれの登場人物に繋がりはあるか物語自体は独立している。 タイトルから「空き家に出会ってから再生させるまでのストーリー」だと勝手に想像したが、実は女性たちの抱える事情やこれからを思う心情を描いたもの。 自分と同世代の主人公なので、重ね合わせて読もうとしたけれどなんだか寂しくせつない気持ちになってしまった。 少なくとも「明日からまた頑張ろう!」という気になるお話ではなく、「私もいい歳だからいろいろかんがえなきゃなのかな〜」という感じになってしまった。
Posted by
一人でも変わりなく生活し続けられるといいのに。ちょっとした変化があるとドキドキしそう。 ある程度の年齢で急激な変化には対応できそうにないわ。 いろいろな仲間がいて、うまく気分転換できればいいのかもね。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
40代後半から50代の独身の女性の生きる道。 保険会社で内勤だったのに突然の営業研修に駆り出され苦戦したこと、幸子。 長年の実ることのなかった不倫の記憶、陶芸教室の女友達と行った温泉、治子。 祖母と母の介護を終えて、陶芸教室の男性を意識し始めたこと、頼子。 トラブルになった顧客に謝罪に向かったものの、思わぬ葬儀と娘として演じることになった朋子。 知らぬ間に高齢になった父、国際結婚した妹夫婦、独身の自分、直子。 島で空き家になった家を見学するツアーに参加して思い描いた将来、篤子。 最初の話から空き家再生について続いていくのかと思ったら そうでもなく、それぞれの短編だった。 みんな名前に子がついたり境遇も似ていて、区別が難しかった。 空き家を使って新しい日々を切り開く話だと勝手に想像していたが、勝手に想像した話とは、もちろん違っていた。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
全編を通じて「独身女性の老い」がテーマか。 いずれ自分も直面するかもしれない。そう考えると恐ろしくなったが、いずれの登場人物の年齢が、かけ離れているため、いまいち共感が出来なかった……。
Posted by
タイトルに惹かれて借りてみた。短編集だった。 ちょっとずつリンクしてる感じで、まったく同じ登場人物が出るのもあれば、 この話はどこがリンクしてるのかな?と記憶が曖昧になってしまう話や・・・ 印象に残ったのは百貨店の店員さんの話。
Posted by
タイトルが面白そうだったので読んでみたけれど、短編集だった。いずれも主人公は全て40から50代の女性で、なんかさみしげな印象のものばかり。いや、まだまだこの年齢は全然元気でしょ!と終始内心突っ込みながら読んでた。 いつか自分もこの年齢になるのに、こんな暗い感じでしかいられないなん...
タイトルが面白そうだったので読んでみたけれど、短編集だった。いずれも主人公は全て40から50代の女性で、なんかさみしげな印象のものばかり。いや、まだまだこの年齢は全然元気でしょ!と終始内心突っ込みながら読んでた。 いつか自分もこの年齢になるのに、こんな暗い感じでしかいられないなんて嫌だなあと思ってしまった。もう少し希望が持てる内容が良かった。
Posted by
+++ 人気エッセイストの初の連作小説集。 50歳、独身、ひとり暮らし。人生の曲がり角を迎えた女性たちが人生を見つめ直し模索する、それぞれのこれから。人気エッセイスト初めて挑戦した連作小説集。 +++ 初の小説とのこと。初めは、短編集かと思ったのだが、連作になっていて、より愉し...
+++ 人気エッセイストの初の連作小説集。 50歳、独身、ひとり暮らし。人生の曲がり角を迎えた女性たちが人生を見つめ直し模索する、それぞれのこれから。人気エッセイスト初めて挑戦した連作小説集。 +++ 初の小説とのこと。初めは、短編集かと思ったのだが、連作になっていて、より愉しめた。職場やプライベートでの、50代の独身女性の微妙な立場や、他人に向ける視線の複雑さが絶妙に描かれていると思う。新しいことを始めるには勇気がいるくらいには歳を重ねてきているし、さりとてこのままで人生終わらせるのももったいない。生きること死ぬことを考える微妙な年代が50代ということだろう。気の合う同世代がいたとしても、突き詰めれば人間独りなのだよなぁと思わされもする一冊である。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
図書館にて借りました。 レビューはブログにて。 http://ameblo.jp/minori-0325/theme43-10032961603.html
Posted by