心に龍をちりばめて の商品レビュー
小柳美帆はエリート記者の黒川丈二との結婚を目前に、故郷の福岡で同級生の仲間優司と再会する。中学時代「俺は、お前のためならいつでも死んでやる」と唐突に謎の言葉を口走った優司。今その背中に大きな龍の刺青と計り知れぬ過去を背負っていた。時間や理屈を超え、二人の心に働く不思議な引力の正体...
小柳美帆はエリート記者の黒川丈二との結婚を目前に、故郷の福岡で同級生の仲間優司と再会する。中学時代「俺は、お前のためならいつでも死んでやる」と唐突に謎の言葉を口走った優司。今その背中に大きな龍の刺青と計り知れぬ過去を背負っていた。時間や理屈を超え、二人の心に働く不思議な引力の正体とは―恋より底深いつながりの核心に迫り、運命の相手の存在を確信させる傑作。 淡々としていて綺麗な文章だと思う。男性が描いた女性って感じがすごく出てた。主人公が美人押しなのはちょっと…かな。ほのめかしを入れるくらいが読者としては好感がもてる。
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秘密を最後まで引っぱるのはわかってたとは言えちょっとひっぱりすぎかなあと思った。 でも最初から最後まで全く退屈せずに読める安心感はさすが。 それにしてもこの作家は美男美女が好きだなあ。
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いつの間にか本作者の作品は、見目麗しく、優秀で、贅沢な生活を当たり前にする女性が出てくるシリーズになってしまったのか。 そしてまたまた、女の業としての30代半ば以降での出産+シングルマザーネタ。 政治家になろうとする男性が出てくるのは、”すぐそばの彼方”の二番煎じだし。 彼のメッ...
いつの間にか本作者の作品は、見目麗しく、優秀で、贅沢な生活を当たり前にする女性が出てくるシリーズになってしまったのか。 そしてまたまた、女の業としての30代半ば以降での出産+シングルマザーネタ。 政治家になろうとする男性が出てくるのは、”すぐそばの彼方”の二番煎じだし。 彼のメッセージがよく分からない作品。ちょっとがっかり。
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2011/03/29 ハッピーエンドだったからよかったけど、だから?っていう感じが少しする。 おもしろくないわけではないんだけど。
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この人の小説、男性の割にやわらかい。読みやすいけど、あとひとパンチ、欲しいな~。まあ最後はhappy endingだからよかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
白石一文さんの小説読むのはコレで4冊目。 帯のアオリが 「人生には、訪れる。 運命の相手を確信する瞬間が。 究極の恋愛小説」 キャー書くのだけでも照れくさいわ!って小説。 とは言え内容は爽やかラブストーリーなんてことはなく、 汚い部分も多く見せるドロっとした内容。 30代半ばのエリートの女性の主人公が (一度別れたが)ずっと付き合ってて政治家になろうとしてる これまたエリートの男性と、旧友でカタギの仕事ではない ワイルドな男性との間で迷っちゃう話。 印象に残ったのはそのエリートカップルが 互いに溜まった本音をぶつけ合う大ゲンカシーン。 ちょっと悲しい話だけどわたくしくらいの歳になると 同性/異性関わらず、人間関係において 「この人とはここまでだな」ラインを割とハッキリ感じる。 しかもそのラインを越えることはそうそうない。 ラインに気づかずにそういう相手と関係を深めようとすると、 「遠慮」や「気遣い」ばっかりでストレスが溜まる。 ストレスが溜まり過ぎると、ししおどしから カコーン!と溜まった水が落ちるように 暴発して取り返しのつかないケンカとか なんらかの精算をしなきゃならん。 「この人とはここまでだな」ラインに気づかずに、 または気づいても気付かないふりをして 恋人になったら悲惨だなって思った。 うんうん。そうなんだよな。そうそう。 そんなこんなを考えてたら帯のアオリが妙にしっくりきた。
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35才の才媛、元ヤクザ、エリート男子の大人の人生小説。まー主人公の女性がカッコいい!この作品は理屈っぽくなく読みやすい…でも、「一瞬の光」のような葛藤、歪みみたいのがなくちょっと物足りない。でも、エンタメとしては面白い!
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ファンタジー入り混じりの、やたら遠回りしたがる作風からの変化(進化)なのか、 こういうのもできますってことなのか。 どちらにしろ、ラスト良かった。作者の思い通りだったとしても、ハッピーエンドのラストに心温まった。
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表紙とタイトルの美しさに心を惹かれて読み始めた本。 私は、「運命の愛」とか「運命の人」のようなシチュエーションは苦手で(笑)今まで敬遠してきたのですが、この小説はそんな人の繋がり方がすんなり読めたので良かったです。 「俺は、お前のためならいつでも死んでやる」が、あまり無理なく聞こ...
表紙とタイトルの美しさに心を惹かれて読み始めた本。 私は、「運命の愛」とか「運命の人」のようなシチュエーションは苦手で(笑)今まで敬遠してきたのですが、この小説はそんな人の繋がり方がすんなり読めたので良かったです。 「俺は、お前のためならいつでも死んでやる」が、あまり無理なく聞こえるのもすごいなぁ。。。 タイトルや表紙の通り、2人の心の繋がりが透き通るように美しいと思う。
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文章上手だし話も悪くはないけど、ふ〜ん、で?という…このての男性作家の書く自立した女性ってなんかもやっとする。 春樹とか宮本輝読んでもそうなんだよ!
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