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アメリカ弱者革命 の商品レビュー

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17件のお客様レビュー

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2011/12/23

堤未果のアメリカレポート。知らないうちにワンコインの文庫本になっていた。アメリカがなかなか浮上しない理由が、経済的なことだけに限らない、というのがわかり、(そして、日本もそのプチモデルになりうるかも…?)暗澹たる気持ちになる。

Posted byブクログ

2012/10/04

ルポということで、新書より著者が身近に感じられた。 マイノリティーは、迫害されてきた。それはなにもアメリカだけではない。 その中で権利を、主張を、通すには声をあげ続けなければならない。 だが、それだけの事かわなんと難しいのだろうか。誰だって折れない心なんかない。だからこそ、主...

ルポということで、新書より著者が身近に感じられた。 マイノリティーは、迫害されてきた。それはなにもアメリカだけではない。 その中で権利を、主張を、通すには声をあげ続けなければならない。 だが、それだけの事かわなんと難しいのだろうか。誰だって折れない心なんかない。だからこそ、主張を通すためには、折れてももう一度立ち上がれる心が必要なのだと思う。 マイノリティーがいることが認められること、それこそが多様な社会だ。 これこそがアメリカのイメージであったし、理想の姿だろう。 どれほど理想と現実が乖離しようとも、理想の方をねじ曲げないでほしい。

Posted byブクログ

2011/10/25

今まで自分が持っていたアメリカのイメージがこの本を読んで一変した。先進国アメリカ。貧富の差が大きいとは聞いていたけど、、、こんなにひどいとは。無知な自分が恥ずかしかった。日本も格差が広がりつつあるし、決して他人事ではない。無知のままいたらそのまま流されて気づいたときにはもう手遅れ...

今まで自分が持っていたアメリカのイメージがこの本を読んで一変した。先進国アメリカ。貧富の差が大きいとは聞いていたけど、、、こんなにひどいとは。無知な自分が恥ずかしかった。日本も格差が広がりつつあるし、決して他人事ではない。無知のままいたらそのまま流されて気づいたときにはもう手遅れになるかもしれない。 堤さんの本はどれも興味深いものばかり。その中でもこの本はとても読みやすく、オススメ。

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2011/10/16

前作の「貧困大国アメリカ」と併せて読了。 アメリカに抱く敬意や憧憬の感情が かなりの割合でふきとんでしまうであろう事実の数々。 読後感は「怒」。 自由と機会均等を貴ぶアメリカは ごくごく表層的なアメリカであったのかもしれない。 こんな国に明日はない。 いつかはわからないけ...

前作の「貧困大国アメリカ」と併せて読了。 アメリカに抱く敬意や憧憬の感情が かなりの割合でふきとんでしまうであろう事実の数々。 読後感は「怒」。 自由と機会均等を貴ぶアメリカは ごくごく表層的なアメリカであったのかもしれない。 こんな国に明日はない。 いつかはわからないけど、根元から崩壊する。 そんな予感がする。

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2011/10/10

テレビ、ジャンクフード、教会、銃、就職先としての軍、物事の単純化…どうしようもないアメリカ。良くも悪くも、多様なものを抱え込んだまま大国であり続けるアメリカ。大切なものを失い、痛い目に遭ってから、自分たちの無知に気づき、自分が変わり、世の中を変えていこうとする真っ直ぐな人たち。海...

テレビ、ジャンクフード、教会、銃、就職先としての軍、物事の単純化…どうしようもないアメリカ。良くも悪くも、多様なものを抱え込んだまま大国であり続けるアメリカ。大切なものを失い、痛い目に遭ってから、自分たちの無知に気づき、自分が変わり、世の中を変えていこうとする真っ直ぐな人たち。海の向こうで、まぎれもなく、同時代を生きている人たち。他人事ではない。

Posted byブクログ

2011/03/03

これは本当にノンフィクションなのか。 これは本当にアメリカなのか。 北朝鮮や戦時中の日本ではないのか。 いままで無知でいた自分が恥ずかしい。

Posted byブクログ

2011/02/03

誰が信じてくれると思う?生まれて初めて銃を買ったのが、テロリストじゃなくて、自分の国の政府から身を守るためだなんて。 自由の国アメリカ。 自由に憧れ、アメリカンドリームを夢見る。でも、1番自由がないのは、アメリカではないのか。 無知が偏見を作り、偏見が差別になり、差別が戦争にな...

誰が信じてくれると思う?生まれて初めて銃を買ったのが、テロリストじゃなくて、自分の国の政府から身を守るためだなんて。 自由の国アメリカ。 自由に憧れ、アメリカンドリームを夢見る。でも、1番自由がないのは、アメリカではないのか。 無知が偏見を作り、偏見が差別になり、差別が戦争になる。 リクルーターに巧みに言いくるめられイラクの最前線に行き、防弾チョッキも与えられない。自腹で払う。生きて帰ってきても、なんの援助もなく、路上に捨てられる。 アメリカが自由であるという偏見が作り出した結果かもしれない。 「ルポ貧困大国アメリカ」より読みやすく、リアル。 ふと自分の国を第三者となって考えてみる。

Posted byブクログ