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ロードサイド・クロス の商品レビュー

3.8

75件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    38

  3. 3つ

    22

  4. 2つ

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2024/03/04

2010年にネット炎上を書いてたなんて、先見の明ありすぎですね。ダンスの尋問シーンをもっと読みたかったかな。

Posted byブクログ

2023/08/11

あるネット記事へのコメント投稿から冤罪の汚名を着せられてしまった高校生。その真犯人を尋問のスペシャリスト、キャサリン・ダンスが追う。 読み出すと止まらないジェフリーディーバー。リンカーン・ライムシリーズはいくつか読んでいて、その中に(確かバーニングワイヤーだったかな?)ちょっと...

あるネット記事へのコメント投稿から冤罪の汚名を着せられてしまった高校生。その真犯人を尋問のスペシャリスト、キャサリン・ダンスが追う。 読み出すと止まらないジェフリーディーバー。リンカーン・ライムシリーズはいくつか読んでいて、その中に(確かバーニングワイヤーだったかな?)ちょっと出てきたりしてたんで存在は知っていたのですが、キャサリンダンスシリーズは初めて読みます。やっぱりどんでん返しに次ぐドンデン返しでサスペンス的には楽しませてくれました。サスペンス的にも(適度に先が読めたり殺人のえげつなさのレベルが低かったりして)リンカーン・ライムよりも読みやすい気がします。 一方で、ジェフリーディーバーとしてはネットの行き過ぎた個人への攻撃を問題視してこのお話を書いたものと思われ、その問題意識もしっかり受け止めたいところ。この本が出版された頃はまだブログ全盛の時代で、SNSは勢いがつき始めた頃、という社会背景がありますが、SNSでの炎上で人が死ぬようになったこの時代にジェフリーがどんな視点をもつのか興味があります。 キャサリン・ダンスのシリーズは数冊出ているはずですが、最初から追いかけると興味深いかもしれません。この本で一番気になったのはキャサリンをめぐる三角関係の行方ですが、シリーズを追っていくと何か結論が出るのかなあ。 MMORPGモノの金字塔といえば「ソードアートオンライン」シリーズと一緒にお楽しみください。

Posted byブクログ

2022/08/25

やってもた! 単行本上下段で500ページのなかなかの長編でしたが 途中で前読んだことあるって気付きました トホホ でもまあせっかく読み始めたので最後まで読みましたよ 面白かった それにしてもこれが10年も前に書かれたなんてほんと驚き去年の秋に書かれたって言われてもぜんぜん納...

やってもた! 単行本上下段で500ページのなかなかの長編でしたが 途中で前読んだことあるって気付きました トホホ でもまあせっかく読み始めたので最後まで読みましたよ 面白かった それにしてもこれが10年も前に書かれたなんてほんと驚き去年の秋に書かれたって言われてもぜんぜん納得 インターネットという虚構の世界に築かれた危うい人間関係にキネシクスの専門家「人間嘘発見器」キャサリン・ダンスが切り込んでいくというのが面白い ダンスは尋問相手の微細な動作や声の抑揚などで嘘を見抜く現実の世界の象徴みたいな存在と思うからです 虚構対現実の代理戦争みたいな そしてディーヴァー得意のどんでん返しにネット社会の危険性みたいなんも込められていて非常に示唆に富んだ内容なんだけど この作品が書かれて10年たった今も同じ様なことが言われ続けてるってことにうーんってなります 次のステージはいつ来るんだろう?

Posted byブクログ

2022/05/19

キャサリン・ダンスシリーズ。ネットいじめの標的にされた少年が次々といじめてきた連中に襲いかかる。またダンスの母親が患者を安樂させた容疑で起訴される。仕事とプライベートのいたぱさみになりながらダンスは捜査を続ける。他にも半安楽死団体や海水淡水化などでてくるが、とっ散らかって、ミスリ...

キャサリン・ダンスシリーズ。ネットいじめの標的にされた少年が次々といじめてきた連中に襲いかかる。またダンスの母親が患者を安樂させた容疑で起訴される。仕事とプライベートのいたぱさみになりながらダンスは捜査を続ける。他にも半安楽死団体や海水淡水化などでてくるが、とっ散らかって、ミスリードとしてはお粗末なまとまりのない内容に思えた。

Posted byブクログ

2020/01/11

読み始めてすぐ、おっとこれは! と思い出した。うっすらと・・。 はっきりと覚えているのは始めと終わり。途中はおぼろ、でもミステリや犯人探しで、最後を覚えているなんて最悪。 だけれど、メモをしてないとこういう失敗は多い。記録しなかった理由がみつかるかも知れないし。 いろいろ読むが、...

読み始めてすぐ、おっとこれは! と思い出した。うっすらと・・。 はっきりと覚えているのは始めと終わり。途中はおぼろ、でもミステリや犯人探しで、最後を覚えているなんて最悪。 だけれど、メモをしてないとこういう失敗は多い。記録しなかった理由がみつかるかも知れないし。 いろいろ読むが、また読むことはないと思うとメモしないものもある。でもまぁこの作家なら再読というのも、悪くないかもしれない。 昨年10月の出版だから読んだのはあまり前ではないのに、あ~あ。 * * * 手抜きで「訳者あとがき」から。 前作「スリーピング・ドール」の事件から数週間。カリフォルニアの風光明媚で平和なモンテレー半島に、新たな恐怖が襲いかかる。  きっかけは、ある人気ブログに掲載された一本の記事だった。  二週間ほど前、ハイウェイのガードレールのない区間で自動車が道路を外れて斜面に転落し、乗っていた四人の高校生のうち二人が死亡するという痛ましい事故が起きた。しかしこれまでのところ運転手は逮捕されておらず、州運輸局の道路管理責任を追及する声も上がっていない。記事は”誰一人として事故の責任を取っていない”ことを疑問視していた。  ブログ主は、警察は運転手を逮捕すべきだと主張したわけではない。また、運転手が高校生であることから、氏名も伏せていた。それにもかかわらず、記事には運転手を知っているという地元の若者からのコメントがたちまち殺到した。オタク、キモい、ヘンタイ、ネトゲ中毒・・・若者たちは独特のネット用語を駆使して、学校でも浮きがちな存在だった少年を容赦なく中傷し始める。  その後も、やはり同じ記事にコメントを投稿した人々が命を狙われる事件が立て続けに発生、ついには死者も出た。事件とブログが密接に結びついていると断定はできなかったが、事故車を運転していた少年がふいに姿を消したことなどから、連続殺傷事件の犯人は運転手の少年である可能性が一気に高まった。  インターネットという仮想の世界で”いじめ”に遭った少年が”いじめっ子”たちに現実の世界で仕返しを始めたということなのか。仮想世界でのトラブルが、境界線を越えて現実世界にはみ出してきたのか。  捜査を任された”歩く嘘発見器”キャサリン・ダンスは、持ち前の尋問スキルを駆使して少年の周囲の人々から真実を引き出しながら、事件の意外な深層に迫っていく。 書いているうちにますますはっきり思い出した。 * * * というのが大まかな始まりと、捜査官の紹介文で、そこには、ちらりちらりと挿入される伏線があり、キャサリンのお母さんに降りかかった災難あり、コンピュター専門の大学教授の助けがいつの間にか、気持ちの微妙なふれあいになるところもある。 いつも行動を共にする保安官事務所の刑事に対する心の揺れなどソフトなストーリーも添えてある。 そういえば面白かったとは思いながら、メモしておかなかったのは、わずかに簡潔にまとまってしまう、終盤の部分に納得できなかったからかもしれない。 こういうなかで、一応、どんでん返しが効果的に続いて、力量はさすがである、面白い、がそれにしても、終わり方はあまりに安直ではなかったろうか。 悪人は悪人として裁かれ、無実の人間はそれが自然に証明されるハッピーな結末はいい。解決への糸口がやはり、ほかからの連絡や告発などだというのはよくある話で、空を見てピンと来たり、夢を見てハッと真相に気づいたりする常套の探偵小説に似ている。 今でも人気のある、RPGなど、ゲームの中の仮想世界が出てくる。実写に近いほどよく出来た画像の中で、怪物や敵を倒しアイテムを集め、役割を決めてチームを作って助け合う、そこでは友達も出来る、家(部屋)を持ち傷を癒すb場所も作れる。こういうゲームを覗いていると、仮想世界にのめりこんでいく気持ちも分からないではない。だが作者の意図はやはり、現代のこの様な現実に対していささかの警告を含んでいるようだ。 ゲームやブログなど、コンピューター世界に入りこんでいく子どもたちの現実が、活写されて事件解決の手引きになっていく。 面白く、よく出来た話でも再読すると、作者の意図があからさまに分かって、また別な楽しみ方が出来た。 ジェフリー・ディーヴァーはまだ読んでない作品を探そうと思っている。

Posted byブクログ

2019/10/09

キャサリン・ダンス第二作。あるブログと、MMOを巡って起きる連続事件。 展開がなんとなく読めるなぁと思いながら読み進めていって、それでも最後に予想を裏切られた。 いいエンタメだった。エピローグは胸に響く。

Posted byブクログ

2018/07/20

ダンス捜査官。ネットいじめが現実の殺人事件に。つぎつぎと追いたてられる。 犯人がせまってくるようすとかハラハラ。 C0097

Posted byブクログ

2016/04/03

面白いんだけど、いかんせん長い! あと、登場人物が多い! でも、最後の方は一気読み。 ダンス、いい女なんだろうな。

Posted byブクログ

2015/02/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今年に入ってようやく二冊目の翻訳ミステリ読了。人間嘘発見器キャサリン・ダンス・シリーズ第二作。 ネットいじめから始まったと思われた事件は思わぬ展開を見せる。 「やられた!」というツイストではなかった。でも読後感は良好。

Posted byブクログ

2014/08/31

キャサリン・ダンス物の2作目。 キネシクスを駆使し、人の言葉のウソを見抜いて犯人を追い詰める。 日本のミステリーには見られない、変わった捜査官。 ネット中毒のオタクの少年が、中傷やイジメにあい、さらに殺人犯にされて追い込まれてしまう。 しかし、実は犯人は・・・ 二転三転の展開が、...

キャサリン・ダンス物の2作目。 キネシクスを駆使し、人の言葉のウソを見抜いて犯人を追い詰める。 日本のミステリーには見られない、変わった捜査官。 ネット中毒のオタクの少年が、中傷やイジメにあい、さらに殺人犯にされて追い込まれてしまう。 しかし、実は犯人は・・・ 二転三転の展開が、さすが、ジェフリー・ディーヴァー。 読むのがやめられ なくて寝不足気味です オニールとの関係も新たな進展があるのか、それとも今回の捜査に協力した大学教授のボーリングと始まるのか? これからもダンスが主役のストーリーが続きそうで、楽しみです。

Posted byブクログ