日記をつける の商品レビュー
いろいろな日記が紹介されています。 三日坊主になりがちな日記ですが、真面目につけてみようかな~という気になりました。
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同じく日記をつける身としては「あるある…」と思いながらちょっとばかしにんまりしてしまう。数日後に日記をつけると「悲しいことはちいさめに、うれしいことは大きめにつけるようになる」といった考察もなかなかのものだと思う。日記をあらゆる角度から見て、荒川氏の日記経験則からぴったりした言葉...
同じく日記をつける身としては「あるある…」と思いながらちょっとばかしにんまりしてしまう。数日後に日記をつけると「悲しいことはちいさめに、うれしいことは大きめにつけるようになる」といった考察もなかなかのものだと思う。日記をあらゆる角度から見て、荒川氏の日記経験則からぴったりした言葉があてがわれると、なんとなく気持ちがすっとなるのだ。 好きな人がいると、好きな人のことばかり書くようになる。だけど夢中になってるとそのぶん言葉が少なくなって、「自分の書いた文章というものは、だいじなときに役に立たないものである」という風にもなってくる。 でもそれでいて、愛する人のことはいつまでも忘れたくないもの。それで躍起になって日記をつけて、その一日をなんとか日記に閉じ込めようと苦労する。「愛するということは、あるいはたいせつな人をもつということは、記憶に懸命になる、そうさせられるということである。」 日記というのはとてもキュートなものなのだ。どんな簡潔なものであれ、日記には匂いたつものがある。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
本文より 日記をつけていると、自分の中の一日のほこりがとり払われて、 きれいになるように思う。一日が少しのことばになって、 見えてくるのも心地よいものだ。ぼくはその気持のなかに 入りたいために、日記をつけるのだと思う。時間のすきをねらって、 あるいは寝る前に、ちょこっとつける。 あのひとときが好きだ。それがとても、ぼくには楽しいのだ。 つけるときの、そのときのために、 僕は日記をつけるのだ。
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そっと丁寧に日記と言う輪郭をなぞってみる。 そんな感覚の本です。 これもまた言葉の在り方で、対話する為でもなく 営みとしてあるような言葉たち。 夜、街並みに生活の明かりが灯っていると安心するような形で ここの文を見ているとほっとする。 ブログのところだけ少し、テンション高く荒...
そっと丁寧に日記と言う輪郭をなぞってみる。 そんな感覚の本です。 これもまた言葉の在り方で、対話する為でもなく 営みとしてあるような言葉たち。 夜、街並みに生活の明かりが灯っていると安心するような形で ここの文を見ているとほっとする。 ブログのところだけ少し、テンション高く荒ぶっているのが またほほえましい。
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ブログには手厳しかったが、ボクはブログで初めて「日記」を継続することができている。日記は読まれるかもしれない。山田美妙も読まれることを前提にしていないが、万が一読まれた時の為に交わりのことを「宝」と書いている。どうせ読まれるかもしれないのなら(子供たちや妻に)、読まれることを前提...
ブログには手厳しかったが、ボクはブログで初めて「日記」を継続することができている。日記は読まれるかもしれない。山田美妙も読まれることを前提にしていないが、万が一読まれた時の為に交わりのことを「宝」と書いている。どうせ読まれるかもしれないのなら(子供たちや妻に)、読まれることを前提に(洗礼を受けて)日々ブログを更新した方がよいように思う。 書くことが無い日は日付でもと言われるが、ブログなら日付は自動に書いてくれる。
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いろいろな人の日記が紹介されていて、けっこうおもしろく読めた。 でも、公開するしないにかかわらず、いろんな書き方があるということも知った。
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わたしも長いこと日記をつけているから、ここに書かれている歓びに共感した。でもブログの項になると論調は鬼のよう。…耳が痛い。わたしはルールを守れているだろうか?今まで何度か思ったりしてきたけど…やめようかなブログ。
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人の日記を読むのがわりに好きなので、文豪の日記がいろいろ読めそう、と思って読んでみたのだけど、個人的にこれもっと読みたい!と思うほどではなかったような。やっぱり日記ってある程度長く読まないとなじまないような気がするし。自分でも日記をつけたくなるんじゃないかと期待したんだけど、そん...
人の日記を読むのがわりに好きなので、文豪の日記がいろいろ読めそう、と思って読んでみたのだけど、個人的にこれもっと読みたい!と思うほどではなかったような。やっぱり日記ってある程度長く読まないとなじまないような気がするし。自分でも日記をつけたくなるんじゃないかと期待したんだけど、そんなこともなかった。荒川洋治さんの文章は詩人らしく、やさしくてキュートでほほえましかったけれど、わたしはあわないのかもしれないなと。もっとぎゅぎゅっとつまった感じが好きかな。
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まあスタイルとしては富士日記最強ということだわね。 荷風先生はあまりにも通俗だと判断したのか、かわりに蘆花先生と美妙先生。 日記をつけるということのなかにある見栄や記憶の変造の問題や、自分や他人の日記を読むという体験、日記を読ませるということについてももう少し語ってほ...
まあスタイルとしては富士日記最強ということだわね。 荷風先生はあまりにも通俗だと判断したのか、かわりに蘆花先生と美妙先生。 日記をつけるということのなかにある見栄や記憶の変造の問題や、自分や他人の日記を読むという体験、日記を読ませるということについてももう少し語ってほしかった。でも少年むけだろうからこんな感じか。 そういや谷崎の『鍵』も出てこないな。→ いや、出てきてた。
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何でも続けるって大事だと思った。 日記は書いた後、読み返すと恥ずかしくなるからつけることが出来ないけど、月日と曜日と天気を毎日書くだけでも日記になるみたいなことが書かれていて、これならできるかもしれないと感じた。 “日記をつける”ということは1日1日を大切に生きる一つの方法な...
何でも続けるって大事だと思った。 日記は書いた後、読み返すと恥ずかしくなるからつけることが出来ないけど、月日と曜日と天気を毎日書くだけでも日記になるみたいなことが書かれていて、これならできるかもしれないと感じた。 “日記をつける”ということは1日1日を大切に生きる一つの方法なのだと思った。
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