日記をつける の商品レビュー
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なかなか。子供の日記や戦争の日記とかあって。179〜181の記録と記憶。この章が実に良かった。自己中心的な人は、覚えが悪く、恋をしたら記憶が上がり何気ないことでも全て記憶するだろう。日記をつけるのは自分のためでなく、もしかしたら人を大切にしたいという重いから来ているのかもしれない...
なかなか。子供の日記や戦争の日記とかあって。179〜181の記録と記憶。この章が実に良かった。自己中心的な人は、覚えが悪く、恋をしたら記憶が上がり何気ないことでも全て記憶するだろう。日記をつけるのは自分のためでなく、もしかしたら人を大切にしたいという重いから来ているのかもしれない。
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毎日、くだらない日記をつけています。少しでも改善できれば、と思って読みました。なかなか意味のある日記をつけることは、難しいようです。
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SNSについてどう思われているのか、新しいヴァージョンの『日記を付ける』が出版される時が来たらその点に触れてほしい。
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多くの既刊の日記エッセイを例に、日記のつけ方や向き合い方を説いた1冊。 私自身も日記をつけて10年くらい。本来日記はプライベートの極みのような作業だと思っているので他人様の日記を覗き見する心持ちで読んだ。本書から感じたことは、結局日記は自由に、気楽に、好きに書いていいということ。...
多くの既刊の日記エッセイを例に、日記のつけ方や向き合い方を説いた1冊。 私自身も日記をつけて10年くらい。本来日記はプライベートの極みのような作業だと思っているので他人様の日記を覗き見する心持ちで読んだ。本書から感じたことは、結局日記は自由に、気楽に、好きに書いていいということ。 と併せて、飽き症の自分がなぜ日記をつけ続けるのかも考えてみた。とりとめのない日常や考えを書くと、まず言葉にすることで心の整理がつく、客観的になれる。そして後々見返した時に何気ない一文から、その時の思い出が一気に甦る。楽しくなる、嬉しくなる、悲しくなる、苦しくなる、悶絶する(笑)。そして最後は必ず笑えてくる。 そんなものすごく個人的なヒトトキのために、これからも日記をつけようと改めて思えた。
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日記つけかた模索中なので手に取りました。色々な日記を紹介しているが、 昔すぎて若干レベルが高く消化不良な内容。でも、著者の思いである「日記はリラックスで大雑把に寝る前の楽しみとして書く」という記述は共感を得ました。後、記憶の乏しい人は人を愛していないという一節もなるほどかなと。コ...
日記つけかた模索中なので手に取りました。色々な日記を紹介しているが、 昔すぎて若干レベルが高く消化不良な内容。でも、著者の思いである「日記はリラックスで大雑把に寝る前の楽しみとして書く」という記述は共感を得ました。後、記憶の乏しい人は人を愛していないという一節もなるほどかなと。ココらへんの文が拾えたので十分な価値がありました。
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日記にまつわる旅をするエッセイ、という感じ。いろんな人の日記がのぞけてとても面白かった。 蘆花の日記の性愛にドキドキしてしまった。笑 ブログへの見解は、情報関係の授業での論説文として使えそうな考え方にみえた。この本そのもののまとまりとしては確かに浮いていたと思う。 あとは食べ...
日記にまつわる旅をするエッセイ、という感じ。いろんな人の日記がのぞけてとても面白かった。 蘆花の日記の性愛にドキドキしてしまった。笑 ブログへの見解は、情報関係の授業での論説文として使えそうな考え方にみえた。この本そのもののまとまりとしては確かに浮いていたと思う。 あとは食べ物。本当にたべることは日常なのに、誰にでも話題になりえる。 お腹すいたなぁ。
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ずいぶん読み終えるまで時間をかけてしまったけど・・・ようやく。ちょっとずつ大事に読んでたってことで。色んな文人の色んな日記の引用が沢山。私が好きなのは、荒川さんの「日記」という行為そのものに対する思い入れの方だったりするんだけど。 P46 手帳が空白だと未来がないように感じる。...
ずいぶん読み終えるまで時間をかけてしまったけど・・・ようやく。ちょっとずつ大事に読んでたってことで。色んな文人の色んな日記の引用が沢山。私が好きなのは、荒川さんの「日記」という行為そのものに対する思い入れの方だったりするんだけど。 P46 手帳が空白だと未来がないように感じる。手帳は明日につながるらしい。でもそれはあくまで予定の世界。手帳に書かれてもそれが実際にあったことなのかは、しばらくの間本人が知ってるだけ。時がたつと自分でもわからなくなる。土曜日にお姉ちゃんと会わなかったとしても、手帳の文字をあとから訂正することはまずない。日記は手帳とはちがって原則として事実をあつかう。その意味では、とてもたしかな世界だといえる。予定が消えたり、傷をうけたときも、日記ならそれを受けいれてくれる。 P63 人が日記をつける現場を見かけたことがある。何をしているのかなと思うと、日記をつけていたのである。みんなが近くで飛んだり、跳ねたりして活動していても、静かな時間はどこかにあるものだ。 P131 あの人は、どう思っているのか。何をしているのだろう。 疑惑や不安をおぼえると、日記のことばは、ふえていく。疑惑や不安のために、日記をつけはじめることもある。 P178 恋人ができると、その不安な気持ちのために、自分の日記を振り返るものである。「あ、このときは、こうだったから、あの人は、こう言ったまでのことなのだ」とか「いや、このときのことばは、やはりほんとうのことだったのか。ああだめか」なんて思い、消えかかる電灯みたいに、暗くなったり明るくなったりしながら、自分の日記の文字を何回も読むのである。あの人がぼくを好きである証拠が、見つかりますように、と。 P180 ・・・あることをおぼえていることで、他人を幸福にすることはある。他人をしあわせな気持ちにしようと思っている人は、ものをおぼえようとするものである。ぼくはどうでもいい人の言ったことについては記憶できない。好きな人が言ったことは、耳をすますだけに、すべてをおぼえるわけにはいかないものの、なんとか耳に残るものである。 ・・・愛するということは、あるいはたいせつな人をもつということは、記憶に懸命になる、そうさせられるということである。 P201 さて最後に。ぼくはどうして日記をつけるのだろう。 日記をつけていると、自分のなかの一日のほこりがとり払われて、きれいになるとうに思う。一日が少しのことばになって、見えてくるのも心地よいものだ。ぼくはその気持ちのなかに入りたいために、日記をつけるのだと思う。時間のすきをねらって、あるいは寝る前に、 ちょこっとつける。 あのひとときが好きだ。それがとても、ぼくには楽しいのだ。つけるときの、そのときのために、ぼくは日記をつけるのだ。今日も、これからつけるつもり。
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日記。誰にでも書けるのに、長く書き続けるのは案外に難しい。何を、どのように書けばいいのだろう?毎日がこともなく過ぎるときにも、何か大きな出来事に気持ちが圧倒されるときにも、日々のことを(というか、自分のことを)記す日記とは、だいたい、いったい何なのか。 わたしはある時ふと日記...
日記。誰にでも書けるのに、長く書き続けるのは案外に難しい。何を、どのように書けばいいのだろう?毎日がこともなく過ぎるときにも、何か大きな出来事に気持ちが圧倒されるときにも、日々のことを(というか、自分のことを)記す日記とは、だいたい、いったい何なのか。 わたしはある時ふと日記をつけたくなり、その参考書としてこの本を買ったのだけど、その点で十分に実用に足る内容であった。筆者が本の後半で「こんなことも、つけておこう」と勧めるものは「いま住んでいる家の間取り/引っ越して何年かたつと忘れてしまう・・・」「窓からの風景」「衣服の傾向」「会社の人たちの描写」「いまの仕事」など、なるほどと思うものばかり。日常を過ごしていれば当たり前のことでも、何年か過ぎてみれば、残しておきたいものなのだ。 実用的な面は別として、筆者の溢れるばかりの日記愛にも、一読の価値あり。絵日記、はたらく子どもの日記、働く大人の日記、不倫中の文豪の日記、燈台守の日記・・・。 書く人の楽しみもあり、読む人の喜びもあり。
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いろいろな日記が紹介されています。 三日坊主になりがちな日記ですが、真面目につけてみようかな~という気になりました。
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