哲学する赤ちゃん の商品レビュー
赤ちゃんを題材にガチな科学、哲学な本を期待してたらだいぶ違って肩透かしだったけど、これから育児する人には最高の良書と間違いなく言え、それを読んでみたという意味でそれはそれで良かったです。
Posted by
赤ちゃんといえども、言葉を発しないだけでわれわれと同じように世界のありようを見ている。幼児期における影響は、ともすればこれから先何十年にもわたって個々の土台となるほど大きいものだといえる。人との触れ合い、物の認識、周囲の環境、どれもこれもが赤ちゃんにとっては想像もできないほど多種...
赤ちゃんといえども、言葉を発しないだけでわれわれと同じように世界のありようを見ている。幼児期における影響は、ともすればこれから先何十年にもわたって個々の土台となるほど大きいものだといえる。人との触れ合い、物の認識、周囲の環境、どれもこれもが赤ちゃんにとっては想像もできないほど多種多様で、それこそがまさに閉塞的で人工的だが、絶対的世界でさえある。子供は適度に放っておくのがいいとはいえ、大人の理屈を押し通すことなく、視線を落として同じ気持ちになって接していきたいものである。
Posted by
今、赤ちゃんが‘再発見’されているそうな。 著者は、こどもがどのようにして他者の心を理解するかに注目した「心の理論」研究の創始者の一人であり、「理論理論(theory theory)」、つまり、子どもは科学者と同じやり方で学習するという説を提唱している。 赤ちゃんの知的な活動は大...
今、赤ちゃんが‘再発見’されているそうな。 著者は、こどもがどのようにして他者の心を理解するかに注目した「心の理論」研究の創始者の一人であり、「理論理論(theory theory)」、つまり、子どもは科学者と同じやり方で学習するという説を提唱している。 赤ちゃんの知的な活動は大人より活発で、想像力や学習能力は大人よりはるかに高い。赤ちゃんの神経回路は大人より多く、成長するにつれて「刈り込まれ」、概念や分類で整理されるらしい。 図書館に購入されるのはいつかな~。待ち遠しい。(^^ゞ
Posted by
- 1
- 2