尖閣戦争 の商品レビュー
尖閣戦争 米中はさみ撃ちにあった日本 著:西尾 幹二 著:青木 直人 祥伝社新書 223 本書は、尖閣海域における中国漁船侵犯事件を起点とする、日米中の安全保障の問題を扱っています。 米中は、経済を通じて、相互依存しており、日本が考えるよりもはるかに密接な関係になる 気にな...
尖閣戦争 米中はさみ撃ちにあった日本 著:西尾 幹二 著:青木 直人 祥伝社新書 223 本書は、尖閣海域における中国漁船侵犯事件を起点とする、日米中の安全保障の問題を扱っています。 米中は、経済を通じて、相互依存しており、日本が考えるよりもはるかに密接な関係になる 気になったのは以下です。 中国の挑発は何度も繰り返され、今度は軍事的にも、倍する備えを具えてやってくるであろうことにすでに気づいているはずです。 南沙諸島 ベトナム、中国両軍が軍事衝突をおこしており、ベトナム軍艦が沈没しています フィリピン軍艦艇と中国の漁船と衝突して、漁船は沈没しています アメリカの軍事力の減退によるものです。第七艦隊は台湾の沖に空母を派遣して実際に威嚇したことがありました。でも、アメリカはもうそれができないでしょう。 戦後の講和条約の段階で、ダレス国務長官は、日本に攻撃能力を保持させないかわりに、米軍が日本国内に基地を保持すると宣言しています。 これこそが日米安保の基本的枠組みとなり、それが憲法9条、平和主義をセットになっているのです。 ところがいま、この枠組みに逆らわないかぎり、自分で自分の国を守ることはできなくなっているのです 北方領土の範囲を不明確に設定したのはアメリカで、日ソ間を永遠に不和のまま置くことがアメリカの国益にかなっているからだとされます。 尖閣は日本領です。アメリカはそう認めています。それは実効支配しているからです。 もし、中国が実効支配してしまったら、それについてはアメリカは中立を守るという話です。 今度は中国領として認めるというのでしょう。そういうふうに安保条約に書いてあります。 北朝鮮の六カ国協議の主体は、北朝鮮ではなく日本だ 日本の核を押さえるために開かれている協議なのだ 中国からアメリカに輸出する10社のうち7社はアメリカの企業です アメリカは自国の企業の利益のために中国を利用しているのです 日本に生産力で敗れたアメリカが、中国では30分の1の安さで生産できることを発見して、価格破壊をして収益も充分に上げるという、アメリカの完璧なナショナルエゴイズムに基づく行動だった 米中両国は利害が一致したのです 日本は、中国ではなく、インドやブラジルに出て行くべきです 中国の沿岸部では人権費が上がって中国の企業ももうやっていけない 内陸に行くと、地方政府にたかられるのを知っているから中国企業も躊躇する。そこで目をつけたのが、バングラディッシュです 中国が、外貨準備というかたちで貯めた国富を、ほとんど、アメリカ国債として保有しているわけですが、これが紙くずになる可能性がある。だから、中国をアメリカを経済的な苦境に追い込めない 中国の成長は、内需主導型ではないのです あくまでも海外のマーケットにモノを売って、外貨を獲得するという外需依存型の成長なのです だから、リーマンショック以後、世界経済が縮小したことで、中国の成長率はがたっと落ちてしまい、いまも指導部は確信をもてないのです レアアースを禁輸して、もっとも困るのは中国であることだ レアアースを中国から輸出し、それを日本企業は中枢備品として、組み込んだあと、ふたたび加工するために中国へ輸出し、中国はそのコンポネントを組み立てたあと、ふたたび、日米欧に輸出している ならば、日本から、中枢備品の輸出をとめれば、悲鳴を上げるのは、輸出で経済を成立させている中国になる 目次 はじめにー西尾幹二 序章 尖閣事件が教えてくれたこと 1章 日米安保の正体 2章 「米中同盟」下の日本 3章 妄想の東アジア共同体構想 4章 来るべき尖閣戦争に、どう対処するか おわりにー青木直人 ISBN:9784396112233 出版社:祥伝社 判型:新書 ページ数:224ページ 定価:760円(本体) 2010年11月10日初版第1刷発行
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右派論客の偏向対談と捉えてしまっては惜しい。米中が通じている節があることや尖閣は安保で守られないからくり、ODA中止と見せての中国への迂回融資とか正しい指摘です。でも、憂国の士の談論風発にすぎません。もう少し日本人も、本質に迫る研究をして、国際社会におけるアメリカや中国の行動のメ...
右派論客の偏向対談と捉えてしまっては惜しい。米中が通じている節があることや尖閣は安保で守られないからくり、ODA中止と見せての中国への迂回融資とか正しい指摘です。でも、憂国の士の談論風発にすぎません。もう少し日本人も、本質に迫る研究をして、国際社会におけるアメリカや中国の行動のメカニズム、実例による実証、予測といった体系的な思考を見せて欲しいものです。いつまでも米中の手玉に取られ、むしり取られたくありません。
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ちょっと前の本だけど読んだ。好戦的な内容だけど、自分の国を自分たちで守ると言うのは同意する。感情的や部分が多かったから、ネトウヨには嬉しくなる内容だ。
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なかなかスカッとする書き方ですね。尖閣問題に潜んだ、日米安保や日米中の三角貿易にツッコミ、日本は米中からたかられてるという構図になっていることがわかった。なぜ立ち向かわない日本の政治家よ!? この本が書かれた2010年から状況は何も変わってないし、この本に書かれているように中国の...
なかなかスカッとする書き方ですね。尖閣問題に潜んだ、日米安保や日米中の三角貿易にツッコミ、日本は米中からたかられてるという構図になっていることがわかった。なぜ立ち向かわない日本の政治家よ!? この本が書かれた2010年から状況は何も変わってないし、この本に書かれているように中国の実効支配が始まってしまうのではないか、そしてそれを今の政権は止められないのではないかと危惧する。やはり憲法改正、軍事力強化が急がれる。 しかし、中曽根さんがあんなに避難されているとは。けど、避難される内容も大したことないし、そこまで言わんでもよかろうもん。あんときはアメリカとよくするのが精一杯だったのでは?と擁護してしまう。
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尖閣諸島の問題を切り口に日本の取り巻く国際状況を主に、中国、米国との関係を中心に解説してくれています。ニュースや新聞で読むことのできない、今の国際状況が分かる本でもあります。ただただ、中国という国の存大さがわかります。ただ、中国という国の人口を考えると、世界が中国化してしまう危機...
尖閣諸島の問題を切り口に日本の取り巻く国際状況を主に、中国、米国との関係を中心に解説してくれています。ニュースや新聞で読むことのできない、今の国際状況が分かる本でもあります。ただただ、中国という国の存大さがわかります。ただ、中国という国の人口を考えると、世界が中国化してしまう危機を感じます。 ああいう国が存在する以上、世界平和なんて絵空事だと思いますね。
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「日米安保の条文によれば、尖閣諸島が中国に占領されても、日本が武力を行使しない限り、アメリカは、基づいた行動をとる必要がないことと、歴史的経過によれば、中国は沖縄も自国領として主張してくる。」という内容が驚いた。
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この本はお二人の対談を急遽書き起こして出版したようだ。こうした作りは前からあるけど今後更に増えるだろう。速報性ではツイッターなどインターネットに逆立ちしてもかなわない旧メディアが生き残るには、トーシローにゃあできっこない複合的事実の分析・統合力やそこから導きだされる先読みの力で...
この本はお二人の対談を急遽書き起こして出版したようだ。こうした作りは前からあるけど今後更に増えるだろう。速報性ではツイッターなどインターネットに逆立ちしてもかなわない旧メディアが生き残るには、トーシローにゃあできっこない複合的事実の分析・統合力やそこから導きだされる先読みの力ではないか。 (続きはブログで)http://syousanokioku.at.webry.info/201012/article_9.html
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タイトル通り、尖閣問題にも触れられていますが、「いま起こっていることを急ごしらえに語ってみた」というようなおざなりな内容ではありません。 政治・外交・安全保障・経済など、現状からその問題点の根本にいたるまで、現実的な目線で分析し、紹介してあります。 国内メディアではほとんど紹介...
タイトル通り、尖閣問題にも触れられていますが、「いま起こっていることを急ごしらえに語ってみた」というようなおざなりな内容ではありません。 政治・外交・安全保障・経済など、現状からその問題点の根本にいたるまで、現実的な目線で分析し、紹介してあります。 国内メディアではほとんど紹介されることのない対中援助の実態についても触れられていますし、EUや移民政策の問題点なども具体的に触れられています。 この中で語られている内容が、もっと広く知られるようになれば、日本は劇的に、よい方向に変わるだろうな。 そんな風に思いました。 とにかく、とても内容の濃い一冊。 より多くの方に読んでもらいたい一冊です。
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日本が中国に侵略されている実態。表面だけなだめるが実質、中国と手を組むアメリカ。 古書店、図書館から古地図が消滅、尖閣諸島と竹島の証拠隠滅を図る。歴史観を塗り替える。
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