ありがとう、さようなら の商品レビュー
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瀬尾まいこさんの作品ってとても優しい。 このエッセイもそうだった。 中学校の国語教師だった著者の先生時代のいろいろ。 子ども達に向ける目が優しく温かい。 正面から子ども達と向き合う良い先生だったんだろうなぁ…と思いながら読んだ。 非常勤ながら現在小学校の図書室で勤務をする私。 子ども達に向ける目は優しくありたい、そう思った。
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瀬尾まい子さんが働いていた、京都丹後地方の中学校での日々を綴ったエッセイ。 本当に生徒が大好きなんだなぁ、こういう先生が担任だったら楽しいだろうなぁ、と瀬尾先生のクラスを思い描かずにはいられない。 中学生は、難しい年頃で、関わる方も距離感を掴むのになかなか苦労する。 でも、実...
瀬尾まい子さんが働いていた、京都丹後地方の中学校での日々を綴ったエッセイ。 本当に生徒が大好きなんだなぁ、こういう先生が担任だったら楽しいだろうなぁ、と瀬尾先生のクラスを思い描かずにはいられない。 中学生は、難しい年頃で、関わる方も距離感を掴むのになかなか苦労する。 でも、実はまだまだ素直で純粋な可愛い年頃でもある。 こちらが構えずにいれば、意外とうまくいくことも多い(私が先生じゃないからかもしれないけれど)。 駅伝のエピソードなどは、この学校での日々から「あと少し、もう少し」が生まれたのかな、なんて想像できて、またあの物語を読み返したくなった。 2021.2.12
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教員やめるか悩んでいる人に読んでほしい。 いい先生になれるかわからないけど、生徒の応援したいのだ。 今年も頑張りましょう、私。
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今は辞めちゃってるみたいだけど 作家デビューしてからも 教職続けてたということに驚愕… そして 講師10年間、採用試験受け続けてたことも マジソンケー(笑) 経験者として 中学校、そんないい生徒ばっかりじゃないから 90%くらいはゲッソリすることばかりなんだけど 残りの10%...
今は辞めちゃってるみたいだけど 作家デビューしてからも 教職続けてたということに驚愕… そして 講師10年間、採用試験受け続けてたことも マジソンケー(笑) 経験者として 中学校、そんないい生徒ばっかりじゃないから 90%くらいはゲッソリすることばかりなんだけど 残りの10%に このエッセイみたいな キラキラ輝く体験があるから だからやれる職業… としたって 瀬尾先生はきっと いい先生だったんだと思うから 生徒たちが色々感じて 大人になって先生になりたいとか思っちゃってくれたら こんなに夢のある話はないな…
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学校嫌いだった私。それなのに、ずっと教師になりたかった。 嫌いな鯖を克服しようとがんばったり、走るのが苦手なのに駅伝大会に出場したり、生徒に結婚の心配をされたり、鍵をなくしてあたふたしたり・・・・。 瀬尾まいこが作家デビュー直後から3年半にわたって“せんせい”として書き綴ったエッ...
学校嫌いだった私。それなのに、ずっと教師になりたかった。 嫌いな鯖を克服しようとがんばったり、走るのが苦手なのに駅伝大会に出場したり、生徒に結婚の心配をされたり、鍵をなくしてあたふたしたり・・・・。 瀬尾まいこが作家デビュー直後から3年半にわたって“せんせい”として書き綴ったエッセイ。 瀬尾さんの生徒たちの純粋さに、胸を打たれる。 それを励みに頑張ろうと思う瀬尾さんの気持ちがよく分かる。 学校生活は、生徒にとっては窮屈で、面倒なことがたくさんあったけど、それを見守り、指導する先生にも憂鬱なことがたくさんあったんだなぁと知ることができた。 ただ、タイトルの通り、そんなマイナスなことではなく、生徒たちとの生活で楽しかったこと、嬉しかったことなどプラス面がたくさん書かれていて、ほのぼのする。 瀬尾先生と生徒とのやりとりが可愛くて面白い。
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読みやすくて、あっという間に完読。 中学校の先生が、生徒と接しながら感じたこと…先生目線だとこうなるのか、と読んでいて楽しかった。 大変な職業だろうけど、その中で楽しみや感動を見つけられてて、素直で素敵な方なんだなと思った。 「T先生」「約束厳守」「超思春期」の話が好き。 *好きな文章を覚書 大人になると、逃げ道がいっぱいあって、すぐどうにかしようって考えてしまう。小さいことだけど、すごくずるい。もっと中学生みたく、さらりと約束を守らないとな。
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小学校、中学校、高等学校、~仰げば尊しわが師の恩 教えの庭にもはやいくとせ~♪ 先生は有難いですね(^-^) 教え育てていただいた先生方の名前、そして校歌、今もしっかり覚えています。瀬尾まいこさん「ありがとう、さようなら」、2007.7刊行、2010.10文庫。中学校の国語の先生...
小学校、中学校、高等学校、~仰げば尊しわが師の恩 教えの庭にもはやいくとせ~♪ 先生は有難いですね(^-^) 教え育てていただいた先生方の名前、そして校歌、今もしっかり覚えています。瀬尾まいこさん「ありがとう、さようなら」、2007.7刊行、2010.10文庫。中学校の国語の先生、瀬尾先生の日常が綴られた42編のエッセイ。読後、一言、「いい先生だな」! 特に「おしゃれチェック」「些細な親切」「ファンとの遭遇」、読んでて嬉しくなりました(^-^)
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瀬尾さんの教師生活を書いてる本。 ほのぼのしていて、クスッと笑ってしまう。 中学生ってすごい。大人じゃできない。
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先生にも子どもにも読んでほしい一冊。 子どもってこんなにも愛おしいんだよ 子どもたちよ、こんな大人もいるんだよーって 仕事に慣れ、少し子どもがいやになった先生たちへ 周りの大人にぷいっとしてる子どもたちへ 2016/02/07 自分も教員1年目から学校であった心に残った...
先生にも子どもにも読んでほしい一冊。 子どもってこんなにも愛おしいんだよ 子どもたちよ、こんな大人もいるんだよーって 仕事に慣れ、少し子どもがいやになった先生たちへ 周りの大人にぷいっとしてる子どもたちへ 2016/02/07 自分も教員1年目から学校であった心に残ったことをノートに書いている。 1番初めのページに、10年20年後の自分へのプレゼントと書いて。 書き始めた理由はひとつ。慣れて感動しなくなるのが嫌だから。 この本はとても素敵! でも自分だけの「ありがとう、さようなら」ノートは特別に素敵だ。 先生になれてよかった( ´ω` )!
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こんな先生に巡り会えた生徒さんは幸せですね。瀬尾さんが教師という仕事と生徒さんをを愛しているのがよくわかります。 中学生ってもっとややこしいものかと思っていた。いや、そういう事も多々あると思う。 でも中学生はまだまだ可愛いという台詞がなんども出てきたように、中学生はまだまだ可愛い...
こんな先生に巡り会えた生徒さんは幸せですね。瀬尾さんが教師という仕事と生徒さんをを愛しているのがよくわかります。 中学生ってもっとややこしいものかと思っていた。いや、そういう事も多々あると思う。 でも中学生はまだまだ可愛いという台詞がなんども出てきたように、中学生はまだまだ可愛いのかもしれない。 ほんわかするエッセイでした。
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