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よるのいえ の商品レビュー

3.6

8件のお客様レビュー

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2022/09/01

マザーグースの積み上げうたから着想を得た作品とのことで、2009年度コールデコット賞受賞作品。訳は谷川俊太郎さん。

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2017/02/11

[江戸川区図書館] 図書館の「一見地味だけどステキな本」などと題された特集コーナーにあった本。 夜私の準備が出来るのを待つ間に数冊簡単な絵本を自分で読んでいた中の一冊。 エッチングのような、版画?の手法で描かれた一種独特の絵柄。そして内から外へ、また同じ流れを辿って外から内...

[江戸川区図書館] 図書館の「一見地味だけどステキな本」などと題された特集コーナーにあった本。 夜私の準備が出来るのを待つ間に数冊簡単な絵本を自分で読んでいた中の一冊。 エッチングのような、版画?の手法で描かれた一種独特の絵柄。そして内から外へ、また同じ流れを辿って外から内へと戻ってくる話の流。 後で息子に聞いたら、そもそも各見開きページでの言葉(詩)として読み流していたようで、その流れが本の中で対象的に書かれていたことはおろか、そもそも言葉の流れに気付いていなかったみたい。まだまだだなー。                                                                                                                                                                                                                         

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2013/12/17

コールデコット賞受賞作とのことだし、「夜」という単語が入ったタイトルにひかれるので、図書館で借りた 『オクスフォード版わらべうたの本』に材を取ったという詩のような絵本(絵本のような詩?) 世界観のある絵は少し眺める分には楽しいのだけれど、だんだん疲れてしまった 本文にしても、...

コールデコット賞受賞作とのことだし、「夜」という単語が入ったタイトルにひかれるので、図書館で借りた 『オクスフォード版わらべうたの本』に材を取ったという詩のような絵本(絵本のような詩?) 世界観のある絵は少し眺める分には楽しいのだけれど、だんだん疲れてしまった 本文にしても、マザーグース的なものの魅力がわからないので、静かなたんたんとした印象しか持てなかった 想像が飛躍していく場面では、私はウィーズナーの作品の雰囲気の方が好きだ 好みの問題なので、現在の私には合わなかったということだと思う

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2012/05/22

2009年コールデコット賞受賞作品。 しりとりのようにことばの最後が次のことばのはじめになり、 つらなっていきます。 版画の手法を取り入れたコントラストの強い描写は インパクトがありますので好みが分かれるかもしれません。 訳は詩人の谷川俊太郎氏。

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2011/09/19

2009年コルデコット受賞作品。スクラッチボードを使った版画のような技法とふっくらとした丸みのある線が印象的。詩の不思議な世界と静けさが絵とマッチしている。「これはいえのかぎ。いえにはあかりがともっている・・・」というように積み重ねていく形の詩。わらべ歌や伝承詩をベースにして作者...

2009年コルデコット受賞作品。スクラッチボードを使った版画のような技法とふっくらとした丸みのある線が印象的。詩の不思議な世界と静けさが絵とマッチしている。「これはいえのかぎ。いえにはあかりがともっている・・・」というように積み重ねていく形の詩。わらべ歌や伝承詩をベースにして作者が作ったもの。眠る前に読みたい。また、中学年や高学年の導入に上手に取り入れて紹介できたらいいなぁと思います。

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2011/02/28

「これはこのいえの かぎ/いえには あかりが ともっている/あかりは べっどを てらしている/べっどの うえには いっさつのほん/そのほんの なかで とりが とぶ──」積み重ねていく形の詩は、呪文のように口ずさみたくなります。 マザーグースに着想を得た、詩情あふれるコールデコット...

「これはこのいえの かぎ/いえには あかりが ともっている/あかりは べっどを てらしている/べっどの うえには いっさつのほん/そのほんの なかで とりが とぶ──」積み重ねていく形の詩は、呪文のように口ずさみたくなります。 マザーグースに着想を得た、詩情あふれるコールデコット賞受賞作。

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2011/01/05

黒と黄色のコントラストが印象的な絵。マザーグースの詩の「これはおうこくのかぎ」にインスパイアされて描かれた文章は不思議なリズムを刻んで別世界へと誘ってくれます。

Posted byブクログ

2011/01/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

連想ゲームみたいに言葉が次の言葉につながっていく。 詩のような文章が紡いでいく物語。 私はふと「白いは兎 兎は跳ねる…」というフレーズを思い出しました。 これは、言葉遊びの「さよなら三角」ですけど、知ってる方はいるかしら。 次から次へ言葉が生まれてくるの。 まるでマトリョーシカみたいに次々と。 リズムがあるから、子供もすぐに覚えてしまいそうな。 こういう文章、耳に心地良くて好きです。 そうそう、わらべうたみたいな感じ。 版画の挿絵は角が丸くて可愛らしいです。 でもモノクロ(一部着色)の絵はなんだかずっと闇の中。 不思議と静かな世界です。 谷川俊太郎さんの訳、と知って納得。

Posted byブクログ