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楊令伝(15) の商品レビュー

4.2

48件のお客様レビュー

  1. 5つ

    22

  2. 4つ

    15

  3. 3つ

    8

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    1

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2025/03/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

思い返せば、楊令伝は楊家将・血涙を含めてとても悲しくどこか虚しさが常に漂っていた。 志というものが綺麗なものではなく、いやあまりに綺麗すぎて目が眩んだのか。 一体何のために戦っているのか。志・野望・武人として、様々な心をあり方はたくさん知った。しかし、本当に真っ直ぐそれを思い定めることがそれぞれできていたのか。登場人物の全員が強い葛藤に悩まされているように感じる。水滸伝の時とはまた違う、成長したからこそぶつかる事のできる壁。人間1回の人生では、この葛藤や壁を撃ち破るのはは難しいのかもしれない。それを打ち破れたら、人生としてはこれ以上なく素晴らしいモノになるのだろう。 この楊令伝で水滸伝が続く因縁が一つ終わった。宋江の意志を濃く継いだ楊令はもういない。ここからの梁山泊は、替天行道を掲げながらも、全く新しい梁山泊になるだろう。民のためにあり続ける事を期待したい。梁山泊は、今を生きる自分たちにとっても一つの希望となっている。こんな人たちがいたらいいな、自分も梁山泊で戦いたい。志を胸に生きていきたい。替天行道の旗は、人々にどれほどの希望を与えたことか。 次は岳飛伝。大水滸伝もあと少し。その少しをまたいづれ楽しもう。

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2025/01/13
  • ネタバレ

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消化不良な終わり方。 洪水、金軍の不意打ちなどで圧倒的だった梁山泊が徐々に弱りだしたのは想定内だが、もっと楊令、岳飛の一騎打ちを描いて欲しかったのにこんな楊令の終わり方って。。。。 水滸伝は打倒童貫で終わったのに、やっぱり作者として同じ終わり方はできないというこだわり、でも楊令はもっと違う終わり方にして欲しかった。 そもそも、童貫が死んでからは岳飛伝の様になっていたのでこの流れで次の岳飛伝になるのでしょうか。

Posted byブクログ

2024/03/04

バカヤロー!。゚(゚´Д`゚)゚。 いや、分かってたけどね こうなることはもう最初から分かってましたけどね 分かってたけど夢を見ていたかったのよ わいも梁山泊の一員として夢を見ていたかったのよ そしてもう8時48分になってもがんがん戦してるんだもん当然こうなるわよそりゃ 8時...

バカヤロー!。゚(゚´Д`゚)゚。 いや、分かってたけどね こうなることはもう最初から分かってましたけどね 分かってたけど夢を見ていたかったのよ わいも梁山泊の一員として夢を見ていたかったのよ そしてもう8時48分になってもがんがん戦してるんだもん当然こうなるわよそりゃ 8時55分からニュースだもの 8時52分くらいから歌始まるもの で、歌終わったら『岳飛伝』の予告が入るもの 最終回の2時間スペシャルで8時48分まで戦闘の指揮してるんだもの そりゃあこの終わり方よね この唐突に終わる感じになるわよね にしたって殺し過ぎだわ! 『水滸伝』の終わりでも同じこと言ったような気がするわ! もう無理や『岳飛伝』とかもうわいには無理や これ以上は耐えられないわ これ以上仲間たちが死んでいくのに耐えられないわ 夢の終わりや ありがとう『北方水滸伝』そして『楊令伝』 わいに夢を見させてくれてありがとう そしてさようなら

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2024/01/05
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楊令伝は途中から戦がなく中弛みもあったが、最終怒涛のせめぎ合いで漢たちが散っていった。最強の楊令がよもや毒殺で幕引きとは、意表は突かれたが、なんとも不完全燃焼。

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2022/04/15
  • ネタバレ

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秦容の初めての負け。楊令の時と同じ。史進が喝を入れてくれる。でも確実に月日は経っているということ。荀響、かっこよかったよ。 蔡福「梁山泊があったから、なにもかも面白かったのだと」 最後まで蔡福は梁山泊側に名前が書かれてあった。蔡豹はどうなるのか。 史進に気づかんフリして通り過ぎようとする花飛麟。小賢しい。笑 ここまではメモを取れていた。 いやーーーーいやーーー。 公孫勝、武勝、宣賛、蔣敬、陶宗王、段景住、花飛麟、張平、韓白竜、班光、楊令 宣賛の死に方はちょっとさぁっていうか金国!帝の勅命であっても卑怯すぎると思わんかったんか???間違った勅命ではないのかと疑わなかったのか!!!ずっとスッキリせん金国。 呉用と史進はあんなに死にたがってるのにまた生きてしまったね。 班光と張平が大好きだった。志を受け継いで重たくなってしまった史進と楊令をしっかり見つめて支えになっていた二人。(ちょっとおちょくりながら) 花飛麟、君はお父さんのように最期まで戦い抜いて…… 呼延凌はお父さんのように生き残って兵をまとめていくんだろうか 秦容のちょっと抜けた話し方、みんなイライラしててかわいい、そしてそんなこと忘れちゃうくらい、強い 岳飛と楊令は「闘うめぐり合わせ」って言葉がぴったりすぎる。岳飛は何度も負けて、負けるたび強くなっていく。(秦容も。岳飛伝では二人が共闘?) 金国が攻めてきて、自分の軍をサッと退かせる岳飛がかっこよかったな。 欧元、読んでて引っかかるところがあった、けど気にするほどの引っかかりでもなかった。楊令を憎んでいる人もいるのは分かっていたけど、こんなに近くにいたなんて。でももう、欧元もとい周杳は楊令のことが好きになっていたんだろうな。 楊令はさ、宋江と晁蓋の志をしっかり引き継いだだけじゃなくて、死に方まで引き継いでしまったのか。 毒殺された晁蓋、楊令に斬らせた宋江。 その楊令が、今回は岳飛だった。毒が回った楊令にすら斬られてしまう岳飛。志を持っていることを楊令は分かっていたから、岳飛に向き合った。同じ志ではなくとも、岳飛なら民のための国を建ててくれると信じて。 15巻、長かった。水滸伝からの志が上乗せされる分、物語が重い。人の死が重い。重すぎる。でも見届けなければと思う。 水滸伝を再読しながら岳飛伝も読み始める。 あと北方謙三にもファンレターを書くぞ!

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2019/03/27
  • ネタバレ

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図書館で借りて読んだ。 災害というまさかの展開から始まり、最期まで怒涛の展開だった。 花飛麟は何が起きたんだろう? 『夢が、死んだのだ。』って、身震いしてしまった。

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2018/11/19

「楊令伝」全15巻を読了した。 北方水滸伝の続編である。前作の水滸伝の最後では、腐敗した北宋との戦いの末、梁山泊は壊滅し、そのときに頭領の宋江をはじめ多数が死亡するが、このときに宋江から梁山泊の「替天行道」の旗を託された男が、青面獣楊史の息子の楊令である。物語は、前作の最後に行...

「楊令伝」全15巻を読了した。 北方水滸伝の続編である。前作の水滸伝の最後では、腐敗した北宋との戦いの末、梁山泊は壊滅し、そのときに頭領の宋江をはじめ多数が死亡するが、このときに宋江から梁山泊の「替天行道」の旗を託された男が、青面獣楊史の息子の楊令である。物語は、前作の最後に行方不明になった楊令が遼の地に逃れ、幻王を名乗って金の勃興に協力していた時期から、梁山泊の残党の頭領としてむかえられ、「替天行道」の旗のもとに新しく梁山泊を国家として建設していく時期までが描写されている。 作者は、想像の赴くままに筆を走らせ、実際には存在していない、梁山泊という「国」のありさまを生き生きと描き出している。梁山泊では自由貿易を許可し、日本や西域とも交易を頻繁に行い、通行料により歳入を確保しているという想定となっている。ただ、この政策により、「物流」は誰もが制御できない状態で発展成長を続け、南宋や金などの周囲の国々からは重税を課せられて商売するのを嫌った商人、商品が梁山泊の自由市場に流れだし、大きな影響を与えはじめている。この物流の流れは、ちょうど今の時代のインターネットを連想させる。 梁山泊に集まってくる男達(そして多少の女達)はそれぞれ細かく描写され、実に魅力的だ。皆、梁山泊で自分の居場所を見つけ、何かに憑かれたように任務に励む。ある者は、敵に与えられた屈辱を晴らさんがために武術に励み、またある者は戦いで死んでいった仲間たちと会話を続けながら、ひたすら湖や川の測深を続けて精巧な海図を作り上げる。ひたすら鉄と向き合いながら新兵器の武器を作り上げる者、泥酔しながら名馬を鍛え上げる者、虚弱体質だが怪我人を前にすると三日三晩治療しても平気な医者・・。これでもか、というくらい多士済々だが、いとも簡単に死んでしまい、死んだ後はほとんど名前が出てくることもない。この生と死の極端なコントラストが持ち味となっている。死んだものの思いは生きているものが引き継いでいるということが前提なのだろうが・・。 今は、読み終わった充実感はあまりなく、どちらかというと終わってしまった虚しさの方が強い。幸い、楊令の好敵手の岳飛を主人公にした「岳飛伝」が北方水滸伝3部作の3作目として出版されるという噂なので楽しみに待ちたいと思う。

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2015/05/20

まとめて登録。最終巻まで読了。どれだけ時間かけたんだろう。ペースが遅い。反省。 楊令伝は全15巻だが、前作の水滸伝からの物語の継承であるため、水滸伝(19巻)+楊令伝(15巻)の34巻目という方が正しい。前半山場での童貫との戦いを終えてから、物語の性質が変化する。見える敵を倒すこ...

まとめて登録。最終巻まで読了。どれだけ時間かけたんだろう。ペースが遅い。反省。 楊令伝は全15巻だが、前作の水滸伝からの物語の継承であるため、水滸伝(19巻)+楊令伝(15巻)の34巻目という方が正しい。前半山場での童貫との戦いを終えてから、物語の性質が変化する。見える敵を倒すことが志の実現と思い定めていた所から、見えざる敵との静かなる戦いへと変容を遂げてゆく。 自分自身の内面に映し出される凶暴さや臆病さ、疑心や妬み、自信や不安が敵となり味方となる。モノや人、人と人とを結びつけるチカラ。時として武器にも凶器にもなり、魅惑的でもあり愚劣さとして映る。 諸行無常。栄枯盛衰。受け継がれ繋がってゆく魂。 中国史に基づいた創作小説として実に読み応えのあるシリーズでした。 しばらくしたら、気合を入れて「岳飛伝」に突入です。

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2014/10/11

再読 梁山泊壊滅時に宋江から「替天行道」の旗を託された楊志の子「楊令」を頭領に再起し、生き残った百八星と遺児たちが理想の国づくりの為に戦う北方オリジナル。 花栄の子「花飛麟」呼延灼の子「呼延凌」秦明の子「秦容」一人ひとりのキャラを立てて描く筆力はさすがにすばらしい。 三部作「岳飛...

再読 梁山泊壊滅時に宋江から「替天行道」の旗を託された楊志の子「楊令」を頭領に再起し、生き残った百八星と遺児たちが理想の国づくりの為に戦う北方オリジナル。 花栄の子「花飛麟」呼延灼の子「呼延凌」秦明の子「秦容」一人ひとりのキャラを立てて描く筆力はさすがにすばらしい。 三部作「岳飛伝」へ

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2014/09/01

最終第15巻読了 長かった・・楊家将・血涙・水滸伝と続けざまに読み続け、遂に終わった。梁山泊は頭領を失い最後はどうなって堕ちていくのかも気になる。知らないほうがいいのだろうか・・・最終巻も多くの仲間が去っていく。宣賛・公孫勝に張平・そして武松までもがここで退場する。 林冲との盟...

最終第15巻読了 長かった・・楊家将・血涙・水滸伝と続けざまに読み続け、遂に終わった。梁山泊は頭領を失い最後はどうなって堕ちていくのかも気になる。知らないほうがいいのだろうか・・・最終巻も多くの仲間が去っていく。宣賛・公孫勝に張平・そして武松までもがここで退場する。 林冲との盟友・公孫勝は、最期までいい味を出していてよかった。 現在『岳飛伝』が連載中のようなので完結したら、読み始めよう。北方文学、男はこういう登場人物に憧れがあるよねえ~^^

Posted byブクログ