仕事に活かす！マインドマップ の商品レビュー

主藤孝司【著】

2010/11/08

今本屋に行けばかならず目につく所に置いてあるトニー・ブザンの「ザ・マインドマップ」。

著者は現代を情報加速化社会と名付けて、その情報の取捨選択の重要性を説きマインドマップの導入をすすめるが、ここで示されているのは自己流マインドマップというもので「ザ・マインドマップ」ではマインドマップではないマインドマップとか呼ばれて、否定されてるもの/良くない例としてあげられてるもの。

あくまで目的達成のための手段(ツール)として使うのであって、いちいちきれいに書いていたら時間投資効果も薄れちゃうよ、ということ。

そろそろモレスキンの手帳も買うべきか。

2010/11/03

マインドマップも最近では、たくさん本も出版されています。そこで、カラーの非常にきれいなマインドマップが掲載されていることも多いです。そんなサンプルを見て、「自分はそんな綺麗に絵を描くこともできないし、無理かな」と思って、活用できないと二の足を踏んでいる人が対象の本です。

著者は言います。
マインドマップを書くことが目的ではなくて、あくまでも手段に過ぎないんだから、別にいいんじゃない？と。
イラストとか、カラーペンとか、文章じゃなく単語で書くとか、そういったルールにこだわりすぎず、まずは書きましょう。

マインドマップはいろんな活用法があると思いますが、
他の人に見せたり、記憶するためではなく、
ブランチを追加したり入れ替えながら考えを整理するために
使うのであれば、細かいルールへこだわる必要性も少ないかなと思います。

自分も書いてみよう。
そう思って、読後に、iPad用のマインドマップapp「mindo」をインストールしました。

2010/10/25

絵が描けないから、キレイにかけない、時間がかかるとマインドマップが続かなくてやめちゃうよりは、少々崩してでも、かいた方がいいと私も思います。ハードルを下げたい著者のお気持ちは、非常によくわかります。
しかしながら、著者は誤解されてるようです。この本に「ルール違反」と書かれているマップは、みんな立派なマインドマップです。
全然まったくちっとも、ルール違反ではありません。また、マインドマップは、本来、かくひとそれぞれのマップがあり、自由なんですよね。わざわざいわなくても、みんな自己流マップですし、それで問題ないんですよね。

『仕事に活かすマインドマップ』の読後マップはこちら→ http://higurasi-no-sono.tea-nifty.com/lib/2010/10/post-85fb.html