またね、富士丸。 の商品レビュー
号泣だった。あんなに幸せそうだったのに、別れがあまりにあっけなさ過ぎて。そんなのあり?病死だって辛いのに、突然死はもっと辛い思いするんだって初めて知った。取り乱す父ちゃん見て、富士丸も辛かったろうなあ。最後の方で「丸に頼まれた気がする」って話してた人、ほんとにそうなのかもしれない...
号泣だった。あんなに幸せそうだったのに、別れがあまりにあっけなさ過ぎて。そんなのあり?病死だって辛いのに、突然死はもっと辛い思いするんだって初めて知った。取り乱す父ちゃん見て、富士丸も辛かったろうなあ。最後の方で「丸に頼まれた気がする」って話してた人、ほんとにそうなのかもしれないな。突然の死に自分もびっくりだろうけど、残された父ちゃんが心配でたまらなかったろうなと思うとまた号泣。犬ってなんでこんなに優しいんだろ。虹の橋の富士丸が安らかでありますように。
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我が家も、モカというトイプードルがおる。同じ気持ちを表してくれている。どんな天気でも朝晩の散歩は、欠かせない。モカも2か月で、愛媛から、我が家に来た。同じふとんに寝り、朝5時になれば、散歩を要求する、、、。居なくなればどうなるか?私もわからない。それまで、幸福感を味わおう。
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富士丸が亡くなってから大分経つ。当時は大変なショックを受けた。自分もペットロスがあったので穴澤さんの気持ちがよくわかる。読んでいて辛くなってしまう。 ペットは死んだ時に、もっとこうしてやればよかったと大変後悔する。これを読んで、今一緒にいる愛犬をもっと大切にしてやろうと心から思っ...
富士丸が亡くなってから大分経つ。当時は大変なショックを受けた。自分もペットロスがあったので穴澤さんの気持ちがよくわかる。読んでいて辛くなってしまう。 ペットは死んだ時に、もっとこうしてやればよかったと大変後悔する。これを読んで、今一緒にいる愛犬をもっと大切にしてやろうと心から思った。
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富士丸くんの突然死。 ブログを通して知ってはいたけれど、その報告を書いた時、穴澤さんがそんな事になっていたなんて…。 犬と生活し始めて4年半。 仕事から帰って、彼女が同じようになっていたら…。 私はどうなってしまうだろう。 でも、富士丸くん愛されていたんだね、これほどまでに。 犬...
富士丸くんの突然死。 ブログを通して知ってはいたけれど、その報告を書いた時、穴澤さんがそんな事になっていたなんて…。 犬と生活し始めて4年半。 仕事から帰って、彼女が同じようになっていたら…。 私はどうなってしまうだろう。 でも、富士丸くん愛されていたんだね、これほどまでに。 犬は人より先に逝く、どんな亡くなり方でも後悔は残ると思うけれど、もっともっと愛したい、そう思えた。
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富士丸くんと穴澤さんのブログはよく見ていました。富士丸はコリーとハスキーという私の大好きな犬種のハーフ。可愛くてちょっとおばかで父ちゃん大好きないい子でした。本当に突然のお別れ。この本は穴澤さんのけじめでもあったのだと思う。
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ブログを愛読していた為、個人的に思い入れが、強過ぎる作品。こんなことがあってよいのか?どれだけ泣いたかわからない。
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読みながら号泣…。なかなか読み進められなかった。富士丸くんがどれだけ作者の支えになっていたかを考えると…。涙なくしては読めない。富士丸 Love For Ever…。
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犬と一緒に生活しているといつかやってくる別れ。 犬の一生は人に比べると短いです。 作者の犬との別れを自分にかさねながら読み進めました。 なんだか思いが手に取るように辛く共感できました。
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ペットを飼っていると、必ず別れがやってきます。その悲しみのあまり「もう生き物は飼わない」と思うかたも多いですよね。そんなとき、どうやってこの悲しみを乗り越えるかが、大きな大きな課題になります。 人気ブログ『富士丸な日々』の穴澤 賢さんが、愛犬・富士丸が亡くなった日のことを克明に...
ペットを飼っていると、必ず別れがやってきます。その悲しみのあまり「もう生き物は飼わない」と思うかたも多いですよね。そんなとき、どうやってこの悲しみを乗り越えるかが、大きな大きな課題になります。 人気ブログ『富士丸な日々』の穴澤 賢さんが、愛犬・富士丸が亡くなった日のことを克明に記した涙の記録は、その悲しみに暮れるかたの力になってくれるのではないでしょうか。その一部をご紹介します。 * * * 深夜だというのに次から次へと人が集まってきて、狭い部屋には10人近くの人が立ちつくしていた。その場で泣き崩れている人もいた。みんな富士丸のことが大好きな人、富士丸が会う度にしっぽをぶんぶん振り回す人たちだった。 「なんで?」「どうして?」「なんか変わった様子はなかったの?」「何があった?」誰もが部屋に入るなり富士丸を見ては驚愕(きょうがく)の表情を浮かべ、様々な質問をぶつけてきたが、俺は何も答えることができなかった。 そのうち話すこともなくなり、全員が押し黙り、信じられないといった面持ちだった。目に涙を溜め、何かを必死に堪えている人がいる。どこかから嗚咽(おえつ)が漏れる。 部屋の隅っこに腰を下ろし、その光景を眺めるうち、俺は不思議な感覚を覚えていた。 涙もこぼれない。悲しい、という感情もない。しいていえば、芝居を観て涙する観客を舞台袖から眺めている心境、これに一番近いかもしれない。まったく現実味がない。同時に、ある考えが頭を支配しはじめていた。 馬鹿馬鹿しい。俺はこんな現実は認めない。こんなことが起こるはずがない。起こっていいわけがない。もしこれが現実だというのなら、そんなものは全力で否定してやる。これは夢に違いない。誰がなんと言おうと、夢なのだ。そんな言葉が頭の中をぐるぐると駆けめぐっていた。 時刻は2時を回っていた。深夜にもかかわらず集まってくれた人たちにお礼を言って、ひとまず今夜はお引取り願うことにした。 とにかくひとりになりたかった。この光景を、ひとりの妄想にとどめておきたかった。しんと静まりかえった部屋に立って考えた。寝よう。眠ってしまおう。リビングに布団を敷くと、そこへ富士丸を運んだ。動かないからだがやたらと重い。でも大丈夫。 向こうを向いた格好で横になる富士丸を、後ろから抱きしめた。そう、大丈夫。これは夢だ。起きたらお前は元気なんだ。大丈夫大丈夫、心配するな。俺にまかせろ。だってこれは俺の夢の中なんだから。 そうだ、起きたら散歩に行こう。いつものように。まったく酷(ひど)い夢を見たもんだ。そう言ってわしゃわしゃと撫で回してやろう。きっとお前は、そんな俺を不思議そうに眺めることだろう。 富士丸の頭を撫でながら、どこか穏やかな気持ちにさえなっていた。
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