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2023/12/16

フィッツジェラルド『冬の夢』 グレート・ギャツビーの人。オチに味がある 木々高太郎『新月』 昔の推理小説家。心理スリラー的な 小沼丹『白孔雀のいるホテル』 井伏鱒二に師事していたそうでオフビートなところが似ているか

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2019/08/13

湖がテーマのオムニバス3作。 フィッツジェラルド「冬の夢」 若く美しい娘に翻弄されることを楽しんで喜んでいた男。 小悪魔、性悪とも取られる振る舞いをしていた彼女が歳を重ねたことにより、可愛いよい子と呼ばれるほど衰えたことに嘆く様は愚かやら寂しいやら。とにかく読みづらかった。 木...

湖がテーマのオムニバス3作。 フィッツジェラルド「冬の夢」 若く美しい娘に翻弄されることを楽しんで喜んでいた男。 小悪魔、性悪とも取られる振る舞いをしていた彼女が歳を重ねたことにより、可愛いよい子と呼ばれるほど衰えたことに嘆く様は愚かやら寂しいやら。とにかく読みづらかった。 木々高太郎「新月」 推理小説という言葉の生みの親らしいが、馴染みのない作家でした。 湖で亡くなった若い妻とそれをボートの上から見ていた夫。犯人当てやアリバイ崩しではなく、動機となりうる気の持ちようを示して終わる。居るから心配の種となり、居なければ気にすることもない。そのためには…。 小沼丹「白孔雀のいるホテル」 以前から気になっていた作家。とても面白い。 タイトルのような瀟洒なホテルを建てるためにまずは安宿で資金を得ようとするが、来るのは物好きでちょっと変わった客ばかり。どこか惚けた味わいで好みでした。

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2021/03/18

「冬の夢」 青春・本当の恋の終わりを迎えたラストが効いていました。 このラストがなかったら、ちょっとぺらぺらした小説になっていたかもしれない。 「いいひとですよ」って(笑)。 リアルだなぁ。 「新月」 愛情が極まると、こういう感覚になるのかなあ。 失くしたくないという強い思いに...

「冬の夢」 青春・本当の恋の終わりを迎えたラストが効いていました。 このラストがなかったら、ちょっとぺらぺらした小説になっていたかもしれない。 「いいひとですよ」って(笑)。 リアルだなぁ。 「新月」 愛情が極まると、こういう感覚になるのかなあ。 失くしたくないという強い思いに疲れるのかなあ。 非常にわかりやすく、読みやすい作品だった。 「白孔雀のいるホテル」 面白かった。 実に豊かな人間模様。 コンさんも愉快な人だし、お客も皆特徴的だ。 宿屋らしからぬ白樺荘だからこその面子なのだろう。 最後の、白いホテルに心をよせるシーンから、非常に人間らしい温かさを感じて、この人たちと一緒に飲みたい気分になった。 心の白いホテル。

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2013/08/03

・フィッツジェラルド「冬の夢」◎ 「グレート・ギャツビー」の素みたいな小説だ。 フィツジェラルドの美しいものに対する並々ならぬ執着というか、美しさを手に入れたい、本当をいえば美と同化したい、でもそうはできそうにないからせめて美しさの末端にはしがみついていたい…そういう熱がかなりス...

・フィッツジェラルド「冬の夢」◎ 「グレート・ギャツビー」の素みたいな小説だ。 フィツジェラルドの美しいものに対する並々ならぬ執着というか、美しさを手に入れたい、本当をいえば美と同化したい、でもそうはできそうにないからせめて美しさの末端にはしがみついていたい…そういう熱がかなりストレートに反映されている。んで、好きである。 絶対じぶんのものにはなりっこない美女・ジューディに青春を捧げ、それでも後悔はない。ただ過ぎ去った時の流れにある日気づく。 「もうデクスターは"ジューディ学"の権威ではなくなったのだ」 ・木々高太郎「新月× この枚数でミステリー調。なんか痛々しい。 ・小沼丹「白孔雀のいるホテル」◎ いつか湖畔に真っ白いホテルを…。そう夢みるコンさんがまず第一歩として建てたのはどうしょうもない宿屋だった。大学生の「僕」は管理人としてその宿屋でひと夏を過ごす。 来る客はみな一癖あり、まともな客もまともでない客もぜんぜん来ない。 たまにビールを飲んでは、「白いホテルでは白孔雀を飼おう」なんて夢を膨らまして飽き足ることがない。 この作者はじめて読んだけれど、ユーモアの分量と濃度がちょうど自分にとっては適量で好きだ。 解説でなるほどと思ったけど、英文学者だったか。

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2013/06/13

2013.6.4 『冬の夢』フィッツジェラルド グレートギャツビーに続き、フィッツジェラルドはこれが二作目。どうも良さが分からない。アメリカ人のだしな、あわない気がする。うーむ。いや私の力不足か。 『新月』木々高太郎 本名、林髞。いい名前! この頃のサスペンスやら推理小説やらは...

2013.6.4 『冬の夢』フィッツジェラルド グレートギャツビーに続き、フィッツジェラルドはこれが二作目。どうも良さが分からない。アメリカ人のだしな、あわない気がする。うーむ。いや私の力不足か。 『新月』木々高太郎 本名、林髞。いい名前! この頃のサスペンスやら推理小説やらは、ありだと最近気づいた。文学的要素が大きいためだと思う。細田氏は紳士で素直でしみじみしてるし好感が持てる。 『白孔雀のいるホテル』小沼丹 変な宿の変な客が訪れる話だけれど、のほほんとしていて、愉快。読みやすいわりに雰囲気もあって悪くない。 他のも愉快そうである。見かけたら読んでみよう。

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2012/09/01

フィッツジェラルド初めて読んだけど何だろうこの翻訳フィルター通しても滲み出る早熟の天才感は…。 主人公カップルがエグゼクティブ?リア充?過ぎて眩しいです。プールの場面美し〜〜

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2012/06/13

湖。ぬるいけれども月を反射して煌めく。 「冬の夢」スコット・フィッツジェラルド(訳:佐伯泰樹) 美しさはやがて色褪せる。 青春も? 「新月」木々高太郎 ミステリーめいた簡潔な小品。 スティール・ボール・ラン(荒木飛呂彦)のスティール氏とルーシーを思い出した。 愛する人が死ん...

湖。ぬるいけれども月を反射して煌めく。 「冬の夢」スコット・フィッツジェラルド(訳:佐伯泰樹) 美しさはやがて色褪せる。 青春も? 「新月」木々高太郎 ミステリーめいた簡潔な小品。 スティール・ボール・ラン(荒木飛呂彦)のスティール氏とルーシーを思い出した。 愛する人が死んだときに、安堵することは、自分が殺したと同じだということ。 「白孔雀のいるホテル」小沼丹 なーんもいいことない。 けれども、夢を思い描いてキラキラしているって一番甘美。 3作全て男性視点の話。 百年文庫シリーズを初めて読みましたが、 成る程。収録作品のイメージが漢字一文字ですね。

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2010/12/23

フィッツジェラルド「冬の夢」、木々高太郎「新月」、小沼丹「白孔雀のいるホテル」の3作品からなる短編出。 どれも潤い豊かに品があって良かった。 何度でも読み直したい。

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2010/12/01

表紙の材質とか『湖』のフォントとか中のフォントに惚れて購入 個人的にはフィッツジェラルドの話が一番好き 冬の湖は切ない

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