絆 の商品レビュー
海音寺潮五郎著 「武将たるもの‥」との心意気で律している時代。この小説に出てくる武士の掛け合いが面白いと言えるかは疑問だけれども、男同士のつながりは意外と単純なのかもしれません。 頑固というか、意志が強すぎるというか、それでも互いを理解し合う姿は感動的です。 コナン・ドイル著 ...
海音寺潮五郎著 「武将たるもの‥」との心意気で律している時代。この小説に出てくる武士の掛け合いが面白いと言えるかは疑問だけれども、男同士のつながりは意外と単純なのかもしれません。 頑固というか、意志が強すぎるというか、それでも互いを理解し合う姿は感動的です。 コナン・ドイル著 とても面白い!冒頭「大宇宙のどこかに存在する」からの、SFっぽい文章に惹かれました。内容は恋愛、人生とは何かなど考えさせられるお話しで心打たれます。翻訳もわかりやすくて良かった。 山本周五郎著 義理人情を果たす武士社会が背景です。こちらも心打たれる、素敵な話しでした。作者のいたわりと優しさが手に取るように感じられます。
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1冊目の『憧』がしんどかったのでこちらもどうだろう...と思ったら、意外と読めて安心した。 ただ、文語調に目と頭が慣れていないので、人物の関係性やセリフの主体をいちいち整理しながら読む必要があった。 海音寺潮五郎 『善助と万助』 コナン・ドイル 『五十年後』 山本周五郎 『山椿...
1冊目の『憧』がしんどかったのでこちらもどうだろう...と思ったら、意外と読めて安心した。 ただ、文語調に目と頭が慣れていないので、人物の関係性やセリフの主体をいちいち整理しながら読む必要があった。 海音寺潮五郎 『善助と万助』 コナン・ドイル 『五十年後』 山本周五郎 『山椿』 どの作家も初読み。 自分では手に取らなかっただろうから、よい機会だった。 『善助と万助』は、ずいぶん暑苦しいおじさんだな...と思ってしまったことを感想として残す。 なるほど『絆』か。3作品読み終わるごとにそれぞれの絆を確認した。 思い返すと『憧』も憧の作品だったな。
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海音寺潮五郎と山本周五郎が同じ本に入っているだけでも読む人は読むし、読まない人は絶対に読まないだろうという感じだが、果たして期待を裏切らない。 まぁしかし山本周五郎のはちょっと反則が入ってますよね。 32/100
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『固い絆に想いをよせて…人を信じきることの尊さ』 【漢字一文字で一冊に編む】をコンセプトに3人の作家の名短編を纏めた『百年文庫』の第2巻『絆』。時代や国は違えど、深い絆で結ばれた人たちにとって、時間でさえも障害にならない、そんな強い希望を感じました。日本や世界の文豪の名短編がテーマに沿って手軽に読める、この『百年文庫』シリーズ、オススメです。全100巻完読目指そう!
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時代小説、海外文学と、なかなか合わせて読むことのない作品を読めるのもこのシリーズの楽しさ。 いい。
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めでたしめでたしの読後感が良くて面白かった。 日本海外問わず有名作家の作品が収められている というところも面白い。
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「善助と万助」は名前がかわるのがわかりづらかった。 「五十年後」記憶喪失におちいっていて約束を忘れてしまったとは。切ない話だった。コナンドイルはこんな話も書いていたんだ。 「山椿」は山本周五郎さんらしい人情あふれる温かい話だった。信じられるということくらい人間を力づけるものはない。
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『善助と万助』 海音寺潮五郎 名前は聞く作家だが初読である。戦乱の世が明けたころの黒田家が舞台。あんまり時代ものは読まないが、ああこういう感じなのかなと。こういうストレートな寓話は同時代を舞台にしては書きにくいよね。 『五十年後』 コナン・ドイル ホームズもの以外も多作だったド...
『善助と万助』 海音寺潮五郎 名前は聞く作家だが初読である。戦乱の世が明けたころの黒田家が舞台。あんまり時代ものは読まないが、ああこういう感じなのかなと。こういうストレートな寓話は同時代を舞台にしては書きにくいよね。 『五十年後』 コナン・ドイル ホームズもの以外も多作だったドイル。恐竜のやつは子供のころ読んだが、こういう説話みたいなのも書いていたのか。一世紀以上前の作品だから当たり前だが、時代を感じる。 『山椿』 山本周五郎 この夫婦のあいだの心の綾も時代小説のよくあるテーマなのかな。若いダメ男がしっかり更生するあたりが山本周五郎のあたたかさか。
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≪県立図書館≫ 確かに、絆のお話ばかりだった。 ただ、「善助と万助」の絆は、私には少し痛く悲しい思いもする。 荒くれ者の但馬の気持が、悲しい。 彼が備後を慕う気持ほどには、備後は彼のことを想ってはいない。 備後にとって但馬は、やっかいである、という気持の方が強い気がする。 そ...
≪県立図書館≫ 確かに、絆のお話ばかりだった。 ただ、「善助と万助」の絆は、私には少し痛く悲しい思いもする。 荒くれ者の但馬の気持が、悲しい。 彼が備後を慕う気持ほどには、備後は彼のことを想ってはいない。 備後にとって但馬は、やっかいである、という気持の方が強い気がする。 その温度差が、痛く悲しい。 但馬はいつまでたっても幼いかもしれない。 それでも、それだからこそ、彼には魅力がある。 確かに、近づきすぎると、しんどい人物だろうな。 でも、少し離れてみていると、楽しい人だろう、と思う。 「五十年後」は、美しい物語だ。 汚れちまった私では、ありえないような、そんな物語だ。 最後の数年間の幸せが、きらきら輝いて見えて 悲しくも幸福な気持にさせられた。 コナン・ドイルは、ホームズの印象しかなかったので、彼の著作も、もっと読んでみたい気持になった。 「山椿」、好き。 皆がよい状態に、幸せになっていく感じがいい。 お話の終わり方も、好き。 この後の主馬の言葉と、みちの表情とを、つい想像してしまう。 そして、つい、微笑んでしまう。 そんな終わり方で、いい。
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vol.1は挫折。今回はなんとか・・・。このシリーズのレイアウトって読みやすそうで実は読みにくいのかも。
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