新・新本格もどき の商品レビュー
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各作家の「もどき」だけでも大変だろうにそれ以上の企みに喝采。でも登場人物が多くて、途中でどんな人だったかを忘れてしまってやや残念。マニアの人はこういうのきっちり覚えていて楽しむのかも。パソコンで作ったファイルは、少し前なら媒体へのコピーだけを注意していればよかったけれど、クラウド化でトリックのネタとして使いにくくなってしまったのではないかと思ったのでした。GDと連携していたりすると履歴残っちゃうし。
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「もどき」シリーズ第2段 前作で探偵だった記憶を取り戻した吉田さん。 その代わりになくした「記憶喪失時代」の記憶を 取り戻すべく、当時の仲間たちが「推理ごっこ」をしかける。 新本格派の人たちの作品を「もどいた」作品。 マニアにはたまらないのかもしれないけれど ふんわりとしか知...
「もどき」シリーズ第2段 前作で探偵だった記憶を取り戻した吉田さん。 その代わりになくした「記憶喪失時代」の記憶を 取り戻すべく、当時の仲間たちが「推理ごっこ」をしかける。 新本格派の人たちの作品を「もどいた」作品。 マニアにはたまらないのかもしれないけれど ふんわりとしか知識のないワタシにはいまひとつ・・・
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ミステリの「本格」、「新本格」の次はどんな呼び名となるんだろうね? と気になった。 あと挿絵付きで読んでみたかったなぁとも思う。
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人狼城、すべてがF、覆面作家ー。いずれも超有名作品をもどく。 とても面白い企画のはずなのに、イマイチのりきれない。細かな登場人物まで覚えていない私の記憶の問題と、連作短編にしてしまったがための窮屈感・不自由さなのではないかと。 ひとつ遡って新本格もどきも読んでみないとなんともいえない。
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この手の作品で良くあるのが “ちょっとした所に形を変えて登場させ 知っている読者をニヤリとさせる。。。” (折原一さんの“西村香”がベストですよね) って感じなんでしょうが、 本作は“がっつり”ともどいており こういうの大好きです。 また、短編集でありながら、 全編共通の敵(組...
この手の作品で良くあるのが “ちょっとした所に形を変えて登場させ 知っている読者をニヤリとさせる。。。” (折原一さんの“西村香”がベストですよね) って感じなんでしょうが、 本作は“がっつり”ともどいており こういうの大好きです。 また、短編集でありながら、 全編共通の敵(組織)がいて 最終的にそこに帰着する。。。 というパターンも大好物だったりするのです(笑) (まぁ、そればかりだったら飽きるんですけどね) さらに“推理”小説としても 全編にわたってロジックがしっかりしていて とてもおもしろかったです。 が、残念ながら当作品は第2弾...ということで 第1弾のキャラクターを引きずっていて 第1弾未読のオイラにはちょっちノリきれない部分が ありました。 また、芦辺さん以外の作品は(とお~い昔に) 読んでいる筈なのですが、今一つ、ニヤリ感が 少なかったかな(苦笑)。 なんで、一番おもしろかった(=ニヤリ感満載)のが 1遍・1遍の間に挿入された製作秘話!?的な “寸断されたあとがき”だったりするのがマイナスかな。 と、いうわけで☆3つです。 (是非、第1弾も読みたいな)
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【収録作品】人狼病の恐怖 - (二階堂黎人 『人狼城の恐怖』) すべてがXになる - (森博嗣 『すべてがFになる』) 覆面作家は二人もいらない - (北村薫 『覆面作家は二人いる』) 万力密室! - (西澤保彦 『念力密室!』) 殺人史劇の13人 - (芦辺拓 『殺人喜劇の13...
【収録作品】人狼病の恐怖 - (二階堂黎人 『人狼城の恐怖』) すべてがXになる - (森博嗣 『すべてがFになる』) 覆面作家は二人もいらない - (北村薫 『覆面作家は二人いる』) 万力密室! - (西澤保彦 『念力密室!』) 殺人史劇の13人 - (芦辺拓 『殺人喜劇の13人』) 夏と冬の迷走曲(どなた) - (麻耶雄嵩 『夏と冬の奏鳴曲(ソナタ)』) 《おかずの扉》研究会 - (霧舎巧 《あかずの扉》研究会シリーズ)
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麻耶さんパロには大受けしたのですが、 元ネタ知ってる話が少なく、パロと本筋があいまいで混乱し 話の流れについていけなくなった…。 私の中で、吉田さんとえりちゃんコンビのイメージは時効警察です。
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(収録作品)人狼病の恐怖/すべてがXになる/覆面作家は二人もいらない/万力密室!/殺人史劇の13人/夏と冬の迷走曲/“おかずの扉”研究会
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元ネタを知ってる作品は面白いけどそれ以外はさっぱり。そういう作品とわかって読んだのでがっかり感はなく、読んでみてやはりね、という感じ。
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まさかの第2弾! 今回は新本格第二世代以降の 作家さんを霧舎氏の独特の作風でもどいております。 もどかれたのは、二階堂黎人、森博嗣、北村薫、 西澤保彦、芦辺拓、麻耶雄嵩の6名。全て公認w。 どんどんと自分を追い込んでいくような伏線や 人物設定で広げた風呂敷を四苦八苦しつつも 楽...
まさかの第2弾! 今回は新本格第二世代以降の 作家さんを霧舎氏の独特の作風でもどいております。 もどかれたのは、二階堂黎人、森博嗣、北村薫、 西澤保彦、芦辺拓、麻耶雄嵩の6名。全て公認w。 どんどんと自分を追い込んでいくような伏線や 人物設定で広げた風呂敷を四苦八苦しつつも 楽しんで畳んでいく様が微笑ましいです。 一応、一つの繋がった短編連作としても成立 させつつ、それぞれの探偵役がしっかりと もどかれており細かい芸達者っぷりw。 ただ、個人的にはこの第二世代以降の作家さんの 作品を殆ど読んでなかったので、オリジナルが 分からないものが多く、この作品を楽しむ要素が 欠けていた為、面白さも半減してしまったかも? やはりオリジナルは読んでおいた方が、100倍 楽しめるでしょうなー。
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