純棘 Thorn の商品レビュー

五條瑛【著】

2013/09/10

６ｔｈなんだけど、また新しい登場人物が。
右翼の田沼。国輝塾をたちあげた。　田沼のために日本刀を作る天才刀匠の向季。　田沼、ばざばざ人斬ってくのよ。　日本刀フェチ。
若手議員の松任。　人権保護団体の束本。　松任はある目的を持って、彼女に近づき、彼女はだんだん松任に異性を意識していく。
鳩に近づく温子。亜由にそっくりなので惹かれていくが、策略だったことに気付く。
人権保護団体のナディア・パレードがクライマックス。　しかし、束本も温子も不幸だなぁ。　メスブタと北京の雌犬呼ばわりだし。　鳩の亜由に対する思いとか。　せつないというか、やるせないというか、今までので一番好きだわ。

2012/11/19

動いたなぁ、話が。盛り上がってまいりました。鎌と槌と星。前作でもしやと思ったが、やはり。色々仄めかしてはいたんだろうけど、心洞からの空白が長過ぎて…やっぱり断鎖から読み直そかなぁ

2011/01/05

面白い面白いすごく面白い。外国人排斥派と人権擁護派とが争い、それを利用しようとする政治家、さらにそれすらも手玉に取るサーシャ。しかし亮司は完全な傍観者。本気で動いているのはそこ生きる外国人が中心で、政治的な話になってきた。その影響で穏やかでない感情をすみれも抱きつつあるし、どう考えても光が見えてこないんだけど、この先どうなっていくのかとても気になる。

2010/11/26

巻数が進むにつれ、10巻でちゃんとまとまるんだろうか？という疑問が膨れ上がってくる。もう一つ…相関図が欲しい…。どんどん人が増えていくので、頭の中がパニックに。たまに、この人、誰とどんな関係だっけ？となることも…。

2010/11/10

結局ｻｰｼｬは何がしたいんだろう…やっぱり謎が深まる。

毎度毎度、書き下ろしの小説は面白い。
亮司の生活って、ほんとのんびりしとるね笑

2010/10/30

革命シリーズ第六弾。
相変わらず、登場人物は多いが、一人一人のキャラが確立されていて、読みにくさは感じない。
ファービーが合法化され、uk-Xも組織化された中、ナディアの会を巡る騒乱が起きる。
この騒乱の結果がどう影響するのかは、また次作へのお楽しみ。
今作から絡んできた議員や右翼派が、今後どう絡んで来るのか？
そして、サーシャの目指す革命とは？
ますます目が離せない！