世迷いごと の商品レビュー

マツコ・デラックス【著】

2011/01/25

マツコ・デラックスによる、引っかかる女の批評本。
基本的には“like”の目線ありきの批評だけど、
時にどう扱っていいのかわからん女というのも混じっている。

特に目新しいことを言ってるようには思わないが、
自分が芸能界へ感じていた“違和感”が
活字で表現されていたのは面白かった。
あ、そうだよね。という同意。

そしてこの人は、本当にテレビが好きなんだなと思った。
ひとりひとりの女たちの過去作品からの
時系列ありきで、惜しいのよね。おかしな女なのよね。
と、ぼやいている。
ぼやかれている人たちは、しあわせだと思った。
それだけ熱心に見てくれている人間が
１人は確実にいるんだから。

2011/01/23

マツコは何気に真面目だなぁと思った一冊。だってさ、人を批評している本ではあるけど、一番気に食わないのってTV会社の体制・売り方なんだもん。TV会社に負けず頑張ってくれよー。

2011/01/18

文体が語り起こしなので、マツコが話しかけてくれているようで楽しい。世間をぶった切るその根底には愛がある。ああ愛しているんだなあと。愛があるから面白いのだろう。
個人的に女子アナのことをよく知っていれば、もっと面白く読めたんだろうなと思う。

2011/05/19

年末に立ち読みした際に、おもしろいと思ってたら、人から貸してもらえたので読んだ１冊。
マツコ・デラックスをはじめて見た時、キワモノか？と一瞬思ったものの、着眼点や考え方がはっきりしていて気持ちがよいので、好きだけど、わざわざ単行本を読むことはないな、と思った。
そのあたり、辛酸なめ子と同じにおいのする人だとも思う。（二人とも好きな人ですが）

2011/01/13

マツコさんが女性芸能人について語る本。
雑誌感覚で衝動的に買ってしまった・・・
この人とは年が近いからか、子供の頃見ていたテレビ番組とか、昔はああだったとか、感覚が似ているし、世代的な「あるある」が多いかも。
後は、内容はともかく、言い回しとか、ワードの選び方も結構好き。

2011/01/09

マツコが昔から芸能関係を細かくチェックしてたことが分かった。ひと観察のするどさがすごくて面白い。（ちょっと偏りもあるけど）

2011/01/03

こういう毒舌な人を世間は求めているんだろうな。
みんな言いたくても言えないことを代弁してくれるのがマツコなんだろうな。
私は芸能界のこととかはさっぱり理解できないから、半分くらいは理解できないが、女子アナとかアイドルに対する毒舌は痛快。

2010/12/31

マツコ・デラックスが女性有名人の生き様をひとりひとりぶった切るエッセイ集。

ゴシップコラムの集積本でしかないんですけど、
単純に面白かったって言うのと、
批評精神って大事だなーと勝手に思っていました。
「当たり障らないこと」が正しく傷つけない振る舞いで、
うちもついついそういう言動行動をとってしまいがちなんだけど、
自分の思うことを偏りを恐れずに世の中に対して発することって、
やっぱり面白いことだなって。

「嫌われることよりも、関心をもたれないことのほうがよほど怖い」
というマドンナの台詞がマツコのモットーの一つなんだけど、
それはそうよな。
あと、人は人によってこんなにも見方が異なるんだなあっていう、
自分とは立場がまったく違う人のドロドロした批評コラムを読んで、
気づいた。個人的にはいろいろ得られた一冊。

2010/12/31

同僚のＲちゃんに借りて、今読んでます。どんな内容か無知だったのですが、話題の女性を（タレントさんね）取り上げて扱き下ろす、という本でした。
マミはマツコさんは好きだけども、この対象の女性達（ｅｘ広末涼子、藤原紀香）にあんま興味がないんで・・・汗

2010/12/18

マスコミが流行っていると勘違いしている人達のことを、世間一般寄りの価値観でバッサリ切ってくれてるところが痛快だ。
時々・毒を食らわば皿までいっちゃえよ・的な方向を望んでいるところがちょっとついて行けない感じがしたけど。