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快楽の効用 の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2018/08/05

色んな快楽物質や嗜好品について書いた一冊。 学術的なことも書いてあるけれど、著者のエッセイという感じがした。

Posted byブクログ

2014/10/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] 嗜好品は古くから見出され、追い求められてきた。 酒、煙草、お菓子。 コーヒー、お茶、チョコレートなどのカフェイン。 これらの多くは稀少品であったが、資本主義の発展とともに、大衆消費品となっていく。 この過程をたどると、快楽と癒着した歴史が浮かび上がり、欲望の形が明らかになる。 なぜひとは嗜好品を求めるのか? それを快楽とするならば、快楽とは何なのか? 嗜みとつき合うための技術と経験とは? 人文学と科学の両方の知見を援用しながら、生命の余剰とでもいうべき嗜好品を考察し、人間の実存に迫る一冊。 [ 目次 ] 第1章 煙草の愉楽 第2章 味覚の迷宮 第3章 砂糖への欲望 第4章 スイートメモリー 第5章 最後の晩餐 第6章 「デブ」の奈落 [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

Posted byブクログ

2013/07/13

科学的な話になると読みにくくてかなわん。味蕾の説明でうんざりした。二章はまるっといらんかったんじゃないかな。

Posted byブクログ

2012/12/08

嗜好品、つまり無駄なものへの哀惜の詰まった本。質感のあるうまい文章がところどころに見えて、へたくそな小説を読むよりも、心が幾度か揺り動かされた。章立ても凝っていて興味深いのだが、調べたことを羅列しているだけで、言いたいことがやや不明瞭なのが難点。どんくさい生き方をしてきて人なのか...

嗜好品、つまり無駄なものへの哀惜の詰まった本。質感のあるうまい文章がところどころに見えて、へたくそな小説を読むよりも、心が幾度か揺り動かされた。章立ても凝っていて興味深いのだが、調べたことを羅列しているだけで、言いたいことがやや不明瞭なのが難点。どんくさい生き方をしてきて人なのかしら、と、何か親近感が湧く。いずれにしても、今だこういう書き手が存在するということはとても貴重なことだ。

Posted byブクログ

2021/01/05

タバコとか砂糖とか。鹿島先生あたりを連想させる博識エッセイ。強い主張や斬新な知見があるわけではないが、わりと楽しめる。基本的に文学の人なんだと思う。

Posted byブクログ

2010/10/28

趣向品というよりほとんどが甘い物のはなし。 なんだか面白そうな事が書いてあるのは判るが、句読点が独特で読みづらい。そのせいか、ほとんど流してしまって詳しく読み込んでいない。 頭の悪い私にも読めるように、編集者にはもう少し気を利かせてほしかった。

Posted byブクログ

2010/10/26

快楽の効用という題名に引かれて購入 飲酒や喫煙といった嗜好品が、人間にとってどのような意味があるのか。 漫画「バーテンダー」ででてきた言葉「健康には悪くても、精神にとってはいいものだ」を思い出しながら読んだ。 飲酒についての言及はなかったが、嗜好品についてもやもや存在していた...

快楽の効用という題名に引かれて購入 飲酒や喫煙といった嗜好品が、人間にとってどのような意味があるのか。 漫画「バーテンダー」ででてきた言葉「健康には悪くても、精神にとってはいいものだ」を思い出しながら読んだ。 飲酒についての言及はなかったが、嗜好品についてもやもや存在していた考えが、うまく言語化されていて、読んだ後すっきり納得することができた。

Posted byブクログ