35歳までに読むキャリアの教科書 の商品レビュー
現実的ゆえに破壊力の大きい本。きついっす。 全体を全く網羅していないけど取り急ぎメモ↓ ●働いて初めて分かることがある。やりたい仕事なんて、いくら学生時代に自己分析したって分かりっこない。 →本当にその通り。 ●「ポテンシャル+稼ぐ力=その人の価値」。ポテンシャルは毎年残酷に...
現実的ゆえに破壊力の大きい本。きついっす。 全体を全く網羅していないけど取り急ぎメモ↓ ●働いて初めて分かることがある。やりたい仕事なんて、いくら学生時代に自己分析したって分かりっこない。 →本当にその通り。 ●「ポテンシャル+稼ぐ力=その人の価値」。ポテンシャルは毎年残酷にすり減っていく。稼ぐ力が身についていれば、ポテンシャルが減っていても転職できるかもしれないが、稼ぐ力ない人材は、歳行ってるほど修正がきかなくなる。 →キツすぎるがその通り。
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様々な職種を経験した先人達へ行ったインタビューならびに著者の経験、思想をベースとしたキャリア本。先人達のキャリアは多様で、文系職(営業、人事 etc.)ならびに理系職(エンジニア etc.)両方に言及され、全員の複数回の転職を理由まで詳細に記述している。 他のライフデザインに関す...
様々な職種を経験した先人達へ行ったインタビューならびに著者の経験、思想をベースとしたキャリア本。先人達のキャリアは多様で、文系職(営業、人事 etc.)ならびに理系職(エンジニア etc.)両方に言及され、全員の複数回の転職を理由まで詳細に記述している。 他のライフデザインに関する書籍からの引用も不自然ではなく、好印象だった。
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価値観と能力がマッチするところで働くこと、社内人材ではなく社外で通用するスキルを身につけることなど転職・キャリア系の本を読むと出てくる内容がざっと網羅されている印象。 初版が10年前なことにびっくりしました。そんなに昔から言われていたことだったんだ、と…。 新卒で入った新聞社が...
価値観と能力がマッチするところで働くこと、社内人材ではなく社外で通用するスキルを身につけることなど転職・キャリア系の本を読むと出てくる内容がざっと網羅されている印象。 初版が10年前なことにびっくりしました。そんなに昔から言われていたことだったんだ、と…。 新卒で入った新聞社がよほど嫌いなのか、ことあるごとに出版業界叩きが入ったり、キャリア本なのに政策提言が入ったり(提言の内容自体は同一労働同一賃金とか?時代にあったものだとは思う)ちょいちょい私情で脱線しがちなのが玉に瑕でした。
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『医療・介護職の新しいキャリア・デザイン戦略』より。 2010年ともう10年以上前に出た本だけど、わかるなあと思うところ多々ある。当時大学生だったが、その時読んでも半分も理解できなかっただろう。旅行が好きだから旅行会社って、なんか違うとはわかっててもそれでも憧れを捨てきれなかっ...
『医療・介護職の新しいキャリア・デザイン戦略』より。 2010年ともう10年以上前に出た本だけど、わかるなあと思うところ多々ある。当時大学生だったが、その時読んでも半分も理解できなかっただろう。旅行が好きだから旅行会社って、なんか違うとはわかっててもそれでも憧れを捨てきれなかったもんなあ。学生という身分を失って、働き始めて初めて見えてくるものがある。「35歳までに読む」と言っているが、実際は20代前半までに読まないと取り返しがつかない内容。もう30歳を数年過ぎた人が読むものではない。絶望するだけ。 35歳過ぎたら転職(就職)厳しいと言われるのは、戦後の雇用政策(終身雇用や解雇規制など)を未だにひきづっているからなんだと改めて実感。あと大卒文系は新卒採用の時は総合職としてジェネラリスト採用するのに、中途だと専門スキルの即戦力が求められるという矛盾な。「与えられた目の前の仕事を一生懸命やれば、やりがいが見つかり、能力も身につく」という経営者や自己啓発セミナーは戦後のパラダイムを引きずっている。企業自体の寿命が短くなっているのに、企業を中心に社員個人のキャリアを考えるのは本末転倒。 著者は能力と動機が合致するところを伸ばしていくといいと言う理論を展開し、自分の能力と動機を知るためには診断ツールも有効だが、それよりライフストーリー分析が確実だという。つまり、「他者に比べ圧倒的に能力を発揮できた瞬間」、動機はキャリア年表(時間軸とテンションの浮き沈み)を書いたり、他者にきいたりして探る。 動機(want)と能力(can)の交わるところが現実的な仕事内容(must)。 能力とは、15歳ごろまでに決まる先天的な資質。いくら才能がないところで夢を追いかけたって無駄、とバッサリ。 自分を探すよりまず企業で仕事をする。 目先の年収より将来の能力に投資。 氷河期世代の必勝パターンとして、日本の大学卒業後アメリカの大学で英語とIT・ビジネス知識を学んで優良外資企業に就職した27歳の例が紹介されていた。就職留年は不利で、フリーターをやっていて27歳になりましたは価値がないと論破するが、非現実的。裕福な家庭じゃないと無理。ただでさえ日本の大学の奨学金が何百万とのしかかる家庭も多いのに。。 まあ、それが無理なら企業のブランドや規模にこだわらず、とりあえず中小で2,3年修行して転職するというパターン。それすらできない学生も少なくないと思うのだが。 本社部門の企画やマーケティングの人気が高いことは企業もわかっているから、配属比率を明かさずだまして学生をとる→こわ。運しだいやな。外資は新卒から職種採用らしいが、働いたこともないのに職種を決めることなんてできるのだろうか。 職種・業種両方のキャリアチェンジは20代まで。 職種だけなら社内異動を狙う。 従来の、大久保幸夫の「いかだ下り論」や金井の『働く人のキャリアデザイン』中のキャリアドラフトを木端微塵にしてる。 「35歳までいかだ下りをして流されていたら完全に手遅れ」「鈍感な人が40歳のミドルで『今が節目だ』と感じてもリストラ予備軍になるだけ」 でもこれは筆者が毒舌なわけではなく、そういう新卒一括採用重視や非正規雇用の量産、解雇規制などしている日本社会(政府)の問題。 「もちろん、毎日死期を意識していたら疲れてしまうので、キャリアの節目や悩みが深い時に思い出して内面に向き合うのが良い」→ほんとうに・・・。 「若者には無限の可能性が・・・なんて嘘っぱちなのだ」→(笑) ★既知のもの キャリアアンカー(エドガー・シャイン) ストレングスファインダー 無能な働き物は銃殺(ゼークト) 『七つの習慣』 『深夜特急』 チクセントミハイのフロー状態 『会社は2年でやめていい』 『フリーエージェント社会の到来』 ★チェックする本 『若者はなぜ会社選びに失敗するのか』 ドラッカー『プロフェッショナルの条件』 高橋俊介『キャリア論』
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自分の経験したことが中心 自分の経験の具体例であって、全体像がつかみにくい。仕事をかえた人のインタービューからの考察 人の働く価値は「学歴」【資格】【経験】の三つで評価できる。
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図書館で借りた。 35歳を控えて、私が読むべき本と思い手に取ったが、あまり発見は無かった。 内的興味が無ければ続かないのは最初から分かっていたし、同世代なら皆一度は聞いたことのある話題ではないだろうか。ただ実体験・インタビューに基づいているのは良かったと思う。
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孫さんのいう登りたい山を腹の底から決め切れてない人が多いというところも納得。そこを徹底的に考える必要があると感じた。 「動機」と「能力」が交わるところの仕事をする。 その2つを顕在化させる 動機、、エニアグラム等の診断ツールを使う、人生最期の日を考え、書き出す。仕事する中で下らない、やりがいがある等の価値観を見出す。 能力、、強みを見つける、ストレングスファインダーをする。他者と比べて能力を発揮できた瞬間を思い出す。 苦手を克服するよりも強みを徹底的に活かした仕事をする。 これを早速活かして今のストレスを解消したい。
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具体的な事例があってわかりやすい。 ほんとにいい本だと思います…! 自分と自分の仕事との相性がわかってきた、社会人2年目くらいの子におすすめしたい本。
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1. 日付 2020/7/31 2. 本のタイトル 35歳までに読むキャリア(しごとえらび)の教科書 -就・転職の絶対原則を知る― 3. この本を読んだ目的・ねらい 自身の今後のキャリアをどうするべきか考えるきっかけ。 4. 読んでよかったこと、感じたこと 「大企業に入れば、成功」という時代は終わった。大企業でも経営状況が悪化する・倒産するリスクはあり、その時に市場価値を高めていないと、途方にくれることになる。今後は会社ではなく、自身でキャリアを描く必要がある。キャリアを描く上で、 「動機」と「能力」が交わるところで「仕事」を見つけ、稼げる力を身につける必要がある。 この本を読み、35歳までには自身の描くキャリアを明確に描かないと、取り返しのつかなくなるリスクがあることがよく分かった。今までどちらかというと今の働く企業でぼんやりとキャリアを描いていたが、「本当に自分のやりたいことは何か」を真剣に考えるべき時だと感じた。自分のやりたいことを実現する上で、最も取りやすい行動は同企業内での部署異動である。やりたいことを考えた結果、職種が異なる場合は部署異動と自身の描くキャリアを訴える努力をしようと思う。同じ会社では厳しい場合、別会社に転職するのも選択肢の一つである。変える努力をしない場合、10年後に仕事を辞めざるを得ないリスクに遭うことも認識しておかなければならない。 5. この本を読んで自分は今から何をするか 「動機」と「能力」の棚卸をし、「動機」と「能力」の交差する所での「やりたい仕事は何か」を考えたいと思う。 6.3か月後には何をするか、どうなっていたいか 「動機」と「能力」を自身で明確に認識している状態。 その上で「やりたい仕事」を考え、今の描いているキャリアに修正が必要か検討する。
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自分の働く会社の選び方を考える本 動機と能力という2つの観点から仕事との関わりを考える。 この2つが上手くマッチした仕事でないと色々と問題が出てきて長続きしない事となる。 働きながらそれらを顕在させて自分にあった仕事を選ぶことが大事 なにげに本文中の他の本の紹介が結構良いものが多い 市場価値は稼げる力とポテンシャルによって決まる。ポテンシャルは年齢を重ねてくのに伴い減るから、それまでに稼げる力を付ける必要がある。 動機も能力もコアとなる部分は大人になってから変えられるものではない。なので発見し顕在化させる、磨く。 動機の見つけ方はいろいろな分析があるが、実社会での就業経験こそ最良の発見方法である 他社に比べ能力を発揮できた瞬間をじっくり思い出す。 業界・職種を考えてどう転職・社内移動などをするか考える。
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