うたうひと の商品レビュー
温かさと切なさが詰まった音楽短編集 「左側のボーカリスト」と「バラード」が良かった 音楽と生きる喜び、幸せ、苦しみ、痛み、音楽と無縁な人でも共感できる感情がきっと入っているのでは 各話にさらりと別話とリンクする部分が描かれていて、連作ではないけど同じ世界線にいる繋がっていると感...
温かさと切なさが詰まった音楽短編集 「左側のボーカリスト」と「バラード」が良かった 音楽と生きる喜び、幸せ、苦しみ、痛み、音楽と無縁な人でも共感できる感情がきっと入っているのでは 各話にさらりと別話とリンクする部分が描かれていて、連作ではないけど同じ世界線にいる繋がっていると感じられるのが好き 解説に光と影のバランスが絶妙で、誰しも持っている傷から優しさが生まれ、温かさとなる、控えめで決して押し付けてこないさりげない温かさの作品、本当にそのとおりだなと思った
Posted by
それぞれに温かみがあっていい感じで、どうせなら長編にしてほしいものも。ただ、音楽は言葉も国境も越えるというけど、その裏にある苦悩や犠牲というものの存在の怖さも同時に感じた。
Posted by
音楽をテーマにした短編集。 切なさ・温かさなど、まぁよくワンパターンにならず、バラエティー豊かな感動をという感じ。 小路さんの小説は、東京バンドワゴンシリーズをはじめ、人の温かさが見事に描かれていて、軽く読めるのに、深くハマってしまう。 本作もご多分に漏れず、秀作。
Posted by
今年初の満点。 どこかで聞いたことのある話をモチーフに、テンポよく話が進む。内容はまあ、御都合主義的な面がみえなくもないが、それを補って余りあるものだと思う。
Posted by
短編集の最初 クランプトンの涙で掴まれた。 後から考えるとオーソドックスな手法なんだが 音痴せ歌うことが苦手な僕でも楽しめる うたうひとだった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
音楽にまつわる8つの短編。 どの作品もよかった。どの作品もすき。 特にその夜に歌うがすきだな。 複数の作品が、S&Kで繋がって、同じ世界、同じ時間なんだなってわかるのも嬉しいし素敵!
Posted by
なんだかすごくいい話を読んだ気がします。音楽にからんだ短編集です。唇に愛をが一番好きですが、他の話も凄くいいです。ドラマ化希望します。
Posted by
本気で何かを目指したことのない自分には全て共感できるわけなどないけれど、こんな風だったなぁと思うんだろうなぁ、うん、と思いつつ受け取った。 自分が好きで長年聴いているバンドも、結局は幼馴染で結成されていることが多いのはこんな理由かな、続いているのもやっぱり同じ理由かな、とかも思...
本気で何かを目指したことのない自分には全て共感できるわけなどないけれど、こんな風だったなぁと思うんだろうなぁ、うん、と思いつつ受け取った。 自分が好きで長年聴いているバンドも、結局は幼馴染で結成されていることが多いのはこんな理由かな、続いているのもやっぱり同じ理由かな、とかも思ったり。
Posted by
この著者の4冊目ですが、この作家さんは自分は大好きであることを確信しました。 今回の本は今まで読んだ本と違ってミステリー要素や不思議な出来事は起きませんが心にじんわりくる感覚同じで読んでいて気持ちよくなります。 この方の作品はこれから全て読んでいこうと思います。 こんな素敵...
この著者の4冊目ですが、この作家さんは自分は大好きであることを確信しました。 今回の本は今まで読んだ本と違ってミステリー要素や不思議な出来事は起きませんが心にじんわりくる感覚同じで読んでいて気持ちよくなります。 この方の作品はこれから全て読んでいこうと思います。 こんな素敵な文章に出会えるのだから読書は本当に楽しい。
Posted by
音楽関係者の短編集。 ドリフターズがバンドで、ビートルズの前座を務めていたとは。 でもやっぱり短編は苦手だ。
Posted by