1,800円以上の注文で送料無料

うたうひと の商品レビュー

4.2

30件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    12

  3. 3つ

    5

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2011/10/06

音楽にまつわる短編集。 こんなコメントを書くのは少し照れますが、全作品に上質な愛が溢れており、音楽には無縁の私でも充分に楽しめる素晴らしい作品でした。

Posted byブクログ

2011/04/20

文庫化したので再読。音楽をテーマにした短編集。色々なことがあるけど、最後には希望が持てる温かい話たちでした。所々物語のリンクがあってそれも楽しめました。一番好きなのは「唇に愛を」、温かさは勿論のこと、終わり方が素敵です。優しい気持ちになれる一冊でした。

Posted byブクログ

2011/04/11

ミュージシャンを題材にした短編小説集。 特にドラマーの話の『笑うライオン』はとてもよかった。この手の話にすこぶる弱いと改めて実感しました。

Posted byブクログ

2011/03/04

ミュージシャンにとって共感できるフレーズが 多そうな文章。かっこよくておしゃれ。 日本の小説じゃあないみたい。 ただ、読んだ感想として 「共感する」とかとは少し違う感じ。

Posted byブクログ

2011/02/21

一編ずつ読み終えるたびに、じわぁっと心の中が暖かくなったり、切なくなったりするのが実感できました。 小路幸也さん、やっぱり大好きです。

Posted byブクログ

2011/02/19

「百獣の王じゃないか。光栄だ」人気バンドのドラマー、崎谷貫太はその風貌から“笑うライオン”と呼ばれている。ある日人づてに、母親が倒れたことを知った貫太は、十年ぶりに勘当された実家を訪れることに。母親に嫌われていると思っていた貫太だったが、実家で驚くべき光景を目にする─(「笑うライ...

「百獣の王じゃないか。光栄だ」人気バンドのドラマー、崎谷貫太はその風貌から“笑うライオン”と呼ばれている。ある日人づてに、母親が倒れたことを知った貫太は、十年ぶりに勘当された実家を訪れることに。母親に嫌われていると思っていた貫太だったが、実家で驚くべき光景を目にする─(「笑うライオン」)。誰もが持つその人だけの歌を、温かく紡いだ傑作小説集。

Posted byブクログ

2011/01/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

音楽に携わる様々な人たちを描いた8つの音楽短編集。泣きのギタリスト、唄えなくなったヴォーカリスト、踊りながら歌う盲目のピアニスト、自分の存在感について悩むドラマー、ステージ上で駆け落ちしたトランペット吹き・・・などなど。お洒落でどこか懐かしく、そしてどの話の中にもはっとさせられる、まるで音楽が聴こえてきそうな美しい一文があります。 短編の中でも、「ピアノを弾かせてくれないかな…。」とフラリと子犬のようにバーにやってきた天才ピアニストのお話「その夜に歌う」はお奨めです。解説者のあとがきによると、タイトルが「うたうひと」と平仮名なのは歌を唄う人のことだけではなく、楽器を演奏する人も「うたうひと」だと言いたかったからなのではないか、とのことです。

Posted byブクログ

2010/12/21

弾くことのできなくなった幻のギタリスト、喧嘩別れした往年のデュオ、歌わなくなった歌姫・・・。さまざまな音楽人の、ほの悲しかったり、優しかったり、ほろりとする逸話をつめこんだ短編集。 彼の書く優しい空気はすきなのだけど、ちょっと登場人物がステレオティピカルだったかなー。気持ちわか...

弾くことのできなくなった幻のギタリスト、喧嘩別れした往年のデュオ、歌わなくなった歌姫・・・。さまざまな音楽人の、ほの悲しかったり、優しかったり、ほろりとする逸話をつめこんだ短編集。 彼の書く優しい空気はすきなのだけど、ちょっと登場人物がステレオティピカルだったかなー。気持ちわかるけど。

Posted byブクログ

2016/07/31

ストーリーは予定調和的です。 と、言うか、「良い話」を真正面から「絵に描いた餅」として書いているようです。東京バンドワゴンの献辞にあるように、テレビのホームドラマの世界です。 「やりすぎでしょう」が読み始めの印象。でも不覚にも(笑)どんどん飲み込まれてしまい、電車の中で思わず目頭...

ストーリーは予定調和的です。 と、言うか、「良い話」を真正面から「絵に描いた餅」として書いているようです。東京バンドワゴンの献辞にあるように、テレビのホームドラマの世界です。 「やりすぎでしょう」が読み始めの印象。でも不覚にも(笑)どんどん飲み込まれてしまい、電車の中で思わず目頭を押さえたりします。 良かったです。 ただ「バラードを」の恋人の自殺はやり過ぎだと思いますがね。

Posted byブクログ

2010/11/03

ミュージシャンが登場する短編集。 軽い気持ちで読んでいたし読めるのだが、 何作か泣いたのがあるので、あなどるなかれ。 「笑うライオン」が一番すきでした。

Posted byブクログ