インターフォン の商品レビュー
思いがけず再読となった小説。 『面白そう』と図書館で手に取りましたが、以前読んだことがありました。そんな再開の本。 そして、やっぱり面白かった!! 『読んだことあったなぁ』とやめてしまうこともありますが、この本はそのままスーッと読み進めてしまいました。 どんでん返し!!という...
思いがけず再読となった小説。 『面白そう』と図書館で手に取りましたが、以前読んだことがありました。そんな再開の本。 そして、やっぱり面白かった!! 『読んだことあったなぁ』とやめてしまうこともありますが、この本はそのままスーッと読み進めてしまいました。 どんでん返し!!というほどハラハラはしないのですが、静かにそーっと、でもしっかりとひっくり返る。 心構えがないと驚きます。
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団地のダークな人間関係を描いた短編集。 今の時代の団地はどうなのか知らないけど、密接なご近所付き合いは勘弁したいな…
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団地を軸とした10の物語。 少し怖い話や 意味深で終わる話 懐かしさが漂うほのぼのとした話など 1話が短くて短時間で読めます。
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※このレビューにはネタバレを含みます
【あらすじ】 市営プールで見知らぬ女に声をかけられた。昔、同じ団地の役員だったという。気を許した隙、三歳の娘が誘拐された。茫然とする私に六年生の長男が「心当たりがある」と言う(表題作)。頻繁に訪れる老女の恐怖(「隣人」)、暇を持て余す主婦四人組の蠱惑(「団地妻」)等、団地のダークな人間関係を鮮やかに描いた十の傑作ミステリ。 【感想】
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団地が舞台の10個の短編集どの話も身近にいそうな人のちょい怖い話 『インターフォン』『小火』はゾッとした 『梅見月』『花笑み』は切ない話 最後の『迷子』は怖くなくてほんわかした話
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+++ 市営プールで見知らぬ女に声をかけられた。昔、同じ団地の役員だったという。気を許した隙、三歳の娘が誘拐された。茫然とする私に六年生の長男が「心当たりがある」と言う(表題作)。頻繁に訪れる老女の恐怖(「隣人」)、暇を持て余す主婦四人組の蠱惑(「団地妻」)等、団地のダークな人間...
+++ 市営プールで見知らぬ女に声をかけられた。昔、同じ団地の役員だったという。気を許した隙、三歳の娘が誘拐された。茫然とする私に六年生の長男が「心当たりがある」と言う(表題作)。頻繁に訪れる老女の恐怖(「隣人」)、暇を持て余す主婦四人組の蠱惑(「団地妻」)等、団地のダークな人間関係を鮮やかに描いた十の傑作ミステリ。 +++ 壁を隔てれば、上下左右には別の世界がある。そこでは何が起こっているのか知るべくもない。そんな団地で日々起こっているブラックな出来事が集まっている。実際にこんなことはないだろう、と思わされることもあるが、もしかすると小説よりも奇な現実では、もっと恐ろしいことが起きているのかもしれないと、背筋が寒くなる。年齢も境遇も違う見知らぬ人々が隣り合って暮らす団地という場所の特殊な恐ろしさが凝縮されているような一冊である。
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面白くて一気読みした 特に小火はゾクゾクする 短編だからあれで終わってしまったけど、続編を出して欲しいと思った。 この著者の作品はハズレは少ないと思う
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割と好きな後味悪い系。 知らない作家なので期待せずに読んだ。 ラストでぞっとする話、通してぞっとしないねえと思いながら読む話、色々。 最後に収録されている"迷子"だけは良い終わり方だったので、読了後の気分はさほど悪くなかった。 飛び抜けて面白いわけでもないが、...
割と好きな後味悪い系。 知らない作家なので期待せずに読んだ。 ラストでぞっとする話、通してぞっとしないねえと思いながら読む話、色々。 最後に収録されている"迷子"だけは良い終わり方だったので、読了後の気分はさほど悪くなかった。 飛び抜けて面白いわけでもないが、つまらなくはない。 団地には住みたくないなあ…と思わされた一冊。
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とある団地を舞台にした10編の短編集。 住んだことのない私にとって憧れの住居、団地。 狭い空間で広げられる様々な人間模様が、丁寧に描かれている。 個人的には「花笑み」が印象深かった。 切なくて悲しい話なんだけど、少しだけ救いもあるような。 気付いたら涙がこぼれていた。
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団地をテーマにした短編集。 あんまし面白くない気がしつつ、我慢して読んでいたが、「団地妻」って話しがあまりにも合わなくて、そこで断念。
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