UFO大通り の商品レビュー
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宇宙人だったりの超常現象が出てくるミステリを違和感なく落とし込むのは難しく見える。Aが理由で宇宙人だと勘違いしてました!ってのはなんか興醒めだし 本作はそこを上手いことやりくりしてて、なかな面白かった 強いて言えば、最後の突入シーンであの脳筋刑事さんを活躍させて欲しかったかなあ ただ馬鹿で前時代的なだけで、憎めないキャラにして欲しかった 後半はストーリーがあちこちに飛んでいって、書きながらプロットを考えたのかなあと感じた 血って洗えば完璧に落ちるもの? 傘でぶん殴ってきた女がハムスターのアナフィラキシーショックで死ぬ話はもう少しなんかやりようなかったのかな、、、 描写が重々しくて、読んでいて疲れた 最期の法律知識を使って言い逃れようとするシーンがお気に入り
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中編2本からなら一冊。 いつものとおり、些細なことから御手洗潔が事件の全貌を見抜き、事件を解決していきます。 2本とも事件解決に必要な部分が同じところがあるので、敢えて揃えたのかな?と思われます。
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銀色に塗られた顔、目張りした部屋、シーツを被り死んだ謎の男、雨の日に傘を折る女、奇妙な事件から鮮やかに真相(トリック自体は言われてみればなんでもない)を掴んでみせるところが安定の島田荘司。はやく結末を知りたいとページをめくる手が止まらない。1981年とか1994年とか回顧する形式...
銀色に塗られた顔、目張りした部屋、シーツを被り死んだ謎の男、雨の日に傘を折る女、奇妙な事件から鮮やかに真相(トリック自体は言われてみればなんでもない)を掴んでみせるところが安定の島田荘司。はやく結末を知りたいとページをめくる手が止まらない。1981年とか1994年とか回顧する形式である必要はあるのかな。(トリックが現代科学ならすぐバレるからという理由とか?)
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やっぱり島田荘司は読みやすいーっ!! (毎回言ってる気がする) やっぱり現代の科学捜査ならすぐ解決されちゃいそうだけど(笑)。 どっちもアナフィラキシー落ちってあえて揃えたんだろうか? 割と御手洗くんは動き回って解決する印象だったけど、傘を折る女では安楽椅子探偵に徹していて珍しいなぁ。
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御手洗ものとしては、たいしたことないのかなあ。 しかしやっぱり面白いから、さすがの御手洗もの。 島田荘司という人は、物語をあり得ない方向にぶん投げてしまう。 読み手は、どうするんだよと呆れるわけだが、異世界に飛ばされた謎は、きれいな弧を描き、無事に現実へと戻ってくる。 そんなブ...
御手洗ものとしては、たいしたことないのかなあ。 しかしやっぱり面白いから、さすがの御手洗もの。 島田荘司という人は、物語をあり得ない方向にぶん投げてしまう。 読み手は、どうするんだよと呆れるわけだが、異世界に飛ばされた謎は、きれいな弧を描き、無事に現実へと戻ってくる。 そんなブーメランの名手なのだ。 その技法に、見事なトリックが組み合わさった時、占星術、斜め屋敷、奇想天動などという傑作が生まれるのだ。 この作品のように、トリックとしては無理を感じるものでは、その技法のみで読者を引き込む力が一層際立ってくる。 本格であり、社会派であり、ロマンチシズム溢れる御手洗ものは特に、このブーメランの技法により、これでもかと心地よく翻弄されるのだ。 まだまだ数十年数百年、永遠に続いてほしいし、読み続けたいと願ってしまうシリーズなのだ。
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短編でこのクオリティ! どちらもアナフィラキシーショックを題材にしたミステリ。おばあちゃんが見間違えた宇宙戦争が、まさか蜂の駆除だったとは笑 しかも、ミステリとしてもかなりよく出来ている。 2作目の傘を折る女も非常によくできたサスペンス。部屋に2体の死体が出てきた時はびっくりした。また、女が傘を折っていたという目撃者の証言から、ここまで話が膨らむなんてすごい。 最近は御手洗さんが日本を去った後の話ばかり読んでたから、石岡くんとテレビ見たり散歩してる2人がとても懐かしかった。
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御手洗シリーズ二本所収した中編集。UFOが目撃された近所で宇宙服と見紛う姿で死んでいた男。雨の中ずぶ濡れになりながら車道で傘を轢かせていた女。引き込まれる発端から斜め上いく解決まで、わくわく止まらず一気読み。ただただ愉快なお話でした。
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面白かった。 鮎川哲也先生への献辞があるのは、鎌倉が舞台だからかな。 御手洗と石岡くんの大立ち回りって珍しい。私が今まで読んだものだと「舞踏病」くらいのような気がする。 小学生のガールフレンドがいるのかとからかったり、女の子とお茶をしたり、お互いの浪費癖についてお婆ちゃんに言いつけあったり、2人が楽しそうで良かった。やたら抜け道に詳しい御手洗もすごいな。自分では知らなかったらそんなに覚えられないと思うんだけど…。 江ノ電と北朝鮮の下りも面白かった。なんというか、作家の先生って本当にいろんなことに精通しているんだなぁと…。 鎌倉を走り回る「UFO大通り」とは対照的な安楽椅子探偵もの「傘を折る女」、これすごいと思った。倒叙ものだけどただの倒叙じゃ済まさないのがさすが島田御大。御手洗の推理すごい。ラジオなんか直接自分が聴いたのですらないんだから…。石岡くんがすっかり感服しちゃうわけだよね。 登場する刑事の性格が二作品でまた全然違うのも面白い。猪神刑事が免許持ってなくて「は?」ってなる御手洗には笑っちゃった。最後、微妙な友情が芽生えかけてるような、そうでもないような。 色々対照的でありながら、肝となるトリックに一部共通するところもあって、面白い短編(中編?)集だった。トリックそれ自体は、今はまあ珍しくもないかなあ…ってなっちゃって、リアルタイムで読むよろこびがないのが寂しいところ。 でもハムスターのアレルギーは知らなかったけど。御手洗はアレルギーの事アレジーっていうの、これ英語だとアレジーって発音するのかしら。
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御手洗シリーズの中編二作収録。御手洗シリーズによくある突飛な事件から意外な犯人が導かれるというものだが、中編という事もありそこまで大掛かりな事態にはならずに犯人にまで辿りつく。それにしてもどの話を読んでも御手洗の思考は突飛だなぁ。表題作でもある「UFO大通り」の方は犯人もそこに至...
御手洗シリーズの中編二作収録。御手洗シリーズによくある突飛な事件から意外な犯人が導かれるというものだが、中編という事もありそこまで大掛かりな事態にはならずに犯人にまで辿りつく。それにしてもどの話を読んでも御手洗の思考は突飛だなぁ。表題作でもある「UFO大通り」の方は犯人もそこに至るまでの過程もさっぱりわからなかった。
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こういう軽い感じの御手洗ものをもっと読みたいな。 傘を折る女は先にドラマで見たんだけど、せっかく玉木ミタライと堂本光一の石岡君がいい感じだと思ったのに、視聴率悪かったからってうちの光一はもう出せませんってなって映画で声の出演すら断られたらしいのよねー。 島田さんの当時のツイッター...
こういう軽い感じの御手洗ものをもっと読みたいな。 傘を折る女は先にドラマで見たんだけど、せっかく玉木ミタライと堂本光一の石岡君がいい感じだと思ったのに、視聴率悪かったからってうちの光一はもう出せませんってなって映画で声の出演すら断られたらしいのよねー。 島田さんの当時のツイッターによると。 光一君はよかったと思ったけど、そんなことされるなら光一くんじゃなくてよかったな。 まあでもジャニーズなんてどうせそんなんなんだから配役するのが悪い。
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