UFO大通り の商品レビュー
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なんともオカルト臭ただよう珍事件がシリーズ初期っぽくて好き。あともう痴呆症で何言ってるかわからないおばあちゃんが真実を見ていたんだぜっていうのがなんか好き。
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縁あって久しぶりにしまだそーじ作品を読んだんですが、正直きつかった(汗) 社会に対する怒りとかも分かるんだけど、そこを踏まえて一段上まで行って欲しかったつーか。いや、今でもこういうタイプの人がいっぱいいることは分かってるんだけど、思考レベルにおいてはすでに考慮された前提だと思うのよねん・・・。 とりあえず傘を折る女は、バス会社の運転手、女のことばらしたらアカンやろ、とそこを一番に思うっす。怒りを感じてたなら、それこそ被害者家族にばらすよりも週刊誌に売れよ・・・。 そして事件を隠蔽しようとしてそこまでがんばって画策するのも納得いかんつーか・・・。まあ、テンパってたから冷静な判断できなかったのヨ、と言われたらそこまでなんだけど、何をどう隠蔽しようが被害者に恨みを持つ人物、て線で捜査の対象になるやろがwww そんなこんなで、占星術の頃から力技トリックやなwwwてのはおなじみなんだけど、それならそれでトリックに重点置いといてくれたら流せるんだけど、社会への怒りもすごくぶつけてくるからバランス悪いなーという印象。そっちを書きたいんだったら犯人の心情とかももうちょっと納得できるものにして欲しかった。
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御手洗&石岡君コンビ5本目。中篇2作。 【UFO大通り】…自宅の前をUFOが良く通る。早朝近所の山で宇宙人が戦争し得ていた、と話すおばあちゃんの話と、白いシーツにくるまってヘルメット手袋マフラーという完全装備のまま密室で死んでいた男の謎。 【傘を折る女】…不思議な話というラジオの投稿番組で聴いた深夜にわざわざ雨の中走ってくる車に、自分が持っている赤い傘を轢かせて折る女がいた、という話の謎。バスジャック事件との絡み。 比較的最近の話なので文体が若干読みやすくなっていてありがたい。 2つの中篇のネタが同じって言うのが少し残念。UFOのネタバレもあっさりしすぎていて残念。
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『傘を折る女』がドラマになるという噂(あくまでも噂)があったので久しぶりの島田荘司。 どうドラマにするんだろう?ちょっと楽しみ。 御手洗さんが玉木さんで石岡さんが堂本さんって噂なんですけど。
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中編なので以前レビューしたネジ式ザゼツキーや他の長編ほどではないがなかなかパンチのある謎がやはりのっけから登場し、我らがミタライ先生が物の見事に解決してくれる。物事の関連性をここまで見事に見付け出すことができる冷静で理知的そして天才的な閃きを併せ持つような脳みそが私にあったらなあ...
中編なので以前レビューしたネジ式ザゼツキーや他の長編ほどではないがなかなかパンチのある謎がやはりのっけから登場し、我らがミタライ先生が物の見事に解決してくれる。物事の関連性をここまで見事に見付け出すことができる冷静で理知的そして天才的な閃きを併せ持つような脳みそが私にあったらなあ!傘を折る女に関してはかなりはんにに同情するけど。ああいう女のせいで人生狂わされたら私だって悪魔に魅入られるかもしれないや。傘で殴る程度ですまない話だし!
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最近「傘を折る女」がモーニングでコミカライズされましたが、内容をほとんど忘れていたので文庫版で再読。去年の11月に読んだものをここまですっぱり忘れてしまえるのものかというくらい忘れてました。 やはり馬車道時代はいいなぁ。御手洗も石岡君も生き生きしている。わたしは「傘を折る女」より...
最近「傘を折る女」がモーニングでコミカライズされましたが、内容をほとんど忘れていたので文庫版で再読。去年の11月に読んだものをここまですっぱり忘れてしまえるのものかというくらい忘れてました。 やはり馬車道時代はいいなぁ。御手洗も石岡君も生き生きしている。わたしは「傘を折る女」より「UFO大通り」の方が好きなんですが。軍隊気質な猪神刑事のキャラもいいし、その猪神刑事をおちょくって楽しむ御手洗とはらはらする石岡君が面白い。御手洗のペースに巻き込まれて意味不明な啖呵切ったり最終的には涙目になってる猪神刑事が可哀想で好きです。 漫画にするなら「UFO大通り」の方が向いてたんじゃないかなと思いました。というか何故数ある御手洗短編の中で「傘を折る女」を選んだんだろう…?
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御手洗シリーズ。 久々の石岡コンビでの話。二人の掛け合いが久々に見られて良かった。 表題作は、スタンダードなストーリー構成。もう一作は、犯人の心情描写も入っていて、このシリーズには珍しい構成。
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田荘司で次に読むのは順番で行くと「帝都衛星軌道」だけどなかったのでこちらにした。最近刊行の御手洗物にしては珍しく御手洗がまだ石岡と横浜で共同生活をしていた頃の事件です。表題作のほうは現場まで行っていますが「傘を折る女」の方は石岡からの伝聞と刑事との電話のやりとりのみで真相を暴きま...
田荘司で次に読むのは順番で行くと「帝都衛星軌道」だけどなかったのでこちらにした。最近刊行の御手洗物にしては珍しく御手洗がまだ石岡と横浜で共同生活をしていた頃の事件です。表題作のほうは現場まで行っていますが「傘を折る女」の方は石岡からの伝聞と刑事との電話のやりとりのみで真相を暴きます。はっきり言ってすごいです。こういうミステリーを島田荘司には求めているんだけどね。これで長編だったらもっといいんだけどね。
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久々に読んだ御手洗潔シリーズ。 やはり、面白かったです。 読みながら、何度心の中で、「流石です!」や「待ってました!」と呟いた事か。 表題作の『UFO大通り』と『傘を折る女』の二編が収録されていて、どちらも、何と言うか、事件の真相そのものは、割と地味です。 ただ、どちらも、状況...
久々に読んだ御手洗潔シリーズ。 やはり、面白かったです。 読みながら、何度心の中で、「流石です!」や「待ってました!」と呟いた事か。 表題作の『UFO大通り』と『傘を折る女』の二編が収録されていて、どちらも、何と言うか、事件の真相そのものは、割と地味です。 ただ、どちらも、状況の訳のわからなさは、かなりのもの。 それを、あっと言う間に解決してしまう御手洗さんの推理力は、読んでいて気持ち良かったです。
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久しぶりに御手洗さんが出てくるのを読んだので面白かったです。 2つの事件が載っているのですが、どっちもアナフィラキシー・ショックが出てきたので、あまり現実感はありませんでした。 島田荘司作品は謎が途方もなくて、しっかり解決もしてくれるので面白いです。
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