中原の虹(4) の商品レビュー
面白すぎる。 西太后や張作霖など、悪役として教えられる人物の真意を想像し、好きにさせられる。 シリーズ通して敵役度とされていた袁世凱ですら、最後には真の士大夫として描き、好きにさせられる。史実とは異なる点もあるだろうが、これは中国史の勉強に使える良い教材だろうと思う。 本作最...
面白すぎる。 西太后や張作霖など、悪役として教えられる人物の真意を想像し、好きにさせられる。 シリーズ通して敵役度とされていた袁世凱ですら、最後には真の士大夫として描き、好きにさせられる。史実とは異なる点もあるだろうが、これは中国史の勉強に使える良い教材だろうと思う。 本作最後には張作霖が長城を越え、死亡フラグともいえる白太太の卦が描かれるが、史実でも、長城を越えた張作霖と蒋介石が対立し、敗れた張作霖が奉天へ引き返す道中で爆殺される。そのあたりをどう描くかを楽しみに、続編を読もうと思う。
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梁文秀がついに大陸の土を踏む。亡命先の日本で雌伏の時間を費やしていたものの、再会した徐世昌から、宋教仁を諸葛たらしめた梁文秀の功績を称えられた。やっぱり、蒼穹の昴からの主人公には特別な思い入れがあり、胸が熱くなった。
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春児 春雷 玲玲がそれぞれ再会するところはやはりぐっときた。 離れていても、家族への熱い思いに胸を打たれた。 最後まで袁世凱は掴めないところがあって、読み進められた。
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梁文秀と玲玲が、春雲と再開したシーンが印象的だった。 結構これからどうなるか不安な内容の中で、安心したシーンだった。
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太好了! 最近の本ではないのに図書館でこのシリーズがいつもどれか貸し出されてる。同じように今どっぷり浸かってる人がいるなあと思って、仲間みたいでなんだか嬉しい。
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なかなか理解できなかった張作霖をなんとなく理解できた気がする。 再会ラッシュは胸が熱くなったが、思ったような感動的な展開にはならなかった。しかし立場や情勢を踏まえると、そういうものなのだろうと納得でき、特に違和感はなかった。 袁世凱については最後までわからなかった。暗躍するプージュンも正直入れ込み難い。
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幾度読んでも感動してしまう浅田作品。中でも今巻は名シーンが多い。(ネタバレ故以下省略)キャッチフレーズの«魂を揺さぶる歴史冒険小説»は過言ではない。貧乏がなんだ。没法子とは唱えるな。運命など糞食らえ。ど根性で生きてやれ。背中を強く押すメッセージ性の強い作品。 ネタバレを避けたい...
幾度読んでも感動してしまう浅田作品。中でも今巻は名シーンが多い。(ネタバレ故以下省略)キャッチフレーズの«魂を揺さぶる歴史冒険小説»は過言ではない。貧乏がなんだ。没法子とは唱えるな。運命など糞食らえ。ど根性で生きてやれ。背中を強く押すメッセージ性の強い作品。 ネタバレを避けたいと言いながら、ここだけは触れたい。作中張学良に鄭薫風という友人が居る事にホッとした。特に薫風は個人的に琴線に触れるキャラクター。馬占山と薫風の親子関係も残酷だが展開としてはストライクゾーン。親子の憎悪劇が堪らなく趣味で仕方がない。
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宗教仁が議会制を打ち立てるも、凶弾に倒れ、袁世凱が総統になるために素早く動いた。 春児は龍玉を手に入れるため、兄に会う。 袁世凱は民に追い出され、憤死を遂げ、張作霖は長城を越えて北京へ。 満州が長城を越えたものとオーバーラップして描く。 それぞれが国を外国に取られないよう...
宗教仁が議会制を打ち立てるも、凶弾に倒れ、袁世凱が総統になるために素早く動いた。 春児は龍玉を手に入れるため、兄に会う。 袁世凱は民に追い出され、憤死を遂げ、張作霖は長城を越えて北京へ。 満州が長城を越えたものとオーバーラップして描く。 それぞれが国を外国に取られないように懸命に頑張った様が分かる。
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「蒼穹の昴」「珍妃の井戸」に続く清朝末期の小説第三弾。 西太后、袁世凱、張作霖‥ 歴史の教科書で名前と事件くらいしか知らず、イメージもわかなかった時代と人物たちのストーリーに引き込まれ、心動かされました。 「記事は都合よく書き変えられてしまう。真実はことごとく、歴史の闇に葬ら...
「蒼穹の昴」「珍妃の井戸」に続く清朝末期の小説第三弾。 西太后、袁世凱、張作霖‥ 歴史の教科書で名前と事件くらいしか知らず、イメージもわかなかった時代と人物たちのストーリーに引き込まれ、心動かされました。 「記事は都合よく書き変えられてしまう。真実はことごとく、歴史の闇に葬られてゆく。」 今史実として伝えられている人物評も、その人の本当の心はわからなくて、事実の裏にある真実は誰もわからなくて‥歴史は切なく、奥が深いなと思いました。 志半ばで倒れる人もいるのに、 何度も危機を乗り越えていく人もいて、 その人その人の運命というものについて考えさせられます。
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いろいろな人の立場から歴史を見ることで、見方も変わるから、面白かった。 知らない歴史上の人物も出てきて、中国の史実にもさらに興味が湧いた。 梁文秀や春児たちも救われたのかなと思うと、よい終わり方だった。 でも、歴史はまだまだ続く予感。。
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