カクテル・カルテット の商品レビュー
こんなにもいろんな種類のカクテルがあるなんて。 こんなにもいろんな恋のお話があるなんて。 あとがきで、小手鞠さんが「めくるめくカクテルが万華鏡のように出てくる物語を書きたいと思っていました。」と書いておられましたがまさにその通り。 ちょっぴりレトロな雰囲気のと甘くて苦い、キラ...
こんなにもいろんな種類のカクテルがあるなんて。 こんなにもいろんな恋のお話があるなんて。 あとがきで、小手鞠さんが「めくるめくカクテルが万華鏡のように出てくる物語を書きたいと思っていました。」と書いておられましたがまさにその通り。 ちょっぴりレトロな雰囲気のと甘くて苦い、キラキラ輝くカクテルたち。 1人の夜にそっと読みたい1冊です。
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お洒落でオトナな雰囲気に惹かれて手にとった本。 短いお話の中に色んな恋のお話が入っていました。自分自身、自分のためにバーに行ったり、恋人とバーやホテルでカクテルをたしなむようなオトナデートの経験がないので、映画やドラマを見ている様な気分でした。庶民的な私からしたら色彩的にも恋や愛...
お洒落でオトナな雰囲気に惹かれて手にとった本。 短いお話の中に色んな恋のお話が入っていました。自分自身、自分のためにバーに行ったり、恋人とバーやホテルでカクテルをたしなむようなオトナデートの経験がないので、映画やドラマを見ている様な気分でした。庶民的な私からしたら色彩的にも恋や愛の美しい世界を覗き見している様な感覚でした。 不倫も表現によってはいくらでも正当化することもできて正直受け入れ難いところもあったけど、気持ちやココロは、誰のものでもないから盗むも盗まないもどうしようもなく奪い奪われてしまったりして難しいものだなと思いました。 涙子と一朗は素敵な2人でいつまでも仲良く美しい関係であってほしいし、そうなるのだろうなと思っています。
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4人の男女視点で描かれる、カクテルに絡んだ恋愛の24編からなる連作短編 ファーストキスの思い出、過去の恋愛や結婚、現在のパートナーとの出会い、そして現在進行系の不倫等々 がっつりとした恋愛小説は久しぶりに読んだなぁ 20代の頃はよく読んだものだけど、とんと読まなくなった 多分...
4人の男女視点で描かれる、カクテルに絡んだ恋愛の24編からなる連作短編 ファーストキスの思い出、過去の恋愛や結婚、現在のパートナーとの出会い、そして現在進行系の不倫等々 がっつりとした恋愛小説は久しぶりに読んだなぁ 20代の頃はよく読んだものだけど、とんと読まなくなった 多分、それよりも自分にあるジャンルを見つけたからかね ニューヨークに住む翻訳家の涙子、若手小説家の葉月、涙子の夫の一郎、涙子の友達の「あなた」 視点がころころ変わるし、過去の思い出話が差し込んであったりするので、途中で「誰の話だっけ?」と若干の混乱 そして、みんな不倫しすぎ(笑) 中には「ホラーじゃね?」と思うやつもあったりね 誰のかわからない手作りチョコがロッカーの中にあって、その中身には連絡先が書かれた紙が入ってるって、受け取る人によってはホラーだと思うよ 一番よかったのはフレンチ・キスかな 想像の余韻を残したいい感じの終わり方になってる しかしまぁ、大人の恋愛とお酒はよく合うなぁ ジュース類さえあればうちにある酒で作れるものがほとんどなので、今度作ってみようかと思った
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ここまでガッツリな恋愛ものを読んだの久し振りだなぁ。 涙子さんと一郎さんがすごく良い夫婦だった。 ショートショートの連作読みやすかった。 大人の恋とカクテルの相性はとても良い。
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あとがきに書いてあったように「夢見心地になれる、読んで酔えるカクテルバー」な本でした。きらきらしていて、カクテルの色鮮やかさを思い浮かばせる色彩豊かな作品でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
鮮やかなカクテルが物語の要所要所で出てくる恋愛小説 リレー形式…とは違う気がするが、翻訳家の涙子、若手小説家の葉月、涙子のラバー(夫)の一郎をメインに知り合いとかも出てくる話。 大人の恋愛とはいうが、不倫とか叶わぬ恋とかばかりな印象。そら、結婚出来る歳がある以上不倫出来るのは大人の方が多いだろうけども。 あちこちにあるカクテルの描写やレシピというか材料とかは酒好きには有り難いものだった。 個人的に二話目のフレンチキスはカクテルの絡ませ方と余韻の残し方が好みだったが、他がな…と若干残念に思う。
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すーーーーーごく、良かった。恋愛もので、ここまでストンと身近なものは、珍しい。 カクテル、はじめたいなぁ。こんなにふわふわドキドキしたことは、ないなぁ。
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ネタ切れだったので装丁の色合いでなんとなく購入。 視点がコロコロ変わるので誰が誰なのか最後までわからなかったな。 みんな不倫しすぎ!
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魅力的な表紙に惹かれて思わず購入。 甘いのだけれど、甘すぎず。 ところどころにピリリと喉が焼けるような程よいアクセントも。 甘い恋、楽しい恋、切ない恋、寂しい恋、泣ける恋...。 恋にもいろいろ。 男女にもいろいろ。 人と人なのだから当たり前なのだけれど、その模様がほんのり甘く...
魅力的な表紙に惹かれて思わず購入。 甘いのだけれど、甘すぎず。 ところどころにピリリと喉が焼けるような程よいアクセントも。 甘い恋、楽しい恋、切ない恋、寂しい恋、泣ける恋...。 恋にもいろいろ。 男女にもいろいろ。 人と人なのだから当たり前なのだけれど、その模様がほんのり甘く、文字の間を漂う。 また5年後に読んだら、別の香りがしそうな不思議な本。
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タイトル通り、カクテルと、それにまつわる男女の物語。 翻訳家の涙子、小説家の葉月、涙子の夫の一朗、そしてあなた。 カクテルと一緒に語られる恋の物語は時に甘く、時にほろ苦く。 カクテルと一緒に過去の恋や今の恋を思うってのはなんとなく気障な感じがしちゃうけど、お酒を飲むと、...
タイトル通り、カクテルと、それにまつわる男女の物語。 翻訳家の涙子、小説家の葉月、涙子の夫の一朗、そしてあなた。 カクテルと一緒に語られる恋の物語は時に甘く、時にほろ苦く。 カクテルと一緒に過去の恋や今の恋を思うってのはなんとなく気障な感じがしちゃうけど、お酒を飲むと、過去の恋の話を思ったり、しちゃったりするよね。 久しぶりにお酒を飲みながら、誰かとゆるりと恋の話がしたいな。 その人のとっておきのを聞かせてほしいです。 本書の感想にまったくなってないや。
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