フェルメールのカメラ の商品レビュー
原著は2001年刊。書名の「カメラ」はカメラ・オブスクラのこと。フェルメールはこの光学装置を用いて絵を描いた。本書はそれを論証する。著者のステッドマンは西洋近現代の建築史が専門。ロンドン大学教授(UCL)。デルフト工科大学でサバティカルをしたこともある。 絵に描かれている床のタイ...
原著は2001年刊。書名の「カメラ」はカメラ・オブスクラのこと。フェルメールはこの光学装置を用いて絵を描いた。本書はそれを論証する。著者のステッドマンは西洋近現代の建築史が専門。ロンドン大学教授(UCL)。デルフト工科大学でサバティカルをしたこともある。 絵に描かれている床のタイル、窓枠、椅子から、描かれている部屋の大きさは推定できる。それを3次元の図面にし、次は部屋を実際に再現してみる。なるほど建築屋の発想だ。そこまでできたら、カメラ・オブスクラはどこに置かれていたか、それもわかるはず。図版多数。 訳者あとがきでは、17世紀ヨーロッパの科学事情に触れている。当時は、レンズと屈折光学が花盛り。レーウェンフック、ニュートン、スピノザ、デカルト、ホイヘンス……画家フェルメールもそのなかのひとり、だったのかもしれない。
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今作『フェルメールのカメラ 光と空間の謎を解く』ではかなり詳しくカメラ・オブスクラについて知ることができます。図や写真も多数掲載されていますし、画家がこの機械をどのように使っていたかというのもわかりやすく説かれます。これはとてもありがたいことでした。 フェルメールが用いたこの光...
今作『フェルメールのカメラ 光と空間の謎を解く』ではかなり詳しくカメラ・オブスクラについて知ることができます。図や写真も多数掲載されていますし、画家がこの機械をどのように使っていたかというのもわかりやすく説かれます。これはとてもありがたいことでした。 フェルメールが用いたこの光学機器についてより知りたい方にはぜひおすすめしたい作品となっています。
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フェルメールが、カメラ・オブスクラという装置を用いて作画していたという有名な仮説を、著者なりのアプローチで実に丹念に検証していく。文献から光学研究者との接点を探ったり固定資産税課税用の地図からスケールを割り出したり作品の”セット”を再現し検証していくくだり等、特にエキサイティング...
フェルメールが、カメラ・オブスクラという装置を用いて作画していたという有名な仮説を、著者なりのアプローチで実に丹念に検証していく。文献から光学研究者との接点を探ったり固定資産税課税用の地図からスケールを割り出したり作品の”セット”を再現し検証していくくだり等、特にエキサイティング!
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科学技術×芸術!? フェルメールは“カメラ・オブスクラ”という 光学装置を用いて絵を描いていた!? 本書では、フェルメールの絵の空間・アトリエを再現して、 それを実証的に解明している。 科学技術と芸術が出会ったとき、 どんな光と色彩が生まれるのだろうか。 手書きPOPより抜粋
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※このレビューにはネタバレを含みます
フェルメールの絵の特徴は「カメラオブスクラ」によるところが多いと主張している本。 フェルメール当時のカメラオブスクラ、光学関連の話から、フェルメールの絵におけるカメラオブスクラ使用の特徴、実際に部屋を再現してのカメラの使用を検証したりと、フェルメールのカメラ使用説を裏付ける内容が多い。 また、反論意見の反論も掲載している。 フェルメールはカメラオブスクラを全面的ではないが、使用しているのは間違いないという、内容。
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フェルメールの画法に秘められた仮説を検証するプロセス。建築の専門家の視点からの実証的な謎解きは、とても興味深いものがありました。
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フェルメールはオランダの17世紀の画家。懐かしいな。光を取り入れた絵画が美しい。 フェルメールは若いころから高く評価されていて、29才でデルフトの画家ギルド、聖ルカ組合の理事に選出されている。 カメラ・オブスクラの原理を用いた絵画。フェルメールは素晴らしい。 オランダはゴッホとい...
フェルメールはオランダの17世紀の画家。懐かしいな。光を取り入れた絵画が美しい。 フェルメールは若いころから高く評価されていて、29才でデルフトの画家ギルド、聖ルカ組合の理事に選出されている。 カメラ・オブスクラの原理を用いた絵画。フェルメールは素晴らしい。 オランダはゴッホといい、フェルメールといい芸術家が多い。
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