こんなおみせしってる? の商品レビュー
藤原マキ(つげ義春夫人)の『私の絵日記』(ちくま文庫)を読んで、そういえばこの人の絵本はうちにあった、と実家の本棚にあるのを改めて読み返した。月刊絵本版かがくのとも201号(1985年12月号)、弟が年長のときの配本。 このとき自分は中学生だったが、ちょっとへんなお店ばかり集めて...
藤原マキ(つげ義春夫人)の『私の絵日記』(ちくま文庫)を読んで、そういえばこの人の絵本はうちにあった、と実家の本棚にあるのを改めて読み返した。月刊絵本版かがくのとも201号(1985年12月号)、弟が年長のときの配本。 このとき自分は中学生だったが、ちょっとへんなお店ばかり集めていておもしろいというよりややこわい気がしていたが、今読み返しても、後半に行くにつれマスク屋、かつら屋、人体模型屋、蛇屋、人形館・・・と恐ろしげになっていく。 この本がつくられた頃はバブル景気に浮かれ始めた頃かと思うが、赤い公衆電話、子どもをおぶって立ち働くお母さん、着物姿の年寄り、つっかけ、割烹着、ソロバン、駄菓子屋の景色・・・40年前の昭和にはまだこういう世界があったのだなとなつかしく思う。でも、今の子どもが見たらさらに怖いと思うかもしれない。
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描き込みが細かく、見ていて楽しいのだけど、その分ツッコミどころもたくさんありました。食品サンプルの値段が高すぎないか??この頃はこうだったの??あと、色んなお店があるのは分かるけど、取り上げるお店がニッチすぎて笑えました。最近ではおめにかかれないお店もありました。(4歳)
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6:10 ちょっと見かけないようなお店がたくさん出てくる。昭和な感じ?? 着てる服や、さかまんじゅうが出てきて、冬っぽい。 幼稚園には難しそう。小学生以上
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途中あたりからなんだかシュールというかデラシネというか、ただならぬ雰囲気を醸し出し・・つげ義春さんの奥様だったのか。この世界、子どもに伝わるかなぁ。五歳児に読み聞かせ。
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・知識の絵本で集団の読み聞かせには向かない。 ・絵の書き込みは細かく お店ひとつひとつはおもしろいが、遠目がきかない。 ・食品サンプルや人体模型、へび屋などは子どもにとってはなじみがなく、架空のお店だと思うかもしれないが、昔のくらし調べなどには使えるかも。
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色々なお店を知ることが出来るのだけれど…靴屋さんであったり豆腐屋さん、床屋。珍しいお店も、サンプル屋さん、かつらやさん、人体模型屋さん…。
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つげ先生のお嫁さんの絵本。 何故今?? 疑問を抱きつつ、楽しませていただきました。 金太郎飴の「達者でなあ」ってお約束なんかなあ。
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