また会う日まで の商品レビュー
そんなに特別なことは起こらないけど、とても現実味がある。 1日1日に様々なことを感じて生きる"有麻"。 なんとなくぼーっと生きるのをやめて1日に起きる自分の感情の変化を考えてみようかな、と思った。
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恋とは違う。 高校の修学旅行の夜、鳴海くんとの間に感じた、不思議な、特別な感情。 7年後、会社から休暇をもらった有麻は、それを確かめるべく、東京に行くついでに彼に会ってみようと思い立つ。 あの日、あの時間。 彼は何を感じていたのだろうか…。 これは、ほんとになんてこと...
恋とは違う。 高校の修学旅行の夜、鳴海くんとの間に感じた、不思議な、特別な感情。 7年後、会社から休暇をもらった有麻は、それを確かめるべく、東京に行くついでに彼に会ってみようと思い立つ。 あの日、あの時間。 彼は何を感じていたのだろうか…。 これは、ほんとになんてことない日常を綴った1冊。 あのときの気持ちを確かめる、という目的はあるものの、 鳴海くんは仕事が忙しくてなかなか会えないし、 結局は有麻が東京で過ごした1週間をほのぼのと記していく。 そんななんてことない日常で1冊書けるというのも、凄いと思った。 あ、サザエさんもそんなもんか。
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単行本で読んでたはずなのに、すっかり忘れている部分が多くて、 あれ?こんな話あったっけ、と思いつつ 初めて読むような新鮮さを2度味わえて得した気持ちも。 2回とも東京往復の新幹線で読んでたのもいい偶然。 何々しようとしたけれど結局しなかった… そうなのかと思っていたら違っていたけ...
単行本で読んでたはずなのに、すっかり忘れている部分が多くて、 あれ?こんな話あったっけ、と思いつつ 初めて読むような新鮮さを2度味わえて得した気持ちも。 2回とも東京往復の新幹線で読んでたのもいい偶然。 何々しようとしたけれど結局しなかった… そうなのかと思っていたら違っていたけれど、 それでもなんの問題もなかった… みたいな、変化とか結果とかに影響しない、 心の動きだとか、状況の移り変わりみたいなものを、 すごくリアルに、でもそれが必ずしも 自分が感じていることと同じなのかというと 違うけれどっていう、 日常生活を切り取る描写がやっぱりすごい。 佐内正史さんの写真となんだか似ている気がいつもします。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「阪急電車」以来、実際の土地めぐりものについ惹かれ・・・ ということで手にとった一冊。 「関西人の目からみた、旅先である東京」という観点に 同調したり、目からウロコしたり。 メイン二人の関係がどうにもなっておらず、しかしどうとでも想像出来る余地もあり、 その絶妙な距離感や雰囲気を包む、全体の暖かで伸びやかな描写が素敵。 身近な物語に思える。
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「地方に勤めているOLが、高校時代に特別な思いを抱いていた同級生に久しぶりに会うために上京し、様々な人や風景に出会う。」という、ストーリーを簡潔にまとめてしまうと他愛もない話だが、端役も含め、登場人物の一人一人が非常に丁寧に描かれており、好感が持てる佳作。
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青春小説にしようか恋愛小説にしようか正直迷った。 一週間、に魅せられて手に取ってみたけど… 私には合わなかったかな。 凪子もよくわからなくて怖かった。
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合わなそうな気がする。 という何となくの感覚から、倦厭していた作家。 しかし、読んでみたら、意外といけた。 大きな展開はないんだよなーと、最初から思いながら読んだので、ちょっとだらだらしたけど、何もなくても、何となく感じるものがある。 そして、現代人をよく表した小説。 時...
合わなそうな気がする。 という何となくの感覚から、倦厭していた作家。 しかし、読んでみたら、意外といけた。 大きな展開はないんだよなーと、最初から思いながら読んだので、ちょっとだらだらしたけど、何もなくても、何となく感じるものがある。 そして、現代人をよく表した小説。 時代がたってから読んで、あーこんな時代あったなーとか思うかも。
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これって恋愛モノなんかなー?青春モノなんかなー? ちょいと区別が付きにくいかんじ。 大阪で会社員として働く主人公の有麻が休暇を取って 東京へ旅行した一週間を淡々と描く物語。 ひとつ、有麻には目的が。 高校の修学旅行の時に「何か」を感じた相手が 東京にいることを知り、彼に会って...
これって恋愛モノなんかなー?青春モノなんかなー? ちょいと区別が付きにくいかんじ。 大阪で会社員として働く主人公の有麻が休暇を取って 東京へ旅行した一週間を淡々と描く物語。 ひとつ、有麻には目的が。 高校の修学旅行の時に「何か」を感じた相手が 東京にいることを知り、彼に会って、その時に感じた 「何か」が何なのかを確かめようというもの。 うーん、ちょっとわたくしには合わなかったな。 登場人物の誰にも共感できなかったし、 無駄な描写が多すぎる気がしてね。
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