キミが大人になる頃に。 の商品レビュー
84 ・地球は一つ。私たちの暮らしは資源を使い尽くしてしまうので持続可能なものではない。 ・日本ではテクノロジーの発展と大量生産、大量消費とが直接的には結びつかなかった。自然との繋がりがあったから。 ・ライフスタイルをデザインすることが大切。
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内容は悪くないような気がするんだが、いかにも電通ですといったナルシズム満開の表紙の悪印象が読後まで尾を引いてしまった。。。
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全部は読んでないけど、2030年の未来予想のところが面白くて手に取った。雨の日は仕事休み制度実現してほしい! 人間はまた自然へ自然へと回帰していくんだろうな。でも元の原始的な自然じゃなくて、コンピュータに管理された「自然」なのかな。 私は家族で田舎へ移住し暮らしているのですが、都...
全部は読んでないけど、2030年の未来予想のところが面白くて手に取った。雨の日は仕事休み制度実現してほしい! 人間はまた自然へ自然へと回帰していくんだろうな。でも元の原始的な自然じゃなくて、コンピュータに管理された「自然」なのかな。 私は家族で田舎へ移住し暮らしているのですが、都市の人たちが田舎へどんどん移り住み家で仕事をするような時代がほんとにくるのかもという気がした。
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バックキャスティング思考というのは、結構訓練しないと身に付かないような気がする…と思ったけど、ものすごいワクワクすることは間違いない!地球一個ぶんのエネルギーという制約を、前向きにとらえるというかより楽しい未来をつくるための条件として捉えているところが目から鱗だった。原点回帰だと...
バックキャスティング思考というのは、結構訓練しないと身に付かないような気がする…と思ったけど、ものすごいワクワクすることは間違いない!地球一個ぶんのエネルギーという制約を、前向きにとらえるというかより楽しい未来をつくるための条件として捉えているところが目から鱗だった。原点回帰だとか、豊富なことが幸せではないという考え方は既に広がっている気がする。私はどう生きたいのだろう。どんな社会を作りたいのだろう。自分のライフスタイルは自分で作る!
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1個の地球。 今ある技術、今の消費生活・・・今から積み上げて描く未来像は地球が何個か必要になる。 1個の地球から未来像を描き、今を考え、様々な制約条件が発生する中で、豊かな生活を実現するための創造性を発揮する。
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フォアキャスティングとバックキャスティング。 未来予測データをまとめ、未来のライフスタイルを予測していく。重要な視点は「代行」。 サービス、商品はつまるところ何かの「代行」なので、 未来に起こりえる状況を予測しながら、 どんな代行が成り立ちえるのかを考えましょう と本書では語っている(と理解しました) これからの未来、必ずある程度は「ダウンシフト」 していく必要があると思っている。 一部の裕福な層は今のままになるかもしれないが、 人口が減り(特に消費を牽引する若い層)、 消費の利用母数が減れば絶対的に収入は減る。 (国外への進出など可能性もあるだろうけど、 それは根本的な問題解決にはならない) そのとき「代行のどこまでが残り、どこからは自分が手がけるのか、境界を見極める」という視点はかなり納得した。 祭りで出自を自己紹介する、というのはとてもいいなぁ。 以下、メモ。 統計データの把握 ↓ 環境制約条件に基づく社会状況の導出 ↓ 楽しく豊かな暮らしの形を提案 ●人のことを考えたものづくり、暮らし方 (生活価値の不可逆性、欲望遺伝子の肯定) ●地球のことを考えたものづくり、暮らし方 (循環型社会の構築) ↓ 両者の融合による新しいものづくり、暮らし方の提案 心豊かに生きることを担保しながら、物質消費を中心とした人間活動の拡大をいかに低環境負荷型に変えられるのかが問われている
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未来のある一点を設定し、それに向けた信頼度の高い客観的なデータを揃え、そこでの理想的な生活を仮定した上で、そのためには今現在何をすべきなのか、という"Backcasting"という発想がとても新鮮で面白い。信頼度の高いデータをまず前提として用いるという点で「夢物語」ではなく、いっそうの現実性を加味し、かといって単なる予想分析には終わらない前向きな発想と「構想力」が要求される。なかなか面白い思考ゲームだと思う。
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ライフスタイル・デザインの考え方を、漠然と手探りで始めていたように思う。本書にはその漠然としていた考え方が具体的に説明してある。 「そうそう、それが言いたかったんだ!」と思わせてくれる内容がいっぱいだ。 「環境負荷の制約があっても、消費者はあまりドラスティックに商材の要求志向を...
ライフスタイル・デザインの考え方を、漠然と手探りで始めていたように思う。本書にはその漠然としていた考え方が具体的に説明してある。 「そうそう、それが言いたかったんだ!」と思わせてくれる内容がいっぱいだ。 「環境負荷の制約があっても、消費者はあまりドラスティックに商材の要求志向を変えない。」と言う、ライスタイルハザードマップの研究はさらに詳しく勉強したい。
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タイトルは「キミが大人になる頃に。」であり子供向けかと思わせるが、内容は企業の製品開発担当者向けに、環境制約下の未来でバックキャスティング思考に基づき、どうやってライフスタイルを設計、価値を出していくか説明している。 大量生産、大量消費で物があふれた状態に飽き始めたとき、 根本...
タイトルは「キミが大人になる頃に。」であり子供向けかと思わせるが、内容は企業の製品開発担当者向けに、環境制約下の未来でバックキャスティング思考に基づき、どうやってライフスタイルを設計、価値を出していくか説明している。 大量生産、大量消費で物があふれた状態に飽き始めたとき、 根本に立ち返り、幸福とは何か?ものの価値とは?面倒と代行の選択はどうなるのか?といった切り口を示している。 ただ、それぞれの検証が少なすぎる。 全体的に、詳しい検証はこれからといったところだが、バックキャスティングの筋道やライフスタイルを正面から考える上で良い。
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従来の延長で未来を考えるのがフォアキャスティング。 あるべき未来を考え、それに向かってライフスタイルを考えるのがバックキャスティング。 この本は、バックキャスティングの方策を具体的に提案しています。
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