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のぼうの城(上) の商品レビュー

3.9

456件のお客様レビュー

  1. 5つ

    101

  2. 4つ

    205

  3. 3つ

    102

  4. 2つ

    26

  5. 1つ

    3

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2024/04/16

豊臣秀吉の北条攻めの際、支城 忍城を舞台にしたお話 以下、上巻の公式のあらすじ -------------------- 戦国期、天下統一を目前に控えた豊臣秀吉は関東の雄・北条家に大軍を投じた。そのなかに支城、武州・忍城があった。周囲を湖で取り囲まれた「浮城」の異名を持つ難攻不...

豊臣秀吉の北条攻めの際、支城 忍城を舞台にしたお話 以下、上巻の公式のあらすじ -------------------- 戦国期、天下統一を目前に控えた豊臣秀吉は関東の雄・北条家に大軍を投じた。そのなかに支城、武州・忍城があった。周囲を湖で取り囲まれた「浮城」の異名を持つ難攻不落の城である。秀吉方約二万の大軍を指揮した石田三成の軍勢に対して、その数、僅か五百。城代・成田長親は、領民たちに木偶の坊から取った「のぼう様」などと呼ばれても泰然としている御仁。武・智・仁で統率する、従来の武将とはおよそ異なるが、なぜか領民の人心を掌握していた。従来の武将とは異なる新しい英傑像を提示した四十万部突破、本屋大賞二位の戦国エンターテインメント小説! -------------------- 攻め方は武功を立てたい石田三成 加藤清正、福島正則に比べて「武」に劣るというコンプレックスの解消のために空回りする様も描かれている 百姓たちが長親の名を出した途端に仕方ねぇなぁという態度で参戦する展開のところで何故か泣ける 甲斐姫は、そう言えば成田家の娘だったなと思い出した 戦国無双シリーズでは北条氏康にウザ絡みしてる印象があったけど、北条家ではないんだよなぁ 詳細な感想は下巻まで読んでからまとめて

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2024/03/24
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※このレビューにはネタバレを含みます

長親の「それが世の習いと申すなら、このわしは許さん。」という言葉に、普段の長親とのギャップがすごすぎてかっこいいと思った。 弱みを隠さないからこそ人の心を掴めると思う。長親にはその余裕がある。

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2024/03/01

まだまだこれから、というところで話が終わってしまった。 これからが面白くなりそう!! 早く続きを読みたい!

Posted byブクログ

2024/01/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

戦国時代の人間模様、教科書だけの薄っぺらい名前から想像できないものが面白い。 これから何が起こるのか…楽しみしかない下巻。

Posted byブクログ

2023/12/13

主人公はいわゆる有名な戦国武将でなく、舞台はもの凄く著名な合戦でもない。けれどそこに物語を作り人間模様を描く。歴史小説の面白さを凝集した小ストーリー。

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2023/12/09

石田三成の有能だが不人気ぶりの根本にあるのが、描かれてる様な物語 以前映画を少しだけチラ見で見ていたが、野村萬斎とは原作の主人公はイメージが違うと思います 別物と考えるべきなんでしょうね 何故、圧倒的な兵力差なのに降らずに抗戦を挑んだのか史実はどうなのだろうかと興味が湧きましたの...

石田三成の有能だが不人気ぶりの根本にあるのが、描かれてる様な物語 以前映画を少しだけチラ見で見ていたが、野村萬斎とは原作の主人公はイメージが違うと思います 別物と考えるべきなんでしょうね 何故、圧倒的な兵力差なのに降らずに抗戦を挑んだのか史実はどうなのだろうかと興味が湧きましたので下巻を読み終わったら調べてみようと思いました 荒々しい坂東武者の名残が感じられ面白いです

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2023/07/19

「忍」の一字は、ご存知ハートアンダーブレード。 なかなかにきつい心持ちである。 しかしそこに草冠と2本の左払い線を加えると「葱」となる。この文字の中央部は、風を良く通す格子窓のイメージだと言う。 草花や田畑を愛で(もしくはうまい野菜や果物を食べ)、のほほんのほほんと生きようとする...

「忍」の一字は、ご存知ハートアンダーブレード。 なかなかにきつい心持ちである。 しかしそこに草冠と2本の左払い線を加えると「葱」となる。この文字の中央部は、風を良く通す格子窓のイメージだと言う。 草花や田畑を愛で(もしくはうまい野菜や果物を食べ)、のほほんのほほんと生きようとすることで、辛くきつい忍耐の時は、何かしら清々しい良いものへと変わりうるのかもしれない。 この小話、2本の払い線をどう扱うかが決まっていなかったが、のぼう様を知り、「のほほん×2」でも良いかとの思いに至った。 下巻から戦開始とのこと。どうなることやら…楽しみだ。

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2023/07/12

上杉謙信さえも落とせなかった難攻不落の浮城 それが 武蔵 忍城です 天正15年(1588年)に九州平定をなしとげた、秀吉は、天下統一の総仕上げである小田原平定に向かう 天正17年小田原攻めに平行して、北条傘下の支城攻めをおこなっていた そのうちの1つが、忍城です 三献...

上杉謙信さえも落とせなかった難攻不落の浮城 それが 武蔵 忍城です 天正15年(1588年)に九州平定をなしとげた、秀吉は、天下統一の総仕上げである小田原平定に向かう 天正17年小田原攻めに平行して、北条傘下の支城攻めをおこなっていた そのうちの1つが、忍城です 三献茶で知られる小才の石田三成と、坂東武士である、成田長親との知力戦 甲斐姫の大阪城以降の話、東慶寺の伝説などの余韻を残す 西高東低の戦国時代として、関東武士団の面目躍如 関東人として愉快痛快な小説である 目次 上巻 序 1 2 下巻 3 4 終 ISBN:9784094085518 出版社:小学館 判型:文庫 ページ数:224ページ 定価:457円(本体) 発売日:2010年10月11日

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2023/06/21

ここから忍城の戦が始まる。 強きものが弱きものを守らないでどうする。のぼう様は素晴らしい御仁だ。 自分の弱さを認めるのは構わないが、自分の誇りだけは失ってはならない。自分が自分であるために。

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2023/05/01

映画で話題になった本著、映画は見ていないが話題に取り残されないように本で。 上巻は人物や物語の背景説明ばかりで、日本史に疎い私はかなり読みにくかった。 上巻最後にやっと反旗を翻す場面。 下巻に期待。

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