インド 成長ビジネス地図 の商品レビュー

浦田秀次郎,小島眞,日本経済研究センター【編著】

2013/09/16

INDIA Business Maps ―
http://www.nikkeibook.com/book_detail/35441/

2013/02/17

私が担当している仕事の観点からこの本を読みました。
インドに関するベーシックなところを理解することができました。
特に、インド成功のカギは、参考になりました。

【成功のカギ】
①トップダウンによる意思決定
②大きな初期投資
③マーケティングの重要性
④日本的な生産管理と技術移転
⑤現地法人に任せる人事戦略
⑥長期的視野に立つ投資戦略

2011/11/12

小売業については対内直接投資が禁じられている（単一ブランドを扱う業態以外）。
小売業については、インドの人口動態からすると最も成長が見込まれるセクターのひとつであるために、対内直接投資が制限されているんですね。

ユニークなインドの産業構造や個人金融資産の潜在力（50%が預金）、これを背景として、個人金融資産の受け皿として期待されている投資信託なども紹介されている。

2010/11/06

家電では、サムソンの成長が著しい。
ＬＧ，サムソンでケータイシェア25％。ブランド、アフターサービスの充実で韓国企業が成長している。
最大の貿易相手国は中国。
アメリカとの関係も対中国を意識して良好である。世界最大の民主国インドと世界最古の民主国アメリカと言っている。
繊維産業が盛んでGDPの4％を占め、ウォルマート、GAPなどの欧米アパレルは依然からインドで繊維製品を調達している。
インドでは現在全土でIT革命が進行中。
タタのナノカーはラタンタタのPeople's carとして2003年に開発を始めた。インドにはアンタッチャブルが2億人以上いて、これらは大学や公務員などに留保枠が与えられている。
ガンジーでさえもヒンズー教秩序の崩壊による社会混乱を恐れて、カーストを廃止することはできなかった。IT産業の対日輸出も伸び悩んでいる。インドのIT輸出に占める日本の比率は2％程度に過ぎないし、低下しつつある。大きな成功例として新生銀行を除けばほとんどなく、言語からビジネス文化の相違に至る障害がまだある。