ジャパニーズウイスキー の商品レビュー
ジャパニーズウィスキーに焦点をあてた本。ジャパニーズウィスキーの歴史、紹介、サントリーのチーフブレンダー輿水さんと脳科学者茂木健一郎さんの対談などでその魅力を伝えてくれる。 ウィスキーの聖地スコットランドを訪れ、そこで様々なものに触れることで日本のウィスキーづくりを再考する内容...
ジャパニーズウィスキーに焦点をあてた本。ジャパニーズウィスキーの歴史、紹介、サントリーのチーフブレンダー輿水さんと脳科学者茂木健一郎さんの対談などでその魅力を伝えてくれる。 ウィスキーの聖地スコットランドを訪れ、そこで様々なものに触れることで日本のウィスキーづくりを再考する内容も興味深かった。 スコットランドはそこ環境からウィスキーを作るためにある場所と言える。一方の日本はその暑さからウィスキーづくりには適してるとは言えない。それでもジャパニーズウィスキーは世界五大ウィスキーに数えられるまでに評価されている。サントリーの鳥井信治郎、ニッカの竹鶴政孝を源流としたものづくりのスピリット。 クオリアという言葉が茂木さんから語られる。かなり解釈の難しい言葉なのだが、感覚的経験だと勝手に捉えた。この言葉が自分にはしっくりきた。 お酒は感覚的な経験だ。音楽を聴く、映画を見る、本を読む、これらの経験と同じでお酒を飲むことで何を感じることができるかを楽しむものなのだ。 きっと初めての感覚に出逢えると期待をしている。香り、味わい、余韻、そのお酒のバックグラウンド。全てが自分に新しい感覚の経験をもたらしてくれる。 お酒には強くないが、人一倍お酒への興味が強い自分。それは私がお酒だけの持つクオリアの存在を理解しており、それを求めていたのだと思う。
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ウイスキー作りとのその土地の風土がいかに密接に関わり、その独特な味わいがもたらされるのか。茂木さんと輿水さんのインタビューと紀行エッセイから存分に伝わる一冊です。
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最近、ウイスキーにはまっています。 当初は、スコッチだバーボンだアイリッシュだなどと、歴史深さを気取って海外ものを試飲してきましたが、最近 ジャパニーズウイスキーを好むようになりました。 そんなきっかけが、本書でした。 世界のウイスキーライターである土屋守さん、サントリーのチーフ...
最近、ウイスキーにはまっています。 当初は、スコッチだバーボンだアイリッシュだなどと、歴史深さを気取って海外ものを試飲してきましたが、最近 ジャパニーズウイスキーを好むようになりました。 そんなきっかけが、本書でした。 世界のウイスキーライターである土屋守さん、サントリーのチーフブレンダーである輿水さん、脳科学者の茂木さんが著者陣です。 最近は、ニッカのフロム・ザ・バレルとキリンの富士山麓 樽熟原酒にはまっております。
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日本のウイスキーと蒸留所が説明されていて良いです。 日本のウイスキーの歴史の簡単な流れも知れます。
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WhiskyWorldのティスティングようなことは書かれていないので、 すべて飲んでみたいと思わせる内容になっている。 タイトルに偽りなく、日本のウィスキーに特化しており、悪評はないので気持ちよく読めます。
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12月27日読了。脳科学者茂木氏とサントリーのブレンダー輿水氏が日本のウイスキーについて論じつつ、日本とスコットランドの蒸留所を巡る。2010年のハイボールブームを受けて企画された本だろうか?サントリーやニッカが有名な日本のウイスキーは、ビンやパッケージのデザインの印象からか何十...
12月27日読了。脳科学者茂木氏とサントリーのブレンダー輿水氏が日本のウイスキーについて論じつつ、日本とスコットランドの蒸留所を巡る。2010年のハイボールブームを受けて企画された本だろうか?サントリーやニッカが有名な日本のウイスキーは、ビンやパッケージのデザインの印象からか何十年も変わらぬ定番のブランド、というイメージがあるが、その興りから今に至るまで絶えず研究と改革、試行錯誤と品質改善を繰り返して来ているのだなあ・・・どんな業界であっても、旧来の因習にあぐらをかいていては消費者に支持されることはありえない、のか。ウイスキーは、ワインやビールなどの醸造酒に比べると蒸留し・ブレンドするという加工を行う点で人の手をより多く介するが、それでも樽の違い・水の違いなど細かい差が「二度と同じものを作れない」ような風合いの違いを生み出すようで、面白いもんだ・・・。ラフロイグが飲みたい。
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