安売りしない会社はどこで努力しているか? の商品レビュー
「価値の創造」「顧客の創造」「ブランディング」「チームビルディング」のエッセンスをスモールビジネス成功の秘訣として述べてある本。ほとんどの中小企業は利益だけに目が行き見失うことが多い、または実行できていないことが多い。数え切れないほどの企業を取材・指導した著者ならではの説得力のあ...
「価値の創造」「顧客の創造」「ブランディング」「チームビルディング」のエッセンスをスモールビジネス成功の秘訣として述べてある本。ほとんどの中小企業は利益だけに目が行き見失うことが多い、または実行できていないことが多い。数え切れないほどの企業を取材・指導した著者ならではの説得力のある一冊。もちろんクレドの話もでてきます。
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本編は、7つのチャプターから構成されており、「価格」を下げずに「価値」をあげる手法、マーケティングを紹介した一冊です。 Chapter1 「安売り」で起こる10の問題 Chapter2 あなたは「価値」を売っているか? Chapter3 プライシングのセオリーを忘れる Chapt...
本編は、7つのチャプターから構成されており、「価格」を下げずに「価値」をあげる手法、マーケティングを紹介した一冊です。 Chapter1 「安売り」で起こる10の問題 Chapter2 あなたは「価値」を売っているか? Chapter3 プライシングのセオリーを忘れる Chapter4 「スタイル」のある会社になる Chapter5 会社自体のファンを増やす Chapter6 「スタッフ力」こそ会社の底力 Chapter7 「ライフスタイルブランド」構築への挑戦
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値引きをすぐにするのではなく、商品の価値を上げ納得して買ってもらうことが大事だと再確認できた。 上司に似たようなことをアドバイザーされた直後だったのでとてもタイムリーだった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【大きな会社ではできないことを徹底してやる】 決して値段で勝負せず、その代わりにスタッフ力の強化やコストの削減に よって価値を上げていく。 商品を知ってもらう→顧客の不安を解消できる会社は価格とは違う次元で選ばれる可能性が高い。 ブランドの確立 1.テーマを決める 2.ルールを決める 3.うちの会社らしさのリストづくり OKラインろNGラインを引く →細かいところだが、パッケージやチラシのフォントやブログデザイン、ツイッターなどで発信する際の明確なルールの共有、出るメディア・組む会社を選ぶ ホームページのアバウト(会社概要)の充実 会社概要は意外とみられている ↓ どうして私たちは存在しているのかを明確にし、深みを持たせ、ショートストーリーにして発信 ↓ 深みを持たせるためには、顧客との約束が重要 ex. ①タクシー会社の安全宣言 (サービスに満足しなければ、代金をすべてお返し) ②会社にとっての深いい話を共有 (お客様のファン化、信頼) ファンは売った後のフォローで生まれる 業態別、サービス別、価格別、年代別でブランドを作る またいい会社はスタッフが辞めない会社で楽しい雰囲気は お客様に伝わる。 喜びの声を集める為には、まず自分たちの関係する人たちに 先にこちらからの喜びを伝えて共有することで、新たな喜びの声 が頂ける。
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not review ブクログにこれ以外のメモ欄がないので、自身の管理のためのメモ代わりとして当欄を使用。 2011年11月 第一回読了
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「価格」を下げずに、「価値」をあげる。 これが本書のテーマです。 商品の価値は、スタッフが提供するサービスや安心感が重要だという点に共感できました。 また、スタッフ各々が会社のブランドの一端を担っていることを意識して働くことが重要であると感じました。
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近所のスーパーの本屋で何となく手にして、そのまま何となく購入した本日。 著者曰く「小さな会社(お店)」が価格の競争に陥らないようにするために意識すべきことと、その実例が列挙されているという内容。 ざっと軽く一気に読めますが、それなりに参考になりました。
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ブランドコンサルの本。 この本は面白かった。採用の切り口で仕事をしていると、組織や会社の在り方や見え方について思うことが多々ある。 ただ、提言できるまでのレベルにないので、こういうの読んで勉強するのは大事だなーと思った。 よかったので、この著書を他にも読んでみようと思う。
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売れないとすぐに値段を下げる。。。 これだとお店(会社)は疲弊してしまう。 ではどうすれば良いのか? そんなヒントを与えてくれる本です。
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非常に興味を惹かれるタイトルである。 さまざまな業界において、価格競争の波にのまれ、消えていく会社が後を絶たない。小規模の事業者であればなおのこと、既存の産業分野に入りこんで生き残ることは難しい。 本書は、そうした問題点に対し、逆説的提案をする。小さな会社こそブランディングを...
非常に興味を惹かれるタイトルである。 さまざまな業界において、価格競争の波にのまれ、消えていく会社が後を絶たない。小規模の事業者であればなおのこと、既存の産業分野に入りこんで生き残ることは難しい。 本書は、そうした問題点に対し、逆説的提案をする。小さな会社こそブランディングを強く意識し、それに見合うプライシングをするべきである、というのだ。 一言にするとあっけないことであるが、これを実践するにあたっては非常に多くの工夫と努力が必要であり、仕入れなければならない知識も多くなるであろう。本書はその部分について他のビジネス書にあるように難しい用語を並べるのではなく、あくまで平易な言葉を選びながら、ケースを紹介することで解説しようと試みている。この点、他のビジネス書とは一風変わった感覚をうけるところである。 「価格を下げずに価値を上げる」という、本書に貫かれたテーマは、小規模事業者のみが参考にするのではなく、すでに成長した企業においても考え続けなければならない問題である。価格を下げることが業界全体の規模縮小につながってしまう恐れは、どの仕事をしている人間にも感じられるところであろう。 本書は基本的な主張において非常に重要なテーマを取り上げている。しかしやはり情報不足の感が否めないのも事実である。ケースはすべて成功例であり、楽観的な書き方を貫いているため、「思うがままの起業」もアリかもしれない、とつい思ってしまうほどである。企業が進む方向を決める際のリサーチ法についても紹介されれば、さらに充実した情報源となるように思う。とはいえ、皆わかっているようでなかなかどうすればいいかわからない点にスポットを当てた本書の価値は高いことに変わりはない。
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