探偵・日暮旅人の探し物 の商品レビュー
ドラマが面白くて読み始めた。 視覚以外の感覚を持たない、聴覚、味覚、嗅覚、触覚を視ることができるという探偵の日暮旅人、娘の灯衣(てい)、灯衣の通う保育園の保育士の山川陽子の織りなす連作短編集。 ドラマより落ち着いた雰囲気だった。 (図書館)
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ドラマ化をきっかけに読んだ作品。五感をフルに研ぎ澄まし、全て視覚へと変える探偵の日暮旅人が周囲に起こった謎などを解決していく。保育士と、保育園児、旅人との関係は最初は驚く部分もあったが、次第に園児も懐くようになったりと良い変化を感じられる。保育園に起こった日常に潜む謎、それに関す...
ドラマ化をきっかけに読んだ作品。五感をフルに研ぎ澄まし、全て視覚へと変える探偵の日暮旅人が周囲に起こった謎などを解決していく。保育士と、保育園児、旅人との関係は最初は驚く部分もあったが、次第に園児も懐くようになったりと良い変化を感じられる。保育園に起こった日常に潜む謎、それに関するエピソードなどを旅人が視覚へ変える能力を生かし、五感を変化させていき、謎が解けていくのは面白い。旅人の過去を紐解く話は、辛い過去があり、それが今後どのように影響がでるのか、陽子と旅人の関係など気になる。
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風邪で起きられず、こどもの本棚から借りてシリーズを一気に読んだ。軽い読みものとして面白かった。(以下ネタバレあるかもしれません) しかし、長いものに巻かれよ的に大悪を遺して必要悪で済ますのはかなり気に入らなかった。ファンタジーの世界くらい勧善懲悪でも罰は当たらないんじゃなか...
風邪で起きられず、こどもの本棚から借りてシリーズを一気に読んだ。軽い読みものとして面白かった。(以下ネタバレあるかもしれません) しかし、長いものに巻かれよ的に大悪を遺して必要悪で済ますのはかなり気に入らなかった。ファンタジーの世界くらい勧善懲悪でも罰は当たらないんじゃなかろうか〜?まぁ、ここにメスを入れたら紙数倍増どころじゃないだろうから仕方ないかもしれない。ところどころ説明臭い描写は繰り返しも多くて読み飛ばした。あとは、「人間との関わりが苦手」な人が多すぎじゃないかいな…?メインの読者層なんだろうか…小さなこどものはずのテイちゃんは五歳の割には語彙が豊富すぎかつ論理的過ぎて全くリアル感無いし… でもまあ、悲運なイケメンと可愛くて元気なヒロインと、いろいろな濃いキャラクター達が出てくる面白い話でしたので一気に読めました。
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ドラマを見てから読了。特殊な設定の背景はあまり描かれていないが、心暖まる話。ドラマの最初の部分同様、ここからダークな世界が広がってるとは想像つかなかった
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連続ドラマ化にあたり。 視覚以外五感が無い説明がドラマよりもわかりやすい。小説は文字(視覚)だから当然かな。
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何年か前に単発ドラマやっていたなぁ…と思い、手に取ってみた。 小説が原作だったのね。 ドラマではシンケンレッドが旅人役。 濱ちゃんがユキジ、陽子先生が多部ちゃん、先輩が木南晴夏。 すでにたまらんキャスティング。 ちょうど、しゃばげの2巻もおいてなかったしで、手に取ったのは幸運でした。 どうも、今期は連ドラやるみたいだし。 映像→マンガ(アニメ)→原作で見るとダメージが少ないわけで、マンガは読んでないけど、いい流れでした。 原作ファンはうるさいからねぇ。 旅人が視力以外の感覚を取り戻すことができるのか? ちょっとドロロ的(我々世代だと魍魎戦記MADARA)な方向と風変わりな探偵ものが同居すると面白いかも? このままシリーズ読むこと決定! ちなみに2016年末から読み始めて、2017年1月1日、開けてすぐに読破した。
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2016/12/7 思わせぶりな終わり方 そう、すごく思わせぶりっていう言葉がぴったりの本。 まだ第1作目だからね。そんなもんだね。 音楽が色で見える人がいるって言うことは聞いたことがあってちょっと羨ましく思った記憶があるけど、旅人みたいに視覚以外の感覚が無いのは困る。 触覚が無い人っているのかな? 無痛症とか?
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主人公の持つ状況は特殊だけど、最初は癒し系の短編連作かと思いきや旅人には暗い過去があるようでラストに復讐という物騒なワードが出てきて驚いた。ゆったりしただけの人物ではなさそうで、次巻以降そちらのストーリーも楽しみ。
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その人には、《視える》のだ。 視覚以外の五感がない、日暮旅人。彼が捜しているものは一体。ほのぼの系かと思いきや、なんか深刻な事情抱えていますか? 陽子先生のキャラはありきたりと言えばありきたりなんだけど、こういうちょっとウザイ系は意外と救いになるとも。「たぁ君」に気付くのがクラ...
その人には、《視える》のだ。 視覚以外の五感がない、日暮旅人。彼が捜しているものは一体。ほのぼの系かと思いきや、なんか深刻な事情抱えていますか? 陽子先生のキャラはありきたりと言えばありきたりなんだけど、こういうちょっとウザイ系は意外と救いになるとも。「たぁ君」に気付くのがクライマックスかな。
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これまた考えごとをしながら読んだんやけど(もう、読書していいの)、読みやすい上遠野浩平氏って感じ? 読んでてひやりとした恐怖感がない松岡圭祐氏って感じ? (そのたとえもどうか) スイマセン テイストは想像していたのと全然違う重さやったけれども、会話の端々にユーモアがあって面白い。 各章は「了」なのに、最後だけは「つづく」なので、この本は全体のプロローグやったんやなあ。 とりあえず、これだけでは好みかそうでないかすらわからないので、続きをリクエストしてみます。 旅人の目についてとか、テイちゃんとの関係とか、最後に出てきた増子さんだとか、 いかにも謎 な、部分をシリーズ通してちゃんと全部クリアしてほしいな。 (2015.05.23)
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