1,800円以上の注文で送料無料

幻の白い犬を見た の商品レビュー

0

1件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2010/01/20

09002 死んでしまったから、というわけじゃないが 十代でハマった西村寿行を最近またポツリポツリと読んでる。 『まぼろしの白い犬を見た』はたしか初期の短編集。 うーん、どの話もなんだか破綻してる気がしないでもないが それも含めて型破りなパワーを感じてしまう。 首根っ...

09002 死んでしまったから、というわけじゃないが 十代でハマった西村寿行を最近またポツリポツリと読んでる。 『まぼろしの白い犬を見た』はたしか初期の短編集。 うーん、どの話もなんだか破綻してる気がしないでもないが それも含めて型破りなパワーを感じてしまう。 首根っこをつかまれて振り回されてるような・・・ 同工異曲のバイオレンスをこれでもかと繰り返しながら 西村寿行が本当に描こうとしたかったのは 愛なんて暴力や権力の前ではた易く屈してしまうという 徹底した男女間への不信、魂の荒野だったのではないだろうか。 十代の頃からこんな本ばっか読んでたから 女性不信になってしまったのかなー(笑)。 (未発表)

Posted byブクログ