監察医が書いた死体の教科書 の商品レビュー
2万体以上の検死を行ってきた著者による、死体の謎を解く方法が記されている1冊。 インパクトのあるタイトルだが中身は非常に読みやすい。グロテスクな描写等はなく、淡々と理解できる。今後はミステリーや事件を読む際にまた視点が変わってくるだろう。立ったまま死んだ白ひげは電撃製死体硬直だっ...
2万体以上の検死を行ってきた著者による、死体の謎を解く方法が記されている1冊。 インパクトのあるタイトルだが中身は非常に読みやすい。グロテスクな描写等はなく、淡々と理解できる。今後はミステリーや事件を読む際にまた視点が変わってくるだろう。立ったまま死んだ白ひげは電撃製死体硬直だったのね、などということも分かった笑
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特殊な死の事例というか……珍しいケースが取り上げられており、ワイドショーやサスペンスのような感覚で読めます。 また専門の人には常識だけど知らなかった豆知識のようなものも知ることができ、スッと読みきれます。
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[作品] 2010年。朝日新聞出版。 元東京都監察医務医院院長 ベストセラー「死体は語る」著者 上野正彦 [感想] 本書は東京で30年間監察医を勤めた著者が語る、検死における「8何の原則」 1.いつ(時間) 2.どこで(場所) 3.誰が(犯人) 4.誰と(共犯) 5.何ゆ...
[作品] 2010年。朝日新聞出版。 元東京都監察医務医院院長 ベストセラー「死体は語る」著者 上野正彦 [感想] 本書は東京で30年間監察医を勤めた著者が語る、検死における「8何の原則」 1.いつ(時間) 2.どこで(場所) 3.誰が(犯人) 4.誰と(共犯) 5.何ゆえ(動機) 6.誰にたいして(被害者) 7.いかにして(方法) 8.いかにした(結果) を、具体的な検死例を挙げながら一章ごとに解説する著書である。本書で書かれている病死でない場合の人の死に存在する背景は、不謹慎ではあるのだがやはりとても刺激的で面白く感じた。 弁慶の立往生に存在する科学的理由、バラバラ殺人の犯人には実は女性が多い、事故死と病死によって生じる保険金問題、そして検死のプロである著者自身がその犯人像を全く予想することができなかった酒鬼薔薇事件の話など、どれも興味深く楽しんで読むことができた。 推理小説やミステリーなどが好きな人は気に入る一冊かもしれない。しかし、往来で本書を読んだり、人を選ばず「この本が面白い!」と吹聴していると犯罪者予備軍扱いされかねないので注意が必要。
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死体を見分する時の8何の原則を 実例を交えながら、説明しているという…… 著者曰く集大成の本とのことだが うーむ、基本の基本ということで、それだけ。
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土曜ワイド劇場の裏側を読んでいるようなそんな感じ。 リアルで監察医の執筆したものを読むのは面白かった。
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いつ(時間) どこで(場所) 誰が(犯人) 誰と(共犯) 何ゆえに(動機) 誰に対して(被害者) いかにして(方法)いかにした(結果) 「8何の原則」
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