1,800円以上の注文で送料無料

ハブテトル ハブテトラン の商品レビュー

3.9

40件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    22

  3. 3つ

    8

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2012/07/28

自転車のことが少しだけ書いてあったが、それは付け足しのような要素で、少年の成長をディープな備後弁(広島弁?)で綴った小説。広島弁を話す自分が少し誇らしく思えた。しまなみ海道にも一度自転車で走りに行きたい。

Posted byブクログ

2012/06/19

小5のダイスケが東京の学校に通えなくなって、2学期の間、祖父母の家から広島の学校へ通う事に。楽しい生活の中で、東京での学校の問題も乗り越えられるのではないか、と思えるように成長する。 学級委員の重荷、という設定はウチの子供達には全く被らないけど、読書感想文に是非!という作品。

Posted byブクログ

2012/04/30

謳い文句が「直木賞作家唯一の児童文学」だが、決して子供向けではない。大人が十分楽しめる。確かに子供にも読ませてもよい本。

Posted byブクログ

2012/02/24

広島県福山市を舞台にした物語です。 このタイトルは方言なんだとか。 人間って、 ちょっとした楽しみがあれば、 結構頑張れちゃうもんなんだなぁと思うし、 かと言って、頑張り過ぎなくてもいいんだなぁと思いました。 途中で、 『ああ、やっぱり小説だなぁ』という展開はあるものの、 ...

広島県福山市を舞台にした物語です。 このタイトルは方言なんだとか。 人間って、 ちょっとした楽しみがあれば、 結構頑張れちゃうもんなんだなぁと思うし、 かと言って、頑張り過ぎなくてもいいんだなぁと思いました。 途中で、 『ああ、やっぱり小説だなぁ』という展開はあるものの、 読後は何だかすっきりしました。 個人的には主人公のおじいさんが素敵だと思います。 あとハセガワさんも。

Posted byブクログ

2012/02/11

小5の大輔が2学期だけおじいちゃん、おばあちゃんの住む広島の福山市の小学校で過ごす物語。 こういう本は、児童書だけど 大人が好きな感じ。 子どもが読むより、大人が読んだほうがイイと思う。 すてきなお話でした。 中島さんって色んな書き方ができる人なんだなあ。 ますます好きになっ...

小5の大輔が2学期だけおじいちゃん、おばあちゃんの住む広島の福山市の小学校で過ごす物語。 こういう本は、児童書だけど 大人が好きな感じ。 子どもが読むより、大人が読んだほうがイイと思う。 すてきなお話でした。 中島さんって色んな書き方ができる人なんだなあ。 ますます好きになっちゃう。

Posted byブクログ

2012/02/04

可愛いお話でした。 トントンと読めて良かったです。 最初からちょっと大人びた少年だとは感じだけれど、 最後になるにつれて、少しずつ子供と大人の調和ができて行っているように感じました。 彼が大切なものを学んだように、私も大切なものを学べた気がします。

Posted byブクログ

2011/08/01

 とある理由で登校拒否になった小5の大輔は、母の故郷・広島県松永に転校することになります。穏やかな瀬戸内海の町と人に出会い、元気を取り戻した大輔だったが、とある思いがわきあがってきて……。  直木賞作家である著者が、「私を育ててくれた幾多の少年少女小説に、恩返しをするつもりで書...

 とある理由で登校拒否になった小5の大輔は、母の故郷・広島県松永に転校することになります。穏やかな瀬戸内海の町と人に出会い、元気を取り戻した大輔だったが、とある思いがわきあがってきて……。  直木賞作家である著者が、「私を育ててくれた幾多の少年少女小説に、恩返しをするつもりで書きました」との思いをこめて語っている本作。繊細な少年が受けたこころの痛みと、その成長をユーモラスに描きだした傑作です。タイトルの「ハブテトル」とは備後弁で「すねている、むくれている」の意味。「ハブテトラン」はその否定形。

Posted byブクログ

2011/07/07

感想はブログでどうぞ http://takotakora.at.webry.info/201105/article_9.html

Posted byブクログ

2011/06/18

ずいぶん前に単行本の感想をどこかで見て、「おもしろいかなぁ」と思っていた本。 東京の学校に疲れて、2学期にあたる数ヶ月を広島で過ごした少年の成長期である。 多彩な登場人物に加え、イマドキの少年の心のみずみずしさがリアルに捉えられていて、とてもおもしろかった。 中島さんという人は...

ずいぶん前に単行本の感想をどこかで見て、「おもしろいかなぁ」と思っていた本。 東京の学校に疲れて、2学期にあたる数ヶ月を広島で過ごした少年の成長期である。 多彩な登場人物に加え、イマドキの少年の心のみずみずしさがリアルに捉えられていて、とてもおもしろかった。 中島さんという人は言語感覚に長けている人なのだと思う。まるで話している声が聞こえてきそうな生き生きとした備後弁。また、いわゆるオトナ語をカタカナとして表記することで、なるほど少年の耳にはまるで外国語のように聞こえるんだなというのがすんなりと実感できる感じがする。 風を切る自転車の疾走感もよい。 ハセガワさんの描写がすばらしい。 「でゃーすけ」の今後をそっと応援したい。

Posted byブクログ

2011/06/13

まさしく備後。 備後生まれの私です。 母が勧めてきて、自店に在庫あったので 速攻買いました。 おもしろかった~~~。 おじいちゃん・おばあちゃんの喋り言葉のところなんか 文字にすると???て感じですが あえて音読すると、しっくりww 中々、若い人は使わんじゃろwて言葉もある...

まさしく備後。 備後生まれの私です。 母が勧めてきて、自店に在庫あったので 速攻買いました。 おもしろかった~~~。 おじいちゃん・おばあちゃんの喋り言葉のところなんか 文字にすると???て感じですが あえて音読すると、しっくりww 中々、若い人は使わんじゃろwて言葉もあるけど お年寄りは使ってますよね。 実家帰った時とか、おばあちゃんがポロッと言った方言に おおおおwwwてなったり、するあのかんじ。 あのかんじが そのままに!!(笑) 出来れば平積みで売りたいところですが・・大阪では無理かなあ。

Posted byブクログ